私は田母神閣下の東京都知事実現を応援します。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 田母神閣下が昨日記者会見を開かれ、正式に東京都知事選に立候補を表明されました。

 私は全面的に田母神閣下の都知事就任を支援したいと思っています。よってここから書く文章は田母神氏擁護の文章になります。

 田母神閣下の存在を始めてテレビで知ったのは、2008年に自衛隊のイラク派遣が違憲だという判決が名古屋高裁で下された時に、当時の航空幕僚長だった田母神閣下にインタビューされた時でした。

 違憲判決が出たがどう思われますか?との問いに閣下は、ひょうひょうとした表情で、「そんなの関係ない」とやったのです。

 当時は、小島よしおが全盛期で「そんなの関係ない」というフレーズがはやっていましたが、それをもじって発言されたのです。

 自衛官それも将官にこういう面白い人がいるのかと思っていたのですが、その記憶も冷めやらぬうちに、アパホテルの第一回懸賞論文の最優秀賞に「日本だけが侵略戦争をしたのではない」ということを書いて突如更迭されました。

 当時の総理大臣は麻生太郎氏。

 これにより、自民党は保守派の支持を一気に失い、その後の総選挙で民主党に政権を明け渡すきっかけになりました。

 歴史に「IF」はつきものですが、もしあの時に麻生総理が田母神閣下を擁護していれば、民主党政権の誕生は防げたのではないでしょうか?

 しかし、それは安倍総理の再登板の可能性を否定することになるので、あれでよかったのでしょうか。

 歴史とは本当に面白いものです。

 その寸前まで防衛庁長官そして防衛大臣として田母神閣下の上司として補佐を受けていた人が、現在の自民党の幹事長の石破茂です。

 この人は、田母神論文事件の際に自分の保身を第一に考え、後ろからバッサリと田母神閣下を切り捨てた人です。

 男の顔は履歴書という名言がありますが、この人の顔はいつ見ても気持ち悪いと思うのは私だけでしょうか?

 当時、田母神論文を批判する人は巷にもいっぱいいましたが、その論文を読んだのかと聞くと、ほとんどの人が読んでおらず、ただマスコミに踊らされていただけでした。

 私はその時から田母神論文を使って講演や勉強会を開いたりして、これのどこがおかしいかということをみんなに問うてきました。

 至極当たり前のことであり、国防の重任に就く航空幕僚長ふさわしい文章です。ぜひ、今はネットですぐに読めますから、読んでみてください。

 ただ、2008年はそれがまだタブーだった時期なのです。

 しかし、更迭後田母神閣下は圧倒的な保守層の支持を受け、全国各地に講演して行脚されてきました。

 そして歯に衣着せぬざっくばらんな発言で人気を博し、民主党の売国的政策と相まって、日本人がだんだん目覚める起爆剤となったのです。

 そういうなか、田母神閣下の防衛大学の一年後輩で福岡郷友連盟の現事務局長の稲葉氏にご紹介を受けて、宗像大社沖ノ島への特別参拝をご案内するご縁をいただき、それ以来懇意にしていただいております。

 先の参議院選挙では、田母神閣下にアパの懸賞論文を紹介し、閣下更迭後、冷や飯を食い続けた後に退官し、維新から出馬した石井よしあき候補の選挙応援の要請を受け、たくさんの福岡の同志を結集し支援しましたが、惜しくも落選。

 14日に福岡に講演に来られると聞いたので、その時の支援者へのお礼参りをしましょうと話していた矢先に、立候補の意思をお聞きし、急きょ激励会を昼間開くことにしています。

 閣下が自分で言われるようにマスコミからは危険人物のように思われていますが、日本を愛し、郷土を愛し、平和を愛する高潔の士です。

 閣下が投じた一石は日本全国にくすぶっていたなんかおかしいという日本人としての違和感を持つ人たちを覚醒させました。

 しかし、その反動で自民党の評判は地に落ち下野したのです。
 
 その時の衆議院選挙後に自民党の金庫にあったのは借金の証書だけだった言われます。

 その額は、惨敗し解党も視野に入れざるを得なかった額ともいわれています。

 その現状を見て、すたこらサッサと逃げ出したねずみがいます。

 それが、舛添要一です。

 だから、彼は自民党を除名処分になりました。

 自分がお世話になった組織の一番苦しいときに、逃げ出した卑怯者だと私は思っています。

 加藤の乱で加藤紘一を泣いて止めた谷垣氏が自民党の総裁に就き、火中の栗を拾いました。

 誰もあの時は、自民党の敗戦の後始末をしようとしなかった時です。

 谷垣氏のリベラルな考え方は好きではありませんが、その漢気は評価しています。

 一番大変な時に、一番苦しい役を引き受けることはなかなかできることではありません。

 当時自民党で最も人気が高い一人だった舛添氏はそういう時に自民党を捨てたのです。

 それを安倍総理も評価しているのではないでしょうか、法務大臣としてきちんとその功に報いています。

 彼を都知事候補に推す勢力が自民党にあるようですが、もしそんなことになったら、せっかくの安倍自民党の人気は地に落ちるでしょう。

 そんな節操のない人たちの集まりだと思われることにより、以前国民が見捨てた自民党の体質が残っていると思われるのです。

 私は安倍総理も支持しています。だから、このようなことで躓いてほしくないと思っています。

 昨日のテレビ朝日だったと思いますが、田母神候補の助っ人の石原慎太郎議員を紹介するときに、「暴走老人の石原氏が応援に駆け付け」とやりました。
 
 ああ、始まったと思っています。

 さりげない言葉を付け加えて、ネガティブキャンペーンをしはじめています。

 そして菅直人や福島瑞穂そして山本太郎が推す、左巻きの権化と言われる日弁連の宇都宮氏を東京都知事にしようとしているのでしょうか?

 日弁連は1996年にわざわざ国連の人権委員会に慰安婦問題は性奴隷だと嘘を言いあげ、当時の国連大使だった小和田氏が何の抗議もせずに「慰安婦=性奴隷」を定着させた団体です。

 このような日本人が悪いという自虐史観の勢力対日本はいい国だと言って航空幕僚長だけでなく、次の統合幕僚長に内定していたにもかかわらず更迭された田母神閣下の戦いだと思います。

 もし、舛添要一が出馬宣言すれば、地元の北九州から、彼の醜聞がどんどん出てくるでしょう。

 私はお世話になった組織の一大事に逃げ出すような人間に日本の顔というべき首都の知事をしてほしくありません。

 日本人が悪いと思いこんでいる人たちから絶大な支援を受けるような人にもなってほしくありません。
 
 皇室を尊崇し、英霊に感謝し、日本と日本人のために命を張って国防の任に長年あたってこられ、航空自衛隊のトップとして、組織運営に長けた田母神俊雄都知事候補に勝っていただきたいと思っております。

 そしてもし直下型の地震が起こった時に迅速に動けるような体制を構築できるのは、長年安全保障をやってきた田母神候補しかいません。

 組織の長を経験しない人間がカナダやノルウェーの国家予算に匹敵する東京都の運営ができるとお思いでしょうか。

 皆さんよろしく応援お願いします。