次々に出てくる安倍カラー、守るのは私たちだ! | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 安倍新政権の支持率が出ました。「思ったよりも低い」、「右傾化の警戒感が出ている」とかの論調が出てきていますが、まだなんにもしていない内閣の支持率を調べて何の役に立つのでしょう?

 3年3ヶ月前の鳩山内閣の当初の支持率を見れば、その無意味さがよくわかると思いませんか。

 今日は茂木大臣が安全確認ができた原発は順次再稼働させるという発言をしていました。民主党政権が一年半以上もかかってぐずぐずしてきたことをたった数日で決めてしまった安倍内閣はやはり期待できますね。

 すると、活断層がどうのこうの言う人達がいますが、活断層の定義は専門家のあいだでも別れ、この基準も10万年とか、40万年とか気の遠くなるような話で、今日明日の話ではありません。

 空が落ちてくるかもしれないという「杞憂」そのものではありませんか。大地震が起きたらどうするの?という人がいますが、その時は潔く死ぬと私は答えるようにしています。死生観の問題ですが、この世に必要なら生き残り、不要なら死ぬだけです。何の迷いがあるのでしょう。

 この世で怖いのは放射能だけですか?地震だけですか?

 命さえあれば、それでいいのでしょうか?

 私は日本人の誇りを持って生き、日本人の誇りとともに死にたいと思っています。そのためには、日本の国民として自分が何をすべきかを考えて、すこしでも貢献できることをどんなに小さくてもしようと考えております。微量な放射線があるから怖くて何も食べられないという人が、CHINAで作った食品を食べるほうがもっと危険ではないですか?でも、それも考えすぎると何もできなくなりませんか?

 日本国の良さは、お互いが信じて生きることのできる国だと思っています。

 国民一人ひとりが自分に与えられた役割を果たしながら、国家のためにというよりもみんなのために働く国民です。よく「働く」は「傍を楽にする」と言われますが、お互いが助け合って信じ合って生きてきました。

 国民が政府をこれだけ信じている国は少ないのではないでしょうか。それをずたずたにしようとしたのが民主党ですが、まだ根強く信用は残っていると思います。

 以前公務員の犯罪が少ない国はというクイズの答えがイタリアでした。えっ?と思ったのは私だけではありませんでした。それは、イタリアは公務員を信じておらず、犯罪するのが当たり前だから、それをチェックする機能が充実しているからだそうです。
 
 日本は、公務員を信じているために、たまに不祥事が起きるとびっくりします。

 民主党は官僚叩きを党是のように行ってきましたが、日本ほど有能な官僚機構をきちんと使いこなしてこその政治家であると思います。だから素人が大臣になってはいけないのです。きちんとその分野に精通した人が日本国のことを熟慮して判断するのが政治の役割であり、あとはそれがきちんと行われているのかチェックするのが政治家です。それをどちらもできなかったのが民主党政権でした。

 それを今回の安倍政権はそのあたりまえのこをしようとしているだけですが、なにかとても新鮮に映ります。

 もし、大飯原発を再稼働していなかったら、今頃関西電力も経営が悪化していたでしょう。九州電力の新卒の採用は半分です。200人の若者の雇用が失われました。東電も新卒の採用がほとんどなく、ここでも若者の雇用機会が奪われたのです。民主党の無策のために、過度な円高になり、大手の会社の業績が悪化し、ここでも雇用が失われました。

 ここで電気料金が上がって電気を大量に使う工場のコストが跳ね上がるとまた雇用が悪くなり、購買力が落ちて、景気がさらに下降すのは目に見えています。それを安倍新政権は防ごうとしています。

 それは選挙で選ばれた、つまり民意によって政権を委ねられた政権のみが持つ権限です。デモでわあわあ言う人にその権限はなく、それは現行ルールで行われた選挙によってはっきりと民意が示されました。

 反原発の人たちの民意を汲み取ろうとした日本未来の党は、政党ではなく、政治団体になりました。もし、本当に日本国民の民意が再稼働も容認しないものであったら、もっと反原発を訴えた党が議席をとっていたでしょう。それがないということは、民意ではないのです。

 再稼働を速やかに行い、日本経済を立て直すことが喫緊の課題なのですが、自民党に参院に勝利させまいとする勢力は徹底的に妨害するでしょう。それは日本国民の幸福よりも、自分たちの都合が優先することを表します。

 安倍総理は竹島の日を国の行事にすることを見送り、一部の気の早い保守層から批判が出ましたが、進藤大臣と稲田大臣の起用によって明確なメッセージを韓国に送りつけています。彼らふたりは韓国の入国を拒否された国会議員だからです。

 直球で揺さぶりをかけるよりも、もっと有効な変化球でしょう。大臣の任命に文句をいう外国政府は国際政治の慣例をないがしろにするからです。

 竹島の日を国の行事化すれば、韓国はまたヒステリックに叫ぶでしょう。でも、二大臣の任命については一切言えないのです。どちらが有効でしょう。見事な配慮だと思いませんか?

 苦労人の下村文科相は朝鮮学校の無料化を見送りました。この人は9歳の時に親を亡くし、二人の兄弟のために中学を卒業したら働こうとしていた時に、第一回あしなが育英会の奨学金で高校、大学と勉強することができ、今回念願の文部科学省大臣として初入閣を果たした人物です。

 公的な補助がどれだけ困っている人を助け、その人の人生を応援するかを誰よりも知っている人の判断はすばらしいものになるでしょう。

 チベット人の友人が日本人の子供たちを見ると腹が立つと言っていました。それは、自分たちがどれだけ恵まれているかを知ら無さ過ぎるからだということです。チベットのチベット人は学校でチベット語では学べないのです。それは、CHINAから侵略されて、文化・習慣・宗教を奪われているからです。もちろんそこには言語も入ります。

 私たちが喋っている言葉は国語といいます。つまり日本国の文化・伝統・歴史が入っている言語です。その国語が奪われている国の人から見れば、学級が崩壊し、何のために勉強しているのかわからない生徒を見れば当たり前の感情でしょう。

 すぐには、改善できないと思いますが、日教組を叩き潰して教育の正常化の端緒を開いていただけるものと期待しています。

 そこで、はやくも民主党がおこなった高校無料化に所得制限をつけるなど、援助のいらない人までのバラマキに歯止めをかけようとしています。至極真っ当な政策だと思いませんか。

 子供は親が家庭で育てるものであり、子どもは社会で育てる思想とは大きな違いなのです。

 当然、あのくだらない村山談話や河野談話、教科書の近隣諸国条項などの撤廃も次々にしてくれるでしょう。普通の日本人としてはとても期待しているのですが、それをよく思わない勢力もいるのも事実です。

 日本人が「私は日本を愛しています、愛国者です」と言いにくい日本がおかしいのです。まあ、私の周りには日本が大好きだという人ばかりですが、まだまだ一般社会では、国旗国歌に対しての根拠のないアレルギーを持つ人もたくさんいるのも事実です。

 それを安倍政権が正常化しやすくするためにも、どんなに炎上しようともこのブログを書き続けていこうと思っております。