このブログで前に書いていた通り、未来の党の分党が決まったようです。
未来の党に比例で投票した人の数は、何と340万票。今回の選挙で無効票が240万票でしたから、これよりも100万票も多い数の票が無効票がでたことになります・
比例で未来の党に入れた方々は、卒原発に賛成して未来の党に入れた方が大半かと思います。なかには、小沢シンパもいらっしゃるでしょう。
でも、未来の党の衆議院選での獲得議席数は、たった９。そのうち選挙区で当選したのが小沢氏と亀井氏だけ。あとの７議席は比例の340万票で当選した方々です。
選挙直前にくっつき、選挙後に分かれるなんて、選挙区で勝ち上がった人はいいですが、それ以外の人は潔く辞職すべきではないでしょうか。
もし、それらの人が未来の党でなかったら当選できなかったかもしれないのです。現に選挙区では敗れているではありませんか。比例区はその候補者を信頼して入れるのではなく、党の政策を応援するために投票するのです。にもかかわらず、選挙戦の余韻も終わらずに分党するのはあまりにも節操がないと言えるでしょう。
ただ、先にも書きましたが、このブログでは日本未来の党に投票するとすぐに無効票になると書いていました。その通りになったでしょう。それは、選挙の前からわかっていることなのです。
小沢氏は、選挙区で勝てる候補者は少ないと読み、それでは比例区で議席を確保すればいい、でも、国民の生活が第一なんて絵空事では選挙に勝てない。どうせ絵空事なら、もっと非現実な卒原発を掲げる嘉田知事に合流したほうが印象が良いと思っただけです。
結局選挙のためだけの人なのです、小沢一郎という人は。
嘉田代表が小沢氏と話をしたくてもこの二三日、話ができていないと言っていますが、今時携帯電話も通じない場所が日本にあるのでしょうか？
嘉田代表が小沢氏と連絡取れないのは、小沢氏が嘉田知事を必要としなくなったからです。
それは、政治の世界でよくあることですが、でも、選挙で340万人の人を巻き込んでいいのでしょうか。
今回の選挙で無効票が240万票と言われています。さらに、選挙区の投票数と比例の投票数の差が1000万票ほどあるのですが、これは個人の名前は書いたけれど、比例に書く党名がなかったと思った票でしょう。
どこかのブログで、この票が未来の党に行っていたら、50議席になったはずで、それを阻止するために未来の党の用紙をどこかに隠したという馬鹿なことを書く人もいますが、こう書く人は捏造された南京事件の犠牲者が３０万人だったという人と同じでしょう。
ありもしない数字を、妄想のまま公言し、みんなが信じるまで大きな声で言い続ける。
まあ、日本は言論の自由の国だから言うことは自由ですが、でも、もし入ったとしても分党したらその票は何のために入れたことになるのでしょうか？
さらに、１０００万票を各選管でどうやって隠したり、破棄したりするのでしょう。
安倍新政権の顔ぶれを見ると、なんとなく頼りがいがあるように見えるのは私だけでしょうか。その頼りがいはどこから来るのかと考えれば、きちんと専門知識を持った政治家が、日本の優秀な官僚を使いこなし、調和することで私たちの生活がよくなるのではないかという期待が込められているのではないでしょうか。
自分が所属する組織が素晴らしければ素晴らしいほど、自分の所属に誇りが持てます。誇りが持てるとその組織の一員であることに感謝の気持ちが生まれます。感謝で満ちあふれた組織ほど、楽しく愉快でそして美しいものです。
それが国ならばなおさらです。それが戦前の日本人でした。でも、戦後の歪められた教育によりそれがだんだんと失われつつあった時に、安倍晋三という男に普通ならありえない二度目の総理大臣を日本人は託したのです。
自分でも言われていました。あのような辞め方をしたの自分に国民が政権を託して頂いたと。死ぬ気で安倍さんはやらねば国民の付託に応えられないでしょう。どんなことにも耐えて頑張ってください。
もし、我々日本人がもう一度その誇りを取り戻せば、日本は、そして世界は大きく変わります。それが一番嫌なのがCHINAと朝鮮半島でしょう。CHINAは自分の覇権が成就できないから。朝鮮半島は今まで自国民に訴えてきたことが嘘だとバレるからです。
不思議なことに日本人の中にそれを阻止しようとした勢力がいました。それが旧社会党であり、現民主党です。もちろん共産党も入りますし、未来とその分派も入るでしょう。
民意は安倍総理大臣に日本の舵取りを任せたのです。無効票が多いというのが、国民の批判票だということは理解できます。でも、未来の党の３４０万票は「詐欺」ではないですか？
私は彼らを許せません、きっと滋賀県民も許せない人が多いのではないでしょうか。自分の故郷の知事が詐欺まがいのことをしたということに対し、滋賀県民の民度が問われています。
戦前も、政党政治が党利党略だけに走って国民が政治を信じられなくなったから、不幸な戦争に巻き込まれたのも一因だと思っています。小沢や嘉田は政党政治の信憑性を崩しているようにしか思えません。だから許せないのです。政治への信頼を崩せば崩すほど日本はガタガタになっていくからです。その証拠は、民主党政権の３年３ヶ月でした。
私たちは自分たちが選んだ代表を信じるしかありません。それが民意であり、それに従うのが国民の義務だと思います。