昨日の人権擁護委員の欠落条項削除の法案の件ですが、ちょっと先走りしすぎたようです。
これは、人権救済法案が成立すると、人権擁護委員が国家公務員扱いになるために、国家公務員法の適用をうけることになり、重複を避けるためにここを削除するということだそうです。
お騒がせしました。すみませんでした。
法律って本当に難しいですね。
でも、この法案がちょこっと文言を変え、単独で提出され、知らぬ間に成立しても大丈夫なのかとちょっと不安は拭えません。
法案の提出する際に、たくさんの法案と一緒に出され、国会議員も自分の関心のある法案だけしか見ないことが多いそうです。全部の法案に目を通す議員は、弁護士出身者とか法律にとても精通している人に限られると聞いています。
よく官僚の作文にごまかされると言いますが、長い文章を全部読むことはなく、本筋だけを捉える習慣のある人間はすぐにごまかされるようです。でも、法案を一言一句読む人はよほど暇な人でしょう。
バリバリの議員はそんな時間はないと思います。そのために秘書がいるのですが、どれだけ政策秘書や秘書官の中で毎日膨大な量の法案を読めるかどうか不透明です。
特に民主党から三年前に急に政治家になった人は、秘書や職員が足りずに旧社会党の秘書や職員を連れてきたために、ピンクの法案草稿が出てきた時には真っ赤になっていることも往々にしてあるそうです。
これらはある新聞社の政治部長をされた方から直接お聞きした内容であり、ただの噂話ではありません。
とにかく、昨日の私のブログの記事は不正確情報でした。真摯にお詫びします。
ただ、この「人権」と名のつく法案に関しては今後も要注意だということは何も変わっていませんから、今後ともよろしくお願いします。