沖縄問題を沖縄県人手登根さんが語る! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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沖縄県人の手登根 安則さんのフェイスブックからの転載です。

>>>引用はじめ

 2日午前1時ごろ、読谷村古堅の居酒屋の入る建物3階の住宅に、米兵とみられる男が侵入し、室内で就寝していた中学2年の男子(13)を殴るなどした事件が発生したニュースが、全国的に大きく報道されています。

犯罪を犯すことは許されることではありません。

でも、同じ日に、密入国した中国人が日本人を刺し殺そうとした事件は、ほとんど報道されていないのです。

なぜ、米兵、というだけでここまで大きく取り上げられるのか?
...
 シナ人や朝鮮人が犯罪を起こしても、見て見ぬフリをし、報道されることもないのに、米兵という個人が起こした事件だけは、まるで全ての米軍に問題があるかのように報道されています。

 沖縄には数多くの米軍人が駐留し、私たちと同じように生活しています。
そのほとんどが、善良で愉快でFUNKYな連中であり、問題を起こす者は一部にしか過ぎません。
なのに、米軍に所属している全ての者、そしてその関係者をまるで、犯罪者のように仕立て上げようとするいまの報道、そして政治家の浅はかな行動に、心から危惧を覚えます。

 今回の犯罪で怒っている県民の皆さんに問いたい。
本土で沖縄県人が婦女暴行や殺人を犯し、本土の皆さんから
「沖縄の連中って、平気で犯罪起こすから付き合わないほうがいい、店に入ってきたら断ろう」
「何かあったら皆が迷惑するから、沖縄の連中は22時以降は家から出してはならん」
と言われたら、はい、そうですねといえるでしょうか。

「差別だ!」と、大騒ぎになるでしょう。

いま米軍を批判し、構造的差別と叫んでいる連中は、特に猛反発するでしょう。
それと同じことを、いま沖縄に駐留する全ての米軍に対し行っているのですよ。

犯罪を犯すのは、個人であり、組織ではありません。
組織に所属するからといって、その組織に属する全ての皆さんを悪人呼ばわりし、限られたテリトリーに押し込めることが、民主主義国家で許されていいのだろうか?

いま、このおかしな状況が続き、マスコミに踊らされ、米軍全てが悪いという言葉に付いて行ったら、沖縄が好きで、沖縄の人のことを理解している一般の合衆国国民の心は離れていくことでしょう。
彼らの寛容の精神は、無限ではありません。

以前、沖縄の新聞に掲載されていた言葉があります。
「米軍を追い出し、中国人民解放軍を迎え入れる」
そのことを本気で考えている連中が喜ぶことを、いま県民自身が感情を煽られ応援しているのです。

もう少し冷静になってほしい。
犯罪を犯した者に対しての厳正なる裁きと抗議は当然のこと。
しかし、それと所属している組織とは、別だということに気付いてほしい。
口から泡を飛ばし差別を叫んでいる連中に迎合し、米軍に反対、これが正義のように大騒ぎすることが、いつまでも、沖縄県民全体が腫れ物のように扱われる原因になっていることに気付いてほしい。

この事件を政治問題としてマスコミが大きく取り上げ、それに同調し、さも正義の側に立っているかのように振舞う平和団体や政治家、活動家は、被害者のことを考えているわけではないのです。

自分たちが長年待ち望んできた、全ての米軍基地の撤去と、安保条約の破棄を実現する絶好のチャンスだと位置づけ、その道具にしているだけなのです。

彼が所属する米軍までをも批判するのなら、犯罪を犯した全ての組織を断罪すべきです。
教師が犯したのなら、学校と言う組織を。
市職員が犯したのなら、市役所全体を。
警察官が犯したのなら、すべての警察組織を。
企業人が犯したのなら、その組織全体を。
中国人が犯したなら、在日中国人全体を。

やりせんね。
そこが矛盾であり、偽善でもあるのです。

>>>引用終わり

 いかがですかみなさん。これは私が以前書いた「個」と「公」のお話と同じではないでしょうか?

 どうしてアメリカ軍だから、こんなに大きく報道するのでしょう?