始まったぞ、マスコミの安倍叩き! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 安倍晋三氏が自由民主党の総裁に選出されました。

 私はこの人の日本国に対する考え方に共感しており、安倍氏が総裁に選出されたことを喜び、さらに次期総理大臣に再登場していただくことを願っています。

 しかし、マスコミにはこの人の再登場を快く思わない勢力があるみたいで、総裁決定後からアンチ安倍キャンペーンが始まっています。

 その骨子は二つで、一つは
 「地方票で石破氏が大勝したのに、国会議員票で安倍氏が逆転したのはおかしい。」

 もう一つは、「5年前の突然の辞意表明の映像」を繰り返し流しています。

 一つ目をいう人の頭はおかしいのではないでしょうか?どこの世界に、一般の社員と役員の票の重さが一緒だという社会があるでしょうか?

 つまり、地方票は党員約50万人の票を300票として換算します。つまり一票当たり1666人です。

 それに対して国会議員は、国民から10万票以上を獲得して負託された人たちです。それが、同じだとか、民意が大切だという論評は、民主主義を否定することになるのです。

 民意の表し方はいろいろありますが、民主主義において選挙が一番の民意です。もし、別の方法があるのなら教えてください。しかしそれは、民主主義の制度自体を破壊する行為です。

 だから、いくらアホの集まりでも民主党の政策に私達は従わざるを得ません。政治家がアホでもその決定に従わざるを得ないのです。その政治家がどれだけの国家観を持ち、どれだけ日本国のために働くかを見極めるのが私達選挙民の使命なのです。私達はここに全精力を使うべきであり、一部の組織力がある勢力が国会前で無意味なデモをしても政治家はその声を聴くべきではありません。

 民主党の政治に怒っている有権者は多いのですが、普通はデモを組織できるような団体に所属しておらず、個々人でテレビに向かって文句を言うことしかできません。

 仲間でデモを企画してもせいぜい集まって50人、100人集まればいいほうです。それが1000人以上集まるということは、一部の思想を持った人たちの組織的な動員力が働いていると考えられるのに、それを民意というあほらしさ。

 自民党の地方票も無視できないのは事実ですが、それは安倍新総裁が考えるべきことであり、マスコミが世論を煽って考えることではないと思います。

 仲間から人気のない石破さんがどうして他の党と戦えるでしょう?党もまとめられないということは、長く一緒にいる仲間からの信頼を勝ち得ていないのです。それをマスコミは「派閥の否定」という一般民衆が喜びそうなことを書いていますが、もう昔の派閥の領袖の力がなくなっているのは周知に事実であり、それを一番知っているプロの政治記者であり、その人たちが言うこと自体が茶番です。

 国会議員はいわば「役員」、地方議員は「中間管理職」そして党員は「社員」と同じです。

 今回はいわば自民党という会社の人事です。他人がとやかく言う筋合いはありません。秋田で地方議連の幹部が抗議の辞任をしたと報道されていますが、こういう人たちが自民党にいたこと自体が自民党を堕落させた原因でしょう。なぜなら、民主主義の根幹を理解していないのだから。

 とにかく党規に従って選出された安倍氏に自民党が結集して、売国奴政党の民主党から政権を一日も早く奪取することが急務なのです。日本国を愛する人たちが、とやかく言う尻馬に乗ってはいけません。

 二つ目の「前回の突然の辞任」ですが、潰瘍性大腸炎は難病指定されており、この病名がつけば生命保険は基本的に加入できません。この病気が悪化している状態で総理大臣の要職に留まることは日本国の国益にならないという安倍さんの決断を支持します。

 その後、新薬ができ病気自体を完治させることはできないにしても、症状は劇的に抑えることができるようになったそうです。

 さらに、二年前にお仏壇の長谷川会長の古希の会で直接安倍氏の声を聴いたことがありますが、以前とはまったく違って力強いものになっていたと以前のブログにも書いています。

 さらに、今回も古館を初めとするキャスターがこの件を追求しても自信を持って答えられているところに以前にはなかった安心感があると思います。

 あとは、どんな人にも丁寧すぎる応対をやめて、失礼な質問には石原都知事のようなポンと突き放すような受け答えも必要だと思っています。

 新生安倍自民党に期待します!