毎年恒例の24時間テレビが終わりました。皆さんは見られましたか?
私はこの種のテレビが大嫌いです。偽善過ぎます。
どうして視聴者に24時間テレビをつけさせるのでしょうか、今年は特に日本のエネルギー危機で、電気が足りないといっているのに、だらだらと偽善的な番組を流し続けるのか不思議です。
ガレキの広域処理の問題も、本当に絆(きずな)を考えるのなら、もう東北にはガレキはなくなっていてもいい頃でした。それを原発から100Km以上はなれたところのガレキを処理するにしても放射能の拡散だと反対反対と騒いで、結局まだ被災地には瓦礫の山が残っています。
絆って、糸と糸を半分ずつよりあわせると書きます。つまり、片一方に頼ることであり、頼られて自分の足かせとなっても相手の面倒を見るというのが本来の意味です。
障碍者の方々が一所懸命に生きておられる姿は神々しいものがあります。でも、それは見るものの心を高めて見ないと、ただの「かわいそう」という感情で流されてしまいます。あの方達は周りから同情されたいと思っておられるとは到底思えません。ただ、自分たちの懸命に普通に生きることをされているだけです。
それをテレビで紹介してお涙ちょうだい的な番組を作って募金を集めて何の意味があるのでしょう。それも、24時間もあるので、打ち合わせもいい加減でただだらだらと時間がかけているものにしか過ぎません。
AKB48の子達もかわいいけれど、日本全国が熱狂するようなことでしょうか?ただ時勢柄韓流歌手を使えないからAKBを使ったようにしか思えないのは私だけでしょうか。
長時間マラソンも感動的ですか?ただ24時間かけて、歩いただけのようにしか思えません。子供を炎天下走らせて児童虐待とよく言われなかったのか不思議です。
世の人が障害を持っている人に関心を持つことは大切なことです。でも、今は日本自体が危機のときです。
領土はCHINA,朝鮮、ロシアから脅かされ、経済は原発の停止で安価で安定的な電力の供給が止まり、その原油を輸入しなければならないため、輸出企業に不利でも円高を容認しなければならない状態に置かれています。さらに、自殺は毎年3万人を越え、老人が増えて、子供の出生率が減り、国力を表す人口自体が減っています。
でも、それよりも最悪なのは、日本という祖国をすばらしいと思える人がだんだん減ってきています。
電気がスィッチをつければいつでもつく環境で育った人たちは、火力発電所の人たちの苦労もわかろうとせずに『電気の供給量は足りているからいいジャン』と極楽トンボ。
同胞が北朝鮮から拉致されているにもかかわらず、自分たちとは関係ないと無関心に過ごす。
もし、来年も24時間テレビをするのなら、拉致問題を前面に取り上げ、日本ではこれだけ関心を持っており、この問題が解決しないと北朝鮮には何もいいことがないと明確なメッセージを送らねばならないと思います。
無人島のサバイバルを尖閣諸島の魚釣島でロケすれば、自然に関心は高まるし、知床半島の自然を取りながら、そこから指呼の間にある北方領土の一部を映像に写していけば、北方領土の関心も高まります。竹島に関しては、日本の漁船でどこまで近づけるかというお笑い芸人で「海上版だるまさんがころんだ」を企画すればみんなの関心ももっと身近な問題になるでしょう。
北朝鮮もCHINAもロシアもそして韓国も激怒するでしょうが、日本の固有の領土であり、これだけの危険がすぐそこにあることをわからせることがテレビの使命ではないでしょうか。
拉致をされた方々はこれでもまだましなのをご存知ですか?拉致被害者と認定されている方と、明らかに北朝鮮が関与している証拠があるのに、拉致被害者に認定されず奪還の活動費も全部自弁しなければならない特定失踪被害者の存在があることも知らねばなりません。
私の友人の生島孝子さんはお母さんの目の手術をされていて包帯が取れる前日にいなくなりました。お母さんはせっかく目が見えるようになっても、娘の顔が見れないと手術南下しなければ良かった嘆きながら死んでいかれました。
娘が帰ってくるまで待ち続けようと命の炎を最小限に小さくして、100歳近くまで待っておられましたが、枯れるようにして死んでいかれました。
小泉首相のときに帰ってきた5人の方々は北朝鮮の秘密工作にあまりかかわらず、日本に行っても北朝鮮の秘密工作のことを知らない人が帰ってきています。横田めぐみさんなど、もっと細部を知っている人たちを北朝鮮は暴露されることを恐れて、一切に返そうとしません。
その中には、その人になりきって日本や韓国の社会に入り込んで諜報活動をしている北朝鮮のスパイがいるのです。それをすべて明らかにされれば、北朝鮮の諜報活動はまったく機能しなくなるのです。だから、彼らは拉致問題を日朝協議の議題に入れたがりません。
でも、それを解決せずにどうやってあの国と付き合うのですか。
その秘密工作は国会の中まで入り込んで、李明博の天皇陛下に対する無礼な発言と竹島上陸を糾弾する署名に反対した11名の国会議員がいます。
日本共産党の井上哲士、市田忠義、紙智子、田村智子、大門実紀史、山下芳生。
社民党・護憲連合の福島みずほ、又市征治、山内徳信、吉田忠智。
そして無所属 糸数慶子の11名です。
この人たちがどうして署名をしなかったのか直接聞いてみたいのですが、どちらにしてもその行動結果が天皇陛下の権威を認めておらず、竹島の日本の領土という意識の無い人たちが国会議員をしているのです。
天皇陛下の権利を認めないということは、日本の秩序を否定することであり、どうしてそれが立法府の国会議員をしているのか不思議でなりません。自分たちの成立した法律がどうして国民が尊重するのか理解していません。
みなさん、偽善というのはこういう本来知らねばならない重要なことを覆い隠すためにすることを言います。
身体障碍者の方々を大切に扱うということはだれもが反対をしません。
でも、その方々の普通の生活を支えるにも健全な日本社会の道徳心や惻隠の情を育てる教育や生き方の手本をわれわれ大人が見せることが大切なのではないでしょうか。それをないがしろにして、自虐史観で67年間も国民を教育し続けたツケが今来ているのです。
自分はエアコンの付いた部屋で、炎天下歩く芸能人家族をみて一体感を感じたようになることははっきり言って「偽善」です。そんな番組を垂れ流しても何の問題も解決しないし、エネルギーの問題や生活リズムを壊すことで返って社会に悪影響があると思いませんか?
今日本は危機的状態にあります。だからそれを知らしめるマスコミがそろそろ登場してもいいのではないでしょうか。当然、歌手やお笑いの人たちが出演する数は減るでしょう。当然、日本が好きではない仮面をかぶった人たちは出演を断るでしょう。
せめて、ネットの社会では日本を本当に愛する人たちの世界にするように努力せねばならないと思います。
原発問題が出てきて左巻きがうまく浸透し始めています。そしてついには、その左巻きの連中が日本国の総理大臣に面会する、それも前総理がお膳立てしてあわせる奇妙な現象が起きました。
両腕に刺青をした面妖な女性やねちねちと語る気持ちの悪い連中がその首謀者だとわかったことはいいことですが、それでもまだ彼らとともに行動するのか、数時間後に売国奴たちが官邸前に現れるでしょう。