どうなっているの、日本の危機管理。今は国難の時期ではないのか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 このところの国会の動きを見ていると、政治家がバカ面に見えてしょうがない。

 今日本は国難の真っ只中ではないのでしょうか?

 李明博の天皇陛下への失礼な発言を国会が一致して糾弾すべきではないのでしょうか?

 彼の国では、戦時売春婦のことを持ちだし、歴史的捏造を恥ずかしげも無く国会で決議をするなどの対応を見せております。静観ではなく、きちんと1965年の日韓基本条約で解決済みだし、戦時売春婦のことは日本では安倍内閣でそのような事実はないと閣議決定までしているのだから、とやかく言われる筋合いはないと明確に日本の国会の議決として国際社会に示さねばなりません。

 尖閣諸島でも、CHINAがどんどん攻勢を仕掛けています。それに対処する時ではないのでしょうか?

 丹羽大使も危機管理はどうなっているのでしょうか?あきれて物が言えません。

 車で移動中に暴漢に襲われたら、全力でその場を離脱するのが常道ではないのでしょうか?いくら防弾仕様になっている車であっても、進路をふさがれて停車するという行為が理解できません。もし、射殺でもされたら、日中関係が本当にだめになってしまう可能性もあるのです。

 だから運転手は、相手の車にぶつけてでもその場から脱出を図るべきなのです。今回は日本の国旗をとられただけです、でもこの国旗をとられるという行為は、その場の責任者として大使は割腹して日本国にお詫びすべきような自体であることもこの商売人大使はご存じないのでしょうか。

 自分は日本国の総代としてCHINAに派遣され、自分の乗った乗用車は日本国そのものだという観念がはじめから無いのでしょうか?つまり、10分間に渡って執拗に付回されているということは、日本国が攻撃されていることと同列のことなのです。

 日本国大使が乗っている車が攻撃されて、そして前方を塞がれて停車させられるという国辱物です。これに対し、政府がいくらCHINA政府に抗議しようとも、そのお膝元で野党が結託して首相が問責決議を受けそうな状態になるということは、敵に塩を送っている行為です。

 民主党政府は大嫌いですし、人権救済機関の設置などをたくらむ売国奴と思っていますし、丹羽大使は魂をCHINAに売った商売人だと軽蔑していますが、現在は日本国が侮辱され、日本国大使が襲われているのです。

 それに対し、日本国が一体となってこれに対応するのが当たり前ではないでしょうか。

 今は、民主党や自民党、そして大阪維新がどうのこうのという場合ではないのです。日本の危機ですよ。

 谷垣自民党総裁のずれている感覚はもう救いようが無いですね、議員定数を減らすことはみんなが賛成していることではないのですか。民主党も与党の自覚が3年もたってもできていないから、無用な混乱を招いているのか、わざと混乱させて日本を破滅へと追い詰めているのかわかりません。

 CHINA大陸に日本軍が常駐し始めたのは、1900年の義和団事変で暴徒から外国公使らを守ることができなかったどころか、暴徒に清国政府が加担したところから、欧米列強の軍隊のCHINA国内への駐留を許すきっかけとなりました。

 どんなに力が強くても他国に軍隊を無血で上陸させることは不可能です。日本や欧米列強が無理やり軍隊を送り込んだのではなく、CHINAがその原因を作ったのです。今回も同じ轍を踏むのでしょうか?

 でっち上げられている南京事件(1937年)の発端である第二次上海事変も、車に乗った日本帝国海軍将校の惨殺から始まりました。大山中尉事件です。この大山中尉の甥っ子さんが私の地域に住んでおられます。

 今回の日本国の駐中大使の襲撃事件は、この大山中尉襲撃事件よりもはるかに重いものです。つまり、日中がいつ戦争になってもおかしくない事件が起こっているときに、日本国内が割れてどうするのか。

 谷垣自民党総裁は野田首相にこの非常事態に対処するために救国内閣の設置を呼びかけるべきではないのか?

 この間の抜けた対応を見るに付け、5・15事件や2・26事件に決起した帝國陸海軍の青年将校の心情が理解できるようです。