アジアの風浪高し!今後の日本はどうする? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

読者のじゃがいもさんからいい質問がありました。

>>>質問
 戦略的にみて、今後、中国共産党政府は日韓の関係悪化を図ると思います。それに乗せられて、韓国はこれからも日本への挑発行為を連発する可能性があります。
 また、そうした流れの中で、これまで歴史認識や外交問題などを政争の具にしてきた韓国政府が、事大主義に走って、中国、北朝鮮の属国化する可能性もあります。保守派の李明博ですらあの通りですから、今年の大統領選で、親中派が選ばれでもしたら、どうなるかわかりません。
 さらに、現在、アメリカはシリア経由でイランとの紛争に入る気配もありますし、アジアに手が回らなくなる可能性が無きにしも非ずです。

 というわけで、朝鮮半島を取られると、日本本土の防衛が非常に厳しくなりますが、第二次日韓併合なんてことはしたくありません。こうならないために、井上先生はどうすべきとお考えでしょうか。
>>>引用終わり

 CHINAがふたたび韓国を属国化するのではという懸念を言われる評論家の方もおられます。

 でも、私はその危険性は無いと思っています。

 なぜなら、朝鮮人の資質が朝鮮戦争後50年あまりですっかり変わっているからです。以前は、儒教の精神が根付いており、それを日本も継承して朝鮮経営をしてきました。しかし、アメリカの影響下、極端な個人主義に走り、朝鮮伝統の儒教の精神はなくなってしまったといって良いと思います。

 朝鮮人のお年寄り達の自殺が増えています。というのは昔は大家族主義だったのが今は核家族となり、若者に昔ながらの智慧を語ることがなくなり、尊敬を集められなくなっています。そのため、自己重要感が失われ、親の面倒を見る人たちが減ってきて経済的にも困窮するためだそうです。

 そこにおいて、自分たちは小中華主義をとって日本を弟分とみなすくせに、CHINAを宗主国とは見なさなくなってきているからです。この意識の変化は大きくふたたびCHINAの軍門に下ることは無いと思っています。

 それでは、日本はどう対処すべきなのでしょう?

 私は一連のブログで主張しているように、日本が一番に怒らねばならないことは「李明博の天皇陛下への発言」です。竹島や尖閣問題は二の次で良いといってきました。

 李明博は韓国内でも支持率が低下し、退任後は刑務所に入ることが決定しているようなものです。李明博への個人的責任を追及することで韓国という国家に対しては何の恨みも無いという立場に立つことです。

 韓国人は常に「誰のせい」ということで自分以外の人のせいにする傾向があります。李明博が大統領として日本に対して失礼なことをしたから日本は怒っているとするのです。

 領土問題は解決に時間がかかるものです。逆に時間をかけなければ武力衝突などが置きやすい状況になり、それこそ左巻きの有利な展開があらわれます。
 
 李明博がきちんと謝罪すればある程度は報復措置を解けばいいのです。

 その際に、1965年の日韓基本条約をもう一度再確認して、国家賠償は済んでいることを韓国側に確認させ、日本に対する誹謗中傷をやめることを申し入れします。すぐには、全面的に収束は難しいと思いますが、根拠をはっきりさせることで、日本側からきちんと断ることができるようになると思います。

 戦時売春婦のような問題も、遠慮をせずに国際的に反論し韓国側のうそを暴きます。その時に生きてくるのが1965年の日韓基本条約の合意内容です。

 日本は李明博の天皇陛下に対する無礼な発言を謝罪することだけを要求すれば、李明博個人に韓国国内の非難が集中し、日韓通貨協定の延長拒否で苦しくなった韓国経済の原因を一人に背負わせるようにすればいいのです。

 これにより、日韓の基本的な協力関係を持続でき、頭のおかしい李明博を失脚させることにより、収束できます。そして新たな大東亜戦争による賠償問題にけりをつけ、新しい日韓関係を築き始めることができます。
 
 読者の中には韓国となんか付き合わなくても良いという方もおられると思いますが、隣人とは基本的に付き合わなければならないし、韓国をあまり追い詰めてしまうと本当に日本にとっての直接的な脅威に変身しやすいものもあるので、注意をしなければなりません。 

 そして日本国内に蠢く左巻きの陰謀に光を当てることに繋がると思います。