ガレキ処理を利権と結びつけて反対するバカがいる。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 昨日、平和な気持ちでフェイスブックを見ていたら、ある記事が目に入りました。なんと、ガレキ処理は利権の塊だから、それを推進しようとしている人たちはその利権が欲しくて言っている。ガレキを全国で受け入れれば、放射能が拡散されて観光客が来なくなり、農業に大きなダメージがあるからしないほう我良いと、元北海道大学 文部省技官の石川栄一氏が記事を書き、それが広まっているのです。
 詳しくは下記のURLをお読みください。ただし、血圧の高い方はご用心。頭にきます。

                           http://blog.livedoor.jp/kanagawamamoru/archives/4785374.html

 彼らの論点は;
 ①ガレキ広域処理によって儲かるのは一部の企業・為政者
 ②放射能汚染拡散で、観光業・飲食業は大ダメージ・倒産が相次ぐ
 ③TPPを推進するため

 特にこの③の論理はまったくわかりません。
  彼らは;ガレキを受け入れると「放射性焼却灰」により農地が汚染される→農業や漁業などの一次産業が大打撃を受ける。→そのため、TPPの反対勢力が弱体化する。→そしてTPPを推進する。

 などと、ほざいてます。しかし、これが東北の人たちの痛みを分かち合うことと何の関連があるのでしょう。

 大切なことは、というよりも喫緊の課題は、東北の膨大なガレキを速やかに除去し、復興を少しでも早めて、人々が一日でも早くもとの暮らしに戻れるようにしてあげることです。

 ガレキ処理をすれば、受け入れ先だけでなく現地でも雇用が生まれます。それにより、経済的な余裕が生まれます。これを普通は復興需要というのです。現在それがあるのは仙台など一部だけしかありません。

 放射能が危ないというのなら、どうして東北すべてのガレキが危ないといっているのでしょう。私はラドン温泉やラジウム温泉に行って体を健康にしようと思っていますが、彼らはきっとそういうとこには行かないのでしょうね。

 それなら福島以外のガレキを受け入れても何の問題も生じないと思うのですが、それはまた違うのです。

 おかしいでしょう。東北の人の痛みをみんなで分かち合うべきなのに、それをさせないようにしているとしか思えません。とくにTPPの論理なんて支離滅裂です。

 彼らは利権利権といいますが、それを一番大切にしているのは反日勢力ではないでしょうか。人々がガレキの処理はうるさい勢力がいるから手を出せないと思うようになったら、おもむろにその利権に食らいつこうとしているとしか思えません。

 日本が大好きで活動している人で豪邸に住んでいる人はあまり見かけません。ところが、反日勢力の指導者で豪邸に住んでいる人をたくさん見るのは偶然なのでしょうか。

 ただそういう輩がいるのは当たり前だと思っているのですが、でも普通の善良な日本国民がそれに踊らされてその手先になってフェイスブックを賑わせているのをみると暗くなります。

 いまは、1000年に一度の国難です。その国難に対処するために私たちは選ばれていると承天寺の住職がおっしゃいました。まさにそのとおりです。

 私は東北の人たちの痛みを少しでも分かち合うことに何の抵抗もありません。それよりもガレキを受け入れないで、東北の人たちを受け入れない痛みの方が耐えられません。