今朝のサンデーモーニングの田中優子教授の一言について | 井上政典のブログ

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 大阪府の卒業式の際に橋下市長が登用した民間校長の行動について、法政大学教授田中優子氏がサンデーモーニングで言った一言に違和感を覚えました。

 というのも、大阪府の学校の卒業式で国歌斉唱の際に校長先生が各先生の口元を見て歌っているかどうかを確認したことです。

 田中優子教授は、「校長が生徒の方を見ていないで先生を見ていることがおかしい。これを許しておく教育委員会は存在意義を問われます」というような発言をしました。

 この人は国歌を歌っているかどうかは、確認なんかしなくて良いじゃないかといっているのです。

 大阪府が条例で国歌を歌うことを先生に義務付けたことを校長が職務上確認して何が悪いのか?橋下市長も同じことを言っていますが、サンデーモーニングではこれを行き過ぎのように報道していました。

 ただ、この問題は府立高校で卒業式などで国歌斉唱をしない先生がいることが一番の問題でした。そのために本来ならまったく必要のない条例まで作って対処していたのです。

 国民が国歌を歌うのは権利です。権利ということは義務の表です。さらに国歌の税金から給料をもらっている公務員にとって国というものは雇い主です。その雇い主が気に入らなければ、国歌を歌わないという選択よりも、その職場を離れることが当たり前だと思います。

 そして自分の思想信条にあった職場を見つければ良いのです。

 日本は自由の国です。その人の思想信条に関してとやかく言うことはありません。でも、公務員の立場として、国に対しての敬意を払うのは当たり前であり、民間企業においてその企業に忠誠を尽くすのは至極当然のことです。

 この公立高校の校長先生は、職務を全うしただけです。またそうしなければ、先生が歌わないことをしっていたからです。管理職が自分の配下の職員の違法行為に目をつぶる行為は管理職の職場放棄と同じことだと思います。

 こう思っている私は、法政大学の田中優子教授の一言に大きな違和感を感じました。

 規律や規範を教えるべき立場の先生が自ら破ることがどれだけ大きな罪なのか、そしてそれを黙認することがどれだけ大きな行為なのかには一言も言及せず、国歌を侮辱する行為を助長するような発言に怒りさえ覚えました。

 この一部の反日的な先生の行動のおかしさには一言も言及せず、それを取り締まっていた校長の行為を批判するなんておかしいでしょう。

 スピード違反をしている車を取りしまる警察官を非難して違反者の肩を持つことはおかしいことでしょう。


 インターネットの時代というものは便利なもので、すぐに田中優子で調べてみました。

 江戸時代を正しく評価しようとする姿勢は良いのですが、今上天皇を侮辱した劇を上演した「週刊金曜日」という左翼雑誌の編集委員だということがわかりました。

 こういうやからがTBSで有識者ぶって反日的なコメントをしていることが許せません。ただ、日本は自由の国ですから、こういう売国奴を出しても良いのですが、それは違うよという愛国者も出すべきだと思います。

 私たちはこれまで放送局の垂れ流す反日的な放送を無防備に受け入れてきました。でも、3.11以来おかしいということに気付いたはずです。

 こういう売国奴がテレビにでて、不敬な発言や反日的な発言をした時には、しっかりとテレビ局に抗議しましょう。テレビ局ではいまCM収入が減っています。だから視聴者の反応は新聞よりも敏感です。

 かつて左翼がやったように、日本大好きな人たちもしっかりと行動を起こさねばなりません。おかしなことを言う言論人をおかしいよという人がいるのです。それでバランスが取れると思います。今の放送局はまだいびつだと思います。