福岡県の北九州市議会が東北のガレキの受け入れを史上初の満場一致で決定しました。
すばらしいことです。これで同じ福岡県民としてちょっと安心しました。まだ、私の住んでいる福岡市議会は態度を表明していませんので、早くするように市議たちに働きかけています。
日本人として、東北の同朋が困っているのなら助けるのは当たり前です。後になって手を上げるよりも今手を上げた方が良いと思わないのでしょうか。青年市長としてちょっと物足りないですね。
戦国時代末期、関が原の戦いの直前、静岡の掛川城の城主 山内一豊は、徳川につくか、豊臣につくかみんな迷っていた時、評定(会議)ですくっと立ち上がり、自分の掛川城を徳川家康に差し出す旨を言上しました。
武辺者の山内一豊がその口火を切ったおかげで、諸将も一斉に言い出し、一気に徳川優位となりました。その後の関が原の戦いでは目立った功績がなかったものの、土佐一国を恩賞として与えられ、幕末の山内容堂公へと続きます。
その際に、山内氏と一緒に言った家臣たちが上士に、土着の武士が郷士になったとも言われています。ただ、坂本龍馬は郷士株をお金で買った家柄ですから、これとはちょっと違いますが・・・
話を元に戻します。
ここで言いたいのは恩賞をもらうことではなく、心のうちではみんな何とかしてあげたいと思っているはずです。誰かが大きな声で「俺がやる!」といいだせば、人々はついてくるのです。
それがどれだけ、日本国中の絆につながるかを考えれば、大きな一言になります。
ぜひ、それをわが町福岡にやってもらいたかったのですが、隣町の北九州市が見事やりました。天晴れです。
この議会の傍聴席から、反対・賛成の声が噴出したそうですが、「放射能が危ないから子供たちを危険にさらしたくない」ともっともらしいことを言っていますが、それでは「東北の子供たちはさらされたままでもいいのか!」といってやりたくなります。
もともと低レベルの放射線は、かえって体に良いという実証結果がNASAの研究で明らかになっています。健康になるためにラドン温泉やラジウム温泉という放射線を含んだ鉱泉に入浴し、癌や難病を治療しています。
ラジウムやセシウムなど名前は、半減期の違いによって名づけられており、半減期の短い方が大量の放射線を一度の放出するから人体への影響が大きいそうです。
もう既に一年。少しでも早く復興できるように日本国中の市町村が手を上げましょう!