3月11日の過ごし方 | 井上政典のブログ

井上政典のブログ

 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 日本人に記念すべき日、3月11日を皆様はどう過ごされたでしょうか?

 色んな方のメールやFBを覗くと、ほとんどが普通のことができることに感謝とありました。

 3.11の前にはこんなコメントほとんどありませんでした。

 「幸せって?」と聞くと、優しい人と裕福な暮らしをすることくらいが一般的でした。

 ところが、今は「家族と一緒に過ごせること」「家族をもったこと」「自分の使命がわかったこと」「普通の暮らしがふつうにできること」など明らかに意識も変わっています。

 これは日本人が昔から持っていた意識です。それが、拝金主義の風潮、お金=しあわせというくだらないまやかしから目覚めたのが3.11ではないでしょうか。
 
 以前はよくお金持ちの家に言ってうらやましがるテレビの番組を多く見かけましたが、今は少なくなっています。もうそんなのにうらやましいと思わなくなってきているのです。

 子供が小さい時に、子供と一緒に近所の公園に遊びに行っていました。幸せな気分が一杯の時でした。それはどんなにゴージャスなホテルで女性をはべらせて遊んだ時よりも幸せでした。

 これに気付くようになってから、本当に幸せって何だろうと考えるようになっていました。

 
 昨日は、縁あって田母神閣下と朝から一緒でした。今日も午前中までご一緒させていただきます。3月11日には閣下や日本国を思う人々一緒に過ごしました。

 一緒に連れて行ったしずかちゃん(22歳)が、彼女のFBに「1000人の人と一緒に日の丸を目の前に、黙祷をして君が代を歌ったら涙が溢れました」と書いていました。

 わたしも司会をしながら同じように感じていました。

 日曜日に、田母神閣下の話に来る人たちがなんと多いことか。それも3.11という記念日に。

 これは、国難に際し強いリーダーのものに一つにまとまろうという日本人の本能ではないでしょうか。日本人というのは、一つにまとまって協力し合い、色んな苦難を乗り越えてきた民族なのです。

 今がその時ではないでしょうか。

 だから、3月11日がとっても充実して過ごせました。

 閣下の時間を超えた熱いメッセージや、その後の懇親会で参加者の熱い思い。

 そして、会場を移動することに人々が閣下に向ける熱いまなざし。身近にいてその目線の熱さに日本にはまだまだたくさんのすばらしい人たちがいるということがわかりました。

 田母神閣下の存在が国の防衛意識を高める存在になっているのです。普通のおばちゃんが閣下を見て握手を求めてきます。講演聞かせていただいて感動しましたと。

 自分が今何ができるかを皆さん真剣に考えておられます。

 自分だけの幸せではなく、日本国の行く末が自分たちの幸せにつながっているということに気付いておられるのです。

 私たちの幸せは国家の繁栄なくして存在しません。国が国として矜持を持って存在する限り私たちは自分たちの幸せを追求できますが、自分たちの幸せを追求するがあまり、国歌の矜持を失っては自分たちの幸せもないのです。

 幸せの最小単位は「家族」、次は「地域社会」そして「国家」と広がっていきます。

 そのすべてがそろわないとだめなのです。それを一番理解されているのが、復興して行こうと心に決めておられる東北の方々でしょう。

 一日も早い復興を願っております。