普遍の現実は存在しない! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 昨日、私たちの会で生長の家福岡教化部長の三好先生をお招きして講演していただきました。


 この混沌とした時代に何が正しくて、何が間違っているかをわかるためには真理の追究をしなければならないと思い立って企画しました。


 日本人は、生活自体がとても宗教的な生活をしているため、「宗教」と聞くと違和感を感じるかもしれません。


 でも、日本人ほど宗教的なものが生活に溶け込んでいる民族は無いのです。


 食事の前に「いただきます」とほとんどの人がいうでしょう。口に出さなくても心の中で手をあわせているひともいらっしゃるでしょう。


 何を「いただく」のでしょう?


 そう、「命」をいただいて、自分の命を永らえ、そして次につないでいくのです。動物の性として他の命を奪わねば生き残っていけません。菜食主義者であっても、植物の命を奪っているのです。


 だからこそ、感謝して食物をうやうやしく頭の上にまで上げて感謝して食べるから、いただくのです。このように私たちの生活の中にはどっぷりと宗教的なものが溶け込んでいるのです。


 前置きが長くなりました。


 三好先生は、潜在意識がすべてを決めるということをお話されました。このこと自体私も講演しますので、何も新しくなかったのですが、次の一言はとても新鮮でした。


 「他人のことを真剣に考えている人のまなざしは澄んでいて深い。でも、自分のことや利益のことだけを考えて話している人のまなざしは泳いでいて浅い」ということです。


 まさに、言い得て妙です。


 幸いに私の周りには、まなざしの深い方ばかりですので、たまに浅い人がいると会話が弾みません。


 とても、新鮮でした。そして私の周りのすばらしい人々に感謝をしたひと時でした。そうか、だからこの人たちとの会話は面白くためになり、そして元気が出るのかと。


 そして私自身の反省もしました。私のまなざしは他の人から深いと思われているのかということを。