昨日は、九州正論懇話会の100回記念の会に参加してきました。
産経新聞の野口裕之九州総局長のご招待であこがれの櫻井よし子女史の講演会をたっぷり一時間半聞いて来ました。
『今の教育には「国家」が抜け落ちている。教育によって国家観を国民に取り戻さねばならない。』と力強い発言でした。
そのためには、憲法を改正しなければならず、その改正の足かせになっている国会議員の三分の二の賛成が必要というこの第96条だけに論点を絞った改正を目指す会の会長に就任されたとの報告もあり、ますます政治家がだらしないぶんだけ、櫻井先生のような方の活躍をわれわれも出来る範囲で支援しなければと思ったしだいであります。
ともすれば、今のマスコミの論調では日本は斜陽の国になったような報道ばかりです。先週の呉善花先生の話の中にも出てきましたが、韓国経済が躍進して、日本もそれを見習うべきだと言う意見が多い中、日本の技術力を両女性の論客はほめていました。もっと誇りを持とうと。
昨日の日系の夕刊には、サムソンの経常利益が25%ダウンしていました。この原因は液晶パネルの値上がりのためと日経は書いていましたが、この液晶パネルは日本から輸出しているもので、サムソンでは作れません。それで、震災で工場が被災し、品薄になった液晶パネルの値段が上がったので、サムソンの儲けは四分の一も落ちてしまいました。
この脆弱な韓国経済のどこを学べというのでしょう。教えてください、韓国経済に学べという論調を張っている方々よ。きちんと実態を把握しているのか。
懇親会では、JR九州の石原会長の横に櫻井先生がおられたので、そこに突進し、電文披露の時を狙って石原会長に『櫻井先生をご紹介ください』とお願いして、晴れて名刺交換が出来ました。
笑顔でにこやかに対応していただき、今までいろんなビッグネームな方と名刺交換した中で一番嬉しい思いをしました。
その際、石原会長は『朴もさっき名刺交換したばかりなんだよね』とちょっと恥ずかしそうにおっしゃっていました。いわなきゃわからないのに、石原会長の誠実さがにじみ出ている一こまでした。
その後には堰を切ったように名刺交換の人々が列を作りましたが、初めての名刺交換でJR九州の会長のご紹介を賜った私を少しは覚えてくれるかなという淡い期待を持っております。
でも、終戦の時に生まれられた櫻井先生はとっても素敵なオーラを放ち、女性の華やかさとしなやかさをお持ちの素敵な方でした。懇親会の最後まで会場に残り挨拶にこられた一人ひとりとにこやかに話されていました。
そのお姿を拝見して、また一層ファンになりました。