【摂津国】兵庫県尼崎市・尼崎城 | 関西歴史街道

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みなさん、こんにちは。
今回は尼崎市の
尼崎城をご案内します。
阪神本線の尼崎駅から南東約200mに位置しています。


江戸時代初期の元和3(1617)年に、幕府の命により、大坂城の西の守りとして、譜代大名の戸田氏鉄が5万石で入封し築城。
東西南北四方300mの城内に、三重の堀を持ち、今の庄下川は西側の外堀として使われていました。

沖合いから見ると、四層の天守閣が海に浮かんでいるようで、琴浦城の呼び名も。
当時の天守は四層の大天守と、2層の多聞
の小天守が繋がる複合式天守とされるもの。

城主は、築城から廃城まで戸田・青山・松平の3氏12代。


明治6(1873)年の政府による廃城令で、城は取り壊し。
平成30(2018)年には、旧ミドリ電化創業者の安保詮氏が、かつて西三ノ丸だった場所に天守閣を再建して尼崎市に寄贈され、一般公開に及んでいます。

 

再建された石垣

 

入口

 

天守から北方面の眺め

 

天守のタブレット端末による江戸時代の眺め

 

縄張り図

 

石碑

 

それでは、また。ごきげんよう