大阪府八尾市山本の坂合(さかあい)神社。
平安期に朝廷が定めた延喜式神名帳に式内社として記された古社のひとつ。
近鉄大阪線・河内山本駅の南西500mに鎮座している。
鳥居
参道
拝殿
本殿
創建年代は不詳だが、883年に従五位下の神階を授かったという史書があり、9世紀には造営されていたと考えられる。
今の祭神はニニギ命と彦火火出見(ひこほほでみ)命であるが、これらの祭神は明治期からのもの。
本来の祭神は、古代に国境を定めていた氏族の坂合部氏の祖神とされる。
明治期には八尾市内の式内社である矢作(やまさか)神社に合祀されるが、昭和32年に旧鎮座に復した。
本殿は流造によるもの。
鳴戸神社
坂合神社を出ると河内山本駅に戻って北上し、御野県主神社(式内社)に向かった。
その模様は次回の記事にて。
それでは、また。ごきげんよう~!^^