大阪府八尾市の常世岐姫(とこよきひめ)神社(八王子神社)。
平安期に朝廷が定めた延喜式神名帳に式内社として記された神社。
近鉄大阪線・法善寺駅の北東900mに鎮座している。
鳥居
手水舎
拝殿
拝殿は瓦葺きの入母屋造によるもの。
本殿
創建年代は不詳。
祭神は常世岐姫命で、渡来系氏族の赤染氏の祖神とされる。
赤染は茜染めのことであり、茜染めに携わった氏族が8世紀に常世岐の姓を与えられたという。
それであれば、常世岐姫神社は8世紀の造営をみなすこともできる。
祭神は常世岐姫命で、渡来系氏族の赤染氏の祖神とされる。
赤染は茜染めのことであり、茜染めに携わった氏族が8世紀に常世岐の姓を与えられたという。
それであれば、常世岐姫神社は8世紀の造営をみなすこともできる。
中世から江戸期にかけては、式内社の恩智神社の傘下にあり、恩智神社が牛頭天王を勧請したことから、常世岐神社も、牛頭天王の御子神である八王子を祀ったものとされる。
明治期に常世岐姫神社に復号したが、今も八王子神社と呼ばれることが多い模様。
本殿は覆屋に囲まれ実見できない。
明治期に常世岐姫神社に復号したが、今も八王子神社と呼ばれることが多い模様。
本殿は覆屋に囲まれ実見できない。
稲荷社
それでは、また。ごきげんよう~!^^