【延喜式内社】大阪府八尾市山本・御野県主神社【河内国】 | 関西歴史街道

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大阪府八尾市山本の御野県主(みのあがたぬし)神社。
平安期の延喜式神名帳に記された神社。
近鉄大阪線・河内山本駅の北700mの住宅街に鎮座している。

 

鳥居

 

参道

 

手水舎

 

拝殿

 

本殿

祭神は角凝魂(つぬこりむすひ)命と、天湯川田奈(あめのゆかわたな)命。
両祭神とも、かつてこの地を治めた美努連(みのむらじ)氏の祖神とされる。
江戸期には天日大名神として祀られたが、明治期に現状に復した

 

社殿は、1615年の大阪夏の陣で消失するが、のちに再建。
さらに、1707年に地震で崩壊するが、翌年に再建。
今の社殿は昭和63年に改築された。

末社合祀殿


旧大和川堤防跡

本殿の奥は、旧大和川の分流であった玉串川の堤防の一部だった。

御野県主神社を出ると近鉄線で八尾駅に行き、駅前の式内社である栗須(八尾)神社に向かった。
その詳細は次回の記事にて。
それでは、また。ごきげんよう~!^^

 

 

 


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