決める材料が後出し? | 零細企業の闘魂日記

【打った後に言われても… モデルナ製、若い男性の心筋炎に注意喚起】
https://kumanichi.com/articles/433556
新型コロナウイルスのワクチンを巡り、厚生労働省は15日、若い男性には米モデルナ製を接種後、心筋炎などの症状が出る割合が高いとして注意喚起することを決めた。1回目にモデルナ製を接種した人が2回目にファイザー製を選ぶことも認めるとした。これに対し、熊本県内でも10代の子どもの保護者から「打った後に言われても困る」など戸惑いの声が上がった。』
 
『熊本大大学院生命科学研究部の松岡雅雄教授(血液・膠原[こうげん]病・感染症内科学)は「県内で接種後に心筋炎を発症した例はまれ。感染や重症化のリスクを比較して接種するかどうかを決めてほしい」。1回の接種でやめてしまうと十分な抗体が得られないとして「接種を希望する人は、2回目まで打ってほしい」と話している。』
 
「感染や重症化のリスクを比較して・・・」、そのデータ解析が一般の人々にできるなら“専門家”は何の役割をするのか?
 
最終的に決めるのは個人(自己責任?)だが、当初より「正しく恐れる」という言葉を使いながら、新型コロナウイルスの正体がつかめず、“正しい情報”が得られなかったことが、今も人々にさまざまな不安や戸惑いを与えているのではないか。