血液型と重症化リスクの関係。 | 零細企業の闘魂日記

【コロナ重症化リスク高める遺伝情報発見…血液型別も解析、AB型は「1・4倍」】
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210517-OYT1T50158/
『日本人で、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高める遺伝情報の特徴を発見したと、慶応大などの研究班が17日、発表した。』
 
『慶大や東京医科歯科大などは昨年5月、研究班「コロナ制圧タスクフォース」を結成。全国100以上の医療機関から、患者3400人以上の血液などを集めて遺伝情報を解析した。感染したウイルスは、従来型が中心とみられる。』
 
『65歳未満の重症患者440人と一般人2377人を比べた結果、「DOCK2」という遺伝子の近くで、遺伝情報に一定の違いがあると、重症化リスクが2倍になることがわかった。DOCK2は免疫に関わる遺伝子で、この違いは日本人の約2割が持つという。』
 
『研究班は血液型による重症化リスクも解析した。A型とB型は一般的なリスクと同等だったが、AB型は1・4倍高くO型は0・8倍だったという。理由ははっきりしていない。』
 
「血液型占い」は話題のツールに過ぎないが、血液型病気の関係はたくさんの研究報告がある。
 
血液型は、血球の表面に存在する血液型抗原という物質によって分けられた分類法。
もう少し言えば、赤血球の表面の糖鎖の違いで分類されている。糖鎖はブドウ糖や果糖などの単糖がつながったもので、その先端にあるたったひとつの糖の種類の違いが、ABO式血液型(血液型抗原)を作っている。
そして、この血液型抗原は、血液中だけでなく内臓やリンパなど全身にばらまかれている。 
血液型と病気の関係の中で、この記事では今、流行している新型コロナウイルス感染症の重症化リスクについて述べられており、AB型は高く、O型は低いという。
 
実はこの傾向、インフルエンザと同じである。
インフルエンザAB型が高く、O型が低い
 
ところがノロウイルスでは、O型が感染しやすい
 
マラリアA型、B型はリスクが高くO型は抵抗力が強い
 
感染症以外でもこのような血液型病気の関係が調べられている。