ここんとこ仕事の文書作成はスマートフォンでやっている。自分が仕事場から与えられたIT環境のフォーメーションがかなり特殊なので、それに合わせたスタイルを探していくと、思ってたノートパソコンやタブレットでは無く、スマートフォンでやった方がヨイという事が分かってきた。

初めは仕事のギアとしてはタブレットに最も期待してたんだけど、いざ実際に仕事をやってみると、タブレットはどうも中途半端で扱いにくくてにくい。ただし、これは文書作成や表計算の扱いをする時など仕事での話で、アマプラやネフリなどの映画コンテンツ見るんだったら、タブレットが一番向いている。ただ仕事ではその大きさゆえに取り回しが悪かったり、キーボードやマウスが無いので直感的に表計算を扱えなかったり、「ナンカ違うな」という感覚がつきまとう。その点ノートブックパソコンはキーボードは初めからついているし、マウスほど快適では無いがバッドもフツーに備わっている。したがって、キューキョクMacBookとiPhoneで全ては完了すると思う。映画コンテンツだって、iPhoneで見てても、画面が小さいと言っても、そう不満は生まれない。

自分の中では「次に何か新しいガジェット買うならiPadしかナイっしょ!」みたいに思ってたが、何かするたびに「違うんだ」と思う事が多い。

そういう訳でiPhoneを改めて見直している。コイツがあれば、自分の中途半端な仕事環境(アイテム的にはかなり充実してる)と組み合わせれば、フツーに出来てしまうと思う。

今、仕事で使っているのはiPhone Xなんだけど、コレが結構快適。この前の暑い中での道園内役としては失格だった(電池劣化と古いモデルなのに新しいOSを積んでて無理してるのがイケないのか、その辺は不明)けど、クーラーの効いた室内で仕事パートナーとして扱うにはサイコーだ。




ふ自分のややこしい端末環境・仕事環境の中でどうやれば最もストレス無くやって行けるか、昨日までに色々と試してみた。

王道のMicrosoftのスイートで押し通す(但し仕事iPadで扱えないのでGoogleのアプリで対応することになる)か、iPadでは扱えるGoogleワークスペースでいく(今度は仕事パソコンで扱えず)かなんだけど、どちらで行ってもおかしな事になる。なんでこんな齟齬だらけの環境なんだろ。フツーの企業なら絶対こんな事しない。

で、色々ためしてみて思ってことは、仕事パソコンは内部LAN入力機であり、MicrosoftOfficeソフトによる文書加工機(主にぶんしょせいけいしてプリントアウトするだけ)だと考えた方がイイみたい。つまり、内部LAN内の文書を見たり、それに入力したりする時はイイんだけど、文書作成やスプレッドシートを扱うなどの通常業務をするなんて事は考えない方がイイみたい。そのパソコンで仕事はじめたら、作成中の文書を外部メディアやクラウドに移すことが出来ないので、ずっとパソコンの設置してある(ノートだけど移動不可)デスクに貼り付けにされる事になる。このご時世にこんな不自由さってあるだろうか。



とすると、Googleワークスペースのスイート、つまり「document」や「spreadsheet」を「仕事iPad」上で使うことになる。さらにそれらの環境は自分の「プライベートiPad」上でも同じ環境がつくれる。

で、実際Googleの「document」で文書作成やってみたんだけど、どうも扱いにくい。時分が多用する文書への写真の取り込みを行った時、文字列と写真のレイアウトがなんか固定的でとっても扱いにくかった。知識が解決してくれるんだろうけど、どうも取っ付きが悪くて印象は良くない。




それで残る手段としてApple純正の「Pages」を使ってみた。普通は、このアプリが最初の選択肢となる事はあまり無い。決して悪いアプリでは無いし、iPadで使うなら最適化されていて使い勝手もイイんだけど、世の中での起用度合で言えば、やっぱりメジャーでは無いと思う。

しかし、MicrosoftOfficeは「仕事iPad」で使えないし、Googleのスイートは「仕事パソコン」で使えないということになれば、別に「Pages」 なら「仕事iPad」にもインストールされているし、コレで行こうかと考えた。

すると、結構使える。文書作成したあともWord形式やらリッチテキスト、あるいはPDFなんかが選べるようになっている。「コレはイイ!」と思った。導入もタダだし。



コレまでiPhoneはプライベート生活専用端末と思っていたので、仕事はAndroidと何気に思っていた。

しかし、ワタシが今の仕事であてがわれているのは、iPadと Windowsのノートパソコンで、しかもそれらがクラウド上のストレージを介して文書なり情報の共有が「出来ない」という邪魔くさい環境になっている。さらには仕事で与えられている「Googleワークスペース」はiPad上だけで使用可能であり、そこで作成した文書はノートパソコンでは使えない。パソコンではMicrosoftの主なOfficeソフトは使えるが、セキュリティ上の対策でUSBなどの外部ストレージは全く使えないし、ネットを通じて外部とやり取りできるのはメールのみとなっている。つまり、ネット上でのやり取りはほぼ出来ないという状態だ。

こんな環境でどうやってリモートワーク出来るのかと思うが、そんな中で自分の端末(スマホ・タブレット・ノートブック)を絡ませて仕事していくか、又どういうやり方がもっとも適性かつ煩わしさを排して気持ちよく仕事が出来るかを模索しているが、ワタシのアタマが悪いのか一向に「コレだ!」という形は見つからない。

ただ色々試してみて分かってきたのは、Microsoftの Office(Wordやら Excel)をメインにしていると何かと対策しなければので邪魔くさい事になるということだ。それがインストールされているノートパソコンが外部とのやり取りを殆ど出来ないからだ。通常のイメージで考えると「やっぱ仕事はWord・Excelでしょ!」となるんだけど、今の環境ではそう思わない方がイイみたい。

代わりに外部と自由にやり取りできるGoogleのスイート(documentや spreadsheet)かiPadで自由に使えるAppleの純正ソフトであるPagesやNumbersを使った方がイイみたいだ。

今日はそこんとこを試したいと思って、自分の持っているChromebookと iPad(第六世代とかなり古いが)を職場に持っていくつもりだ。

この二つの組み合わせなら自分の端末を使えないにしても、与えられているiPad(内部ストレージが32MBしかない)でもなんとかイケそうだし。

Chromebookは既に職場に一台置いているのだが、Chrome OSが更新できず古いままなので、ブラウザ上でMicrosoft365(当然OneNoteやLOOPも)や Notionなんかが使えないので、現行のOSとブラウザの使えるよりレイトモデルのChromebookを持ち込む事にした。

Google・Appleのコンビの環境で仕事が完結すれば、ノートブックの方は内部系だけにしか許されていない文書作成や会議資料の確認に違うくらいになる。ノートブックで普段の文書作成をしなくてもやっていけるという事は、完全にリモートで仕事が出来るということを意味するので大変助かる。仕事環境の自由度が格段に増すからだ。仕事の場所や時間の選択の幅が大きく増えて、職場のノートブックパソコンに貼り付いている必要が無くなる。コレはワタシにとってかなり重要かも。

ここ何日か炎天下の東京やそのその周辺をスマホと日傘、それに氷の入ったコンビニ袋を片手ずつに持って色んな所をエクスプローラーしてきた。

スマホの使い方と言えば、ひたすらGoogleマップと「乗換案内」、それにカメラを終始使っているという感じ。

それで分かったのは、そういう過酷な環境下での使い方にはiPhoneは向いてないということ。iPhoneが「使えない」ということではなくて、iPhoneみたいな高価な端末をいつ落とすか分からないような環境ではなかなか使いづらいということだ。

例えば、背面がガラス面になっているiPhoneなんかを落とした日にゃ目も当てられない。それで落下のショックを吸収してくれるような、あるいは手から滑り落ちないように厚みのあるゴムっポイ!(やまざき貴子)感触の樹脂カバーを選ぶことにはなる。そうすると、熱を発しているモノを包み込むような状態になるので、スマホ筐体の温度はドンドン上がり、ついには反応しなくなったり、アプリが落ちたり、酷い時には再起動したりするのだ。これじゃあかなりバッテリーに負担がかかって良くない。そして、バッテリーの温度が上がると、電池のモチも極端に悪くなる。

これに対して中華Androidなら、購入した価格もせいぜい5万円(iPhoneは3倍の15万円!)なのでカバーを付けず、落下のリスクにさらされてても気軽に使えてしまう。

実際の使用についても、中華Androidでも不足は無い。まずCPUもそんなに高性能なものでは無いので発熱も少ないし、かと言ってGoogleマップや「乗換案内」を動かすのには何の支障も起きない。つまり、ローワーミドルの中華Androidで不足無く出来てしまうのだ。  

しかも、街中歩きでは気軽に扱えるし、バッテリーの持ちもイイので、iPhoneよりもこっちの方が望ましい端末だと言わざるを得ない。

これまでiPhoneをプライベート端末、Androidを仕事端末みたいに考えていたが、むしろiPhoneを仕事端末にして、Androidを旅行などのお供にする仕事端末にした方がイイみたい。

実際に使ってみての結論なので、自分的には見方がかなり変わった。イザという時アテになるのはiPhoneでは無く、中華Androidの方だったのだ。コレはちょっと衝撃的。iPhoneは所詮見栄張り用の小道具なのか。

夏になって未知の場所をスマホを持って出かけることが多い。それで直ぐに行き当たった問題がスマホの「熱問題」だ。昼なんかに端末を持って歩いていると、常にGoogleマップでロケーションを探っていることもあって、直ぐに端末が熱を帯びてくる。熱を帯びてくるだけならまだイイけど、熱の上昇をストップさせるためにアプリが機能を停止して反応しなくなったり、ひどい場合には落ちちゃったりする。

それがつい昨日にiPhoneの「X(テン)」と「12Pro」で起こったのだ。iPhoneでそういうことは起こらないと思っていたのだが、二つの端末で起こってしまったので、「iPhoneも大した事ナイんだぁ」という残念な気持ちになった。

ただこの二つのiPhoneにはカバーをしている。それが熱を籠もらせて熱問題を引き起こしたと考えられるが、高価なiPhoneをカバー無しで、手に他の荷物を持ちながらウロウロするという「落下」の可能性がとっても大きいシュチュエーションで使うっていうことはちよっとできない。

それでヒラめいたのが、安物故に気軽に扱えて、カバーなんかも当然していない中華Androidではどうだろう?ということだった。自分の持っている中華Androidはローワーミドルなんで、当然スナドラなんか搭載していないし、筐体ムキ出しで使っているので放熱性も良い。それで今日は、半分使わなくなってきたOPPOのReno7Aでナビゲートしながら炎天下の下田をウロウロしてみた。お天気情報によると、今日は特に暑い日だったみたいだし、実際わたしの方も歩いててダウンするんぢゃないかと思えるほどの気温だった。

しかし、OPPOのReno7Aはなんの問題もなくナビゲートして、写真をバシバシ撮っても、機能落ちすることなく動き続けた。

「中華Androidの方がイイぢゃないか」。ワタシにはかなりの驚きだった。iPhoneが、たとえハードな状況であっても肝心要のところで機能しないというのは考えたことも無いことだった。


上のポストを書いてさらに2日後iPhoneだけで炎天下のおでかけをした。やっぱりカバーしてるとダメみたい。今回の熱への弱さはiPhone・Androidというよりも、真夏にカバーなんかしてたらすぐさま熱で逝ってしまうという事なんだろう。