ここ何日か炎天下の東京やそのその周辺をスマホと日傘、それに氷の入ったコンビニ袋を片手ずつに持って色んな所をエクスプローラーしてきた。

スマホの使い方と言えば、ひたすらGoogleマップと「乗換案内」、それにカメラを終始使っているという感じ。

それで分かったのは、そういう過酷な環境下での使い方にはiPhoneは向いてないということ。iPhoneが「使えない」ということではなくて、iPhoneみたいな高価な端末をいつ落とすか分からないような環境ではなかなか使いづらいということだ。

例えば、背面がガラス面になっているiPhoneなんかを落とした日にゃ目も当てられない。それで落下のショックを吸収してくれるような、あるいは手から滑り落ちないように厚みのあるゴムっポイ!(やまざき貴子)感触の樹脂カバーを選ぶことにはなる。そうすると、熱を発しているモノを包み込むような状態になるので、スマホ筐体の温度はドンドン上がり、ついには反応しなくなったり、アプリが落ちたり、酷い時には再起動したりするのだ。これじゃあかなりバッテリーに負担がかかって良くない。そして、バッテリーの温度が上がると、電池のモチも極端に悪くなる。

これに対して中華Androidなら、購入した価格もせいぜい5万円(iPhoneは3倍の15万円!)なのでカバーを付けず、落下のリスクにさらされてても気軽に使えてしまう。

実際の使用についても、中華Androidでも不足は無い。まずCPUもそんなに高性能なものでは無いので発熱も少ないし、かと言ってGoogleマップや「乗換案内」を動かすのには何の支障も起きない。つまり、ローワーミドルの中華Androidで不足無く出来てしまうのだ。  

しかも、街中歩きでは気軽に扱えるし、バッテリーの持ちもイイので、iPhoneよりもこっちの方が望ましい端末だと言わざるを得ない。

これまでiPhoneをプライベート端末、Androidを仕事端末みたいに考えていたが、むしろiPhoneを仕事端末にして、Androidを旅行などのお供にする仕事端末にした方がイイみたい。

実際に使ってみての結論なので、自分的には見方がかなり変わった。イザという時アテになるのはiPhoneでは無く、中華Androidの方だったのだ。コレはちょっと衝撃的。iPhoneは所詮見栄張り用の小道具なのか。