皆さまこんにちは。
雨の休日となってしまった
地域が多いのかな？
さてわたしのブログ記事って
「自分を喜ばせる」という表現が
とても多いのですが
昨日鑑定させていただいたお客様が
（掲載許可いただきました！
Oさまありがとうございます）
「正直私はお姫様ごっこが
うまく出来ていると思えないんです」
とおっしゃられました。
「何がうまくいってないように
感じますか？」
とお尋ねすると
「基本的過ぎて申し訳ないのですが
自分を喜ばせるという
意味がわからないんです」
とのこと。
「自分を喜ばせるがわからない」
これは本当に
お姫様ごっこをされている方
ほとんどの皆さんが体験済みだと
思います。
これ、過去記事でも散々
扱ってきた題材なのですが
対処法としては
ご飯を食べてるときに
美味しい～～という言葉を
色んなトーンで言ってみたり
快を言葉で表現する練習をしていきましょう。
ってのが一つと
あとね、なぜ自分が喜びを
感じにくいのか、自分が喜んでるか
どうかがわからないという状態に
陥っているメカニズムを知るって
大事です。
メカニズムといっても
すご～～くシンプルなんですけど
喜びを感じにくいのは
「心の痛み」を感じないように
努力してきたから
ということを知って欲しいんですね。
これはもともとが
とても繊細な人が陥りやすい
心のエラー状態です。
心が敏感で繊細がゆえに
あらゆることに悲しみ
怖れ、怒りをおぼえ、絶望しがちなので
一事が万事
これだと身が持たないし
仕事や社会生活に影響が出てしまう。
だから鈍感でいよう。
感じないでいよう。
というある種の防衛反応が続いている
状態だと言えます。
この防衛反応を
「いきなり解除」することは
とっても難しいし
やるべきではないと思います。
というか解除する必要はありません！
だって、これ、ご本人様が
体験済みのように
そうしないと
社会生活送れなくなりますから。
ただ、解除はしなくていいのですが
「わたしは敏感で繊細だから
こころを鈍感モードにしてたんだな」
ということに気づくことは大事です。
気付く事で普段いろんなことに
心を麻痺させながらがんばっている
自分をいたわる気持ちを持てますよね？
そして実際にいたわりの気持ちを
行動に移して、癒しの時間を設けたりも
出来ますよね？
自分の心を鈍感にさせて
防御していることがNGなのではなく
そのことに気づかずに
放置するということがまずいわけです。
そうなると
もちろん喜びがわからなくなるし
毎日に色がない、なんとも味気ない時間を
ただ過ごすだけの人生になってしまいます。
ご相談いただいたOさんにも
そのお話をさせていただいたら
「自分が繊細だったことに
気付いてなかったけど
今お話を聞いて自分が愛おしくなりました」
とおっしゃっていただきました。
皆様もご自分の繊細さに
気づいておらず
どちらかというと「私何にも感じないし～」
という人が多いかもしれませんが
それはおそらく
いちいち感じてたらやってられない！
いちいち感じてたらまともでいられないから
感受性に蓋をしている部分が
あったのかもしれません。
何度も言いますが
蓋をしてはいけないのではなく
蓋をしながらでも
がんばって生きようとしている
自分の凄さ、健気さを感じてあげること
そして
「いろいろ感じないように
我慢してたんだね、お疲れ様」
と時々でいいので
自分に声をかけていく。
これが大事ですってことです。
1人でこの作業をするうちに
涙がこぼれたり
わ～～っと怒りが出てきたりしますが
それは一人の時に起こることなので
安心して感情を解放してみてください。
不思議ですが、このことに気づくと
だんだん感情に蓋をしなくても
価値観が変わって物事のとらえ方が
本気で変わっていける自分に整っていきますし
喜びも再び感じられるようになっていきます。
それでは皆様
このあとも素敵な日曜日を
お過ごしくださいね。
