皆様こんばんは。
講座を受けている受講生さん
お二人から
「どういう人が占い師に向いていますか？」
というご質問をいただきました。
鑑定士になることで
墓場の未浄化霊から
お笑い女芸人に変貌した
中川佐久夜先生。
厳しいイングリッシュティーチャーから
可愛くて元気いっぱいのエンジェルさんになった
幸川スミレ先生のお話。
占い師というお仕事はお客様に
希望と勇気を持っていただき
不本意な現実から卒業していただくために
お手伝いさせていただく仕事ですから
やっぱり自分自身が
闇から光に向かうために
行動してきた人じゃないと
いけないのかなぁと思います。
佐久夜先生もスミレ先生も
鑑定士になってからは特に
人さまに希望の光を与えるということを
自分なりに努力してきたのではないかと
思うのです。
あと、この仕事は当然
「お客様が中心」のお仕事です。
お客様に元気になっていただいて
現実を変えるために何をしたらいいかを
しっかりとお伝えする必要があるので
自分自身が満たされておらず
ただ目立ちたい、
ただのかまってちゃんだったり
承認欲求のために
この仕事を選んだとしたら
いい鑑定士さんになるのは
とても難しいですね。
なので研修中は
しょうもないエゴ、承認欲求、ええかっこしいなど
見え隠れしたら
わたしも占いプロデューサーＮ先生も
容赦なく叱ります。
ちなみにしょうもないエゴとは
●失敗したくない
●損したくない
●傷つきたくない
この３つのエゴです。
まぁ、どの仕事に就いても
この３つのエゴを握りしめていると
たいていその仕事ぶりは３流以下で
終わると思いますが
これ人の心を扱うプロになるときに
とっても邪魔なエゴなのです。
鑑定というものは
きちんとお客様の心に響かないと
いけないのですが
鑑定士の発する言葉一つ一つの
エネルギーは必ずお客様に
伝わってしまいます。
もし私たち鑑定士が
「失敗したらどうしよう」
「こんなこと言って当たらなかったら
どうしよう」
「こんなこと言ったってどうせ
子のお客様は言う事聞かないんだから
テキトーに言っておこう」
などという気持ちが根底にあったら
お客様は言語化できなくても
きっと何か良くないものをキャッチすると思います。
なのでわたしが研修している
鑑定士さんにちょっとでも
そのエゴが見え隠れしたら
ざっくりエグることもあります。
薫子先生がデビューした
最初の頃は
彼女自身、いい子キャラというか
「叱られたくない＝失敗したくない」
がやや強かったかもしれません。
最近ようやく開き直り、
叱ってもメゲなくなりましたし
お客様にもふわふわながら
お客様が前を向ける一言を
絶妙なタイミングで言えるようになりました。
なにより
わたしにきつい事を言われても
翌日普通にほんわかしていられるまでに
成長しましたね（笑）
楓先生につきましては
もともと根性が据わっているというか
腹が据わっていらっしゃるので
ある意味、安心して叱ることができます。
楓先生が叱られるのはマインドというより
行動といいますか・・・・
いわゆる「やらかす」ってやつですね（笑）
しかし、これはわりと最初から
彼女の場合
叱っても叱っても、翌日ケロっとされています。
叱ったらつぶれてしまうんじゃないか？という
余計な心配をせずに済むので
楓先生の「鋼のメンタル」には
とっても助かっています。
美咲先生はやっぱりくよくよしがち
だったので
こんなに弱虫で大丈夫か？？
と思ってたのですが
だんだん楓先生並の鋼メンタルが
身に付いてきているようです。
最近まったく泣かなくなって
タフさが身に付いてきましたね。
いい鑑定士さんに育ちそうで
今からが楽しみです。
占い師になりたいという人が増えてきて
とても嬉しい反面
本当の自分と向き合う勇気
時には目をそむけたくなるような
自分のエゴを
ちゃんと克服することが出来る人は
実はとても少ないです。
でも、たぶん、わたしの講座の受講生さんたちなら
大丈夫でしょう。
なぜなら皆さん、エグいことを
いっぱい書いているわたしのブログのファンなのでね。
素晴らしい占い師さんたちが
たくさんデビューして活躍されることが
わたしの今の目標と喜びです。
それではどなたさまも
素敵な夜をお過ごしくださいね。