皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
昨日の西都での道徳勉強会の中で、『れいろう』という月刊誌の中に素敵な本が紹介されていました。
その本は、池田繁美さんの書かれた
『素心(そしん)のすすめ』
モラロジー研究所出版 本体1,200円(税別)
この本は、私も大好きで書棚に置いてあるのですが、その中の「謙虚さがなくなる兆候 14項目」について、ご紹介されていました。
・時間に遅れだす
・約束を自分のほうから破りだす
・挨拶が雑になりだす
・他人の批判や会社の批判をしだす
・すぐに怒りだす(=寛容さがなくなる)
・他人の話を上調子(うわちょうし)で聞きだす
・仕事に自信が出てきて、勉強をしなくなる
・ものごとの対応が緩慢になる
・理論派になりだす(=屁理屈を言う)
・打算的になりだす(=損得勘定がしみつく)
・自分が偉く思えて、他人が馬鹿に見えてくる
・目下の人に対して、ぞんざいになる
・言い訳が多くなる
・「ありがとう」という言葉が少なくなる(=感謝の気持ちがなくなる)
この本は、11年前に私も読んだはずなのですが、もう一度内容を読んでドキッとして恥ずかしくなりました。何故かというと、一番上の項目に思いっきり当てはまっていたからです。
この本には、続いてこのように書かれています。
「人は誰でも、最初は謙虚です。その謙虚さこそが、人間を成長させる原動力だと言えるでしょう。
ところが、時が経ち経験を積んでくると、自信ができ、気持ちもゆるみ、心に歪んだクセがついてきます。すると、謙虚さを忘れ、成長は止まってしまうのです。
新入社員当時は皆、入社できたことに感謝し、なんとか役に立つようになりたいと真摯な態度で仕事に取り組んでいます。しかし、仕事に慣れ親しんでくると、自分が会社にいることは当然のことだと思い、当初のような感謝の気持ちは、もう抱けません。
さらに、自分がいるからこの会社はやっていけているというように思い上がり、会社や上司の批判を始め、方針や規則をないがしろにするというようにエスカレートし始めます。まわりと調和することなく、自分の流儀を押し通していい気になってしまいます。自分の考えや行動がすべて正しく、意にそぐわないことは決して受け入れません。
(中略)
かつての自分と同じような謙虚さを忘れた人を、多くの職場で見かけます。
『素直になって心の癖を正せば、もっといい生き方ができるのに』
そう思わざるを得ません。
私は今でも、その日に書いた『謙虚さがなくなる兆候 14項目』を机に張り付けて、自らの戒めとしています。
これからも謙虚さを忘れないために・・・」
私も先生と呼ばれ始めて20数年が経ちます。
開局当初に父から、
「先生と呼ばれるからには人徳者でなければならない。お前はまだまだ。だから、しっかり道徳を実行しなさい」
と言われたことを、昨日のことのようによく覚えています。
祖母の部屋の暖簾(のれん)に書かれてあった
“実るほど 頭を垂れる 稲穂かな”
の真の意味が近ごろになって漸く解ってきた様な気がします。
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『今こそ見直そう 花嫁修業の話』についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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