🌼「シェア・ラブ・玉手匣 ワークショップ」
vol.10 in 石徹白
《貴女の内側の豊饒の泉へのリコネクト》レポート 3 🌼
長滝白山神社
🌼
🌼やっぱり、
滝は・・付いてきたと思います。
参加者の頭上、二本の大杉の
枝の切れ目をご覧ください。
空から滝が流れ落ちているよう。
約一名、滝行している方がいます💗
阿弥陀ヶ滝から下って
その滝ゆかりの名が付けられた、
かつての"白山中宮長瀧寺"こと
"長滝白山神社"に到着です。
🌼長滝白山神社の
まるで鳥居のようにも見える
大杉たち。
神仏習合時代の"長瀧寺の古図"には
見えないのですが、
インパクトのある大杉でした。
由緒古いこの聖地は、
長瀧寺時代、
鎌倉時代と明治時代に
大火にあっていますが、
おそらく・・
巨大だった大講堂も、神社も、
全堂灰燼に帰してしまった
明治時代の火災を生き残り、
大火を記憶する
大杉なのだと思います。
🌼本来の参道は南側から入りますが、
白山側から美濃へと下る私たちは、
東側からご神域に入りました。
🌼正面奥は、神仏分離令のち、
神社側と切り離された
"長瀧寺"の御本堂です。
手前の四阿の内には、
鎌倉時代から残る
石灯籠があります。
🌼同じ敷地の中の東側は
長滝白山神社。
大きな拝殿です。
毎年、とても有名なお祭り、
"長滝の延年"が
この拝殿で行われるそうです。
拝殿の奥に、
白山ゆかりの三社殿が並びます。
🌼一同拝殿へ。
🌼拝殿の奥、より白山に近く
白山三社と呼ばれる
3つの御社殿があります。
御祭神さまたちは・・
中央に本殿に
三柱の神様、
菊理姫神(白山比咩神・白山大権現)
伊弉諾尊
伊弉冉尊
向かって右の社に
彦火火出見尊
左奥に
大汝命
(おおなんじ(大己貴命))
🌼神仏分離令以前は、
古図で見ると、
中央の御本殿は
"白山大御前"
向かって右は
"別山"
左奥は
"越南智"
と・・。
御社殿を皆さんに説明するのに、
ご朱印所のおばさまに伺って、
はた、と思い出した・・
"泰澄和尚伝"に記されていた諸神・・。
別山は「聖観世音菩薩」
大汝峰を意味する
越南智は「阿弥陀如来」
中央
御前峰を意味する
白山大御前とは
「十一面観音菩薩」
そして、
この三殿の空間は、
白山山頂を
具現していたのです。
🌼
ご朱印所のおばさまに、
「別山は彦火火出見尊
大汝は大己貴命、
御本殿は、
伊弉諾伊奘冉と
白山大神ではありますが、
本地は十一面観音菩薩ですからね」
と伝えられて・・
それで・・阿弥陀ヶ滝で
十一面観音菩薩のお姿を
見せて教えてくださったのか・・!
と・・主催者でなければ・・
やっぱりここでも
すっかり素直に・・
腰を抜かしていたと思うのです。
🌼
🌼泰澄和尚と白山のこと
「泰澄和尚伝」より、🌼
🌼
🌼一同、それぞれに
白山三社、摂社の神々に
ご挨拶が始まりました。
🌼手前は御本殿。
中央に菊理姫神こと白山大神。
両脇に伊弉諾、伊弉冉尊。
すぐ右のお社は別山宮。
別山は白山山頂から見ると
南西に伸びる
なだらかな尾根にあたります。
御祭神は
彦火火出見尊と伺いました。
🌼御本殿の左側・・
25年も前に霊峰白山に
登拝した折、
大変お世話になった
大汝峰の神様に
大汝峰の山頂の姿を
心中に思い描いて
ご挨拶。
🌼大汝宮の隣に並ぶ
二つの摂社のうち、
左側は竈神の社。
この竈神に
言い付けられて、
"かまどとは、ほとのことじゃ、
よいか、ほとのことじゃぞ、
もどって、女子たちに、
しかと伝えよ "
と。
🌼ミセラさんからいただいて
石徹白で
神様に捧げられていた
菊の花を
恵さんとミセラさん
お二人で・・
御本殿の
菊理姫神に捧げて・・。
それぞれ違うメロディを
歌われているのですが、
絶妙なハーモニーに響く
歌の御奉納が始まりました。
🌼目を閉じて・・
二人の歌声に共鳴して、
トランスに入って待っていた
イシスさんを・・
彼女の受け取っていた
ヴィジョンのまま
舞えるように・・
手を引いて
ご神前へとご案内して。
🌼ウォーターハウスの描く
女性魔術師を思い出してしまう
恵さん・・。
イシスさんのドレスの緑も
意味深に見えてしまいます。
🌼歌は・・
イシスさんの舞に引き継がれ・・。
手を引いてイシスさんを
白山大御前の御前に
ご案内したことから・・
かつて・・
白山山頂に登拝した時・・
丹生都比売神社の宮司さまご夫妻に
幼い園児を、大神さまに
お引き合わせするかのように
導かれて
山頂に至ったのですが・・
目に見えない導きもあり・・
菊理媛神にも手を引かれて
(無言の叱咤を受けながら・・)
登っていました。
媛神は山頂へ至ると、
それまでの威圧は何処へやら
さっと身をひいて下がられ、
目の前に
白山大神が顕れました。
その時のことを
一瞬のうちに思い出して
この場では
菊理媛神に代わり
お引き合わせの役を
勤めるのだなと・・
参加者お一人お一人の
御手をお引きして
大御前の御社の前に
お連れいたしました。
🌼
かつて会った
菊理媛神は
しっかりキッパリな
案外男気な媛神さまに
見受けられましたが、
役目を終えたら
さっと身を引いて下がられ
見守っておられた
菊理媛神の姿勢が
忘れられなかった。
再びその役目として
追体験して
媛神が、
この日白山三社に集まられた
他の神々と一緒に
この様子をも
見守っておられるのを感じて
25年前の一瞬と、
この日の一瞬が
繋がって同時に起こっているのを
直観していました。
🌼
🌼皆さんの
美しい、喜びと
祈りの姿を
いくつかシェアいたします。
🌼呼ばれたように
社殿から振り返って
太陽を仰いで歌う
恵さん
🌼奉納の終わりに
ミセラさんと
美醜さんから
歌と・・
菊の花の捧げ物を
🌼白山山頂の三社を象る
優美なしめ縄の姿・・。
山頂その場が、諸神諸尊諸共・・
降りてこられているようでした。
🌼西側の天満神社に
お参り。
🌼馴染みの梅花の御神門の・・・
長滝天満宮
天神様こと菅公が白山の御神域に
お祭りされている理由は、
もうきっと、お分かりの方も
多いと思います。
詳細は以下の投稿に。
🍁菅原道真公を通しての白山🍁
🍁八瀬八幡宮のこと🍁
🌼明治維新の神仏分離令で
神社と切り離された
長滝寺のご本堂。
昨年来た時も、同じく感じましが、
ここはとても太陽の力を感じるお堂です。
ここにくると、空の太陽と、
お堂が何となくシンクロするのです。
🌼この日も空には彩雲が。
彩雲から陽光が
御本堂を直射しています。
白山中宮長瀧寺の
全盛期時代・・
同じ位置に
間口が33メートル
奥行き25メートルという
大講堂が建っていたそうです。
当時のご本尊さまは
大日如来、脇座に
釈迦如来像。
他四天王もおられ
須弥壇の上には7仏
祀られていたと。
御本尊の大日如来は
明治時代の大火で
焼失してしまったそう・・。
現在のご本尊さまは、
釈迦三尊像だそうです。
時間の関係で
お堂の前までは
お参りできず、
参道より遥拝いたました。
🌼太陽に御縁の深い場所なのか・・。
彩雲の姿が・・。
尊い姿が
顕れ出てきそうです。
🌼立ち去るのを惜しみながら
参道を下ります。
🌼左の敷地は長瀧寺
右側は長滝白山神社。
神仏習合の歴史の残る
貴重な寺社です。
🌼長滝白山神社と長瀧寺と
共有する参道の
鳥居の前で。
講師を務めて下さった皆さんのサイトを
シェアいたします!
🌼イシスアツミさん🌼
🌼めぐみ ひめみこさん🌼
🌼しのいえ ミセラさん🌼
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