乾き | cool.k on the keyboard

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Moon Religion
piano keyboards&Composition Arrangement

少し大きなライブの後、2.3日程度は体中が乾いた感じがする。
喉も確かに乾いているが体中に水分が足りず、水分を摂取しても体に浸透する気配が薄い。
体は重く、疲労感が残る。
昨日の打ち上げで足を吊ったりこむらがえったりした箇所はまだダメージを残している。
夜明け前に家路に着き昼前には家をでる、そんな1日のスタート。

今日は京都でレッスンだったがその前に母親が海外に出ている間に来てくれていたおばさんをお見送りする日でもあった。

僕が子供の時からタバコを吸い、熊本弁でしかめっ面でよく喋り、なかなかパンチの効いた難しい人だと思っていたが実際10日以上暮らしてみると実にもの静かで優しい人だってよく分かる。
出歩く事も極力したくないみたいだったし、僕が昼頃起きてきても夜少し早く帰っても同じようにこたつに座ってテレビを見ているか部屋に入って寝ているか。

ご飯は時々作ってくれた。
いつでも作ってくれるのだが、僕が不規則で食べれない日があったりするから。
ご飯はいつも美味しい、不足のない肉親の作る味。

父方の親戚は母方の親戚に比べると会う機会は極端に少ない。
他意は無く、「遠い」という理由でわざわざ会わせようとする魂胆が父にあまりないからだと思う。
おかげで母方の親戚に会う時より若干はとっつきにくいし、従兄弟の顔も思い出せる人とそうでない人がる。。。

昨日初めて演奏を見てもらった。
親父が入院した一昨年、看病に来てくれていた時に1度誘ってみたが幸いにも回復が思ったより早かったために早々に熊本へ帰る事になり、機会を失っていたので今回は無理を言って滞在を少し延ばしてもらっていた。

僕や仲間がおばさんにどう映ったんだろうか??
楽しませる力量は無いにしても僕が楽しんでる姿だけはきっちり見てほしかったんです。
このおばさんが大好きだって思った、そんな数日間でした。

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見送った後にレッスンまでは時間があったので京都駅から四条烏丸まで散歩、途中の本屋さんで詮索したのは鈴井貴之の本でした。
根付くことのない北の大地でタレント事務所を立ち上げ、成功を収めたCRIATIVE OFICCE CUEの代表取締役の半生期。
彼自身、自分をダメ人間と題して書いてるわけですが、、、、。
頼むから一言言わせてくれ。。。


胸が痛いと、、、。
僕も含め、僕の周囲もこの手の人が数人いるな。。。
1つも笑えないまま夢中で読み切ってしまった。。。

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おかげで薄暗い気持ちのまま今日を過ごしてしまった。。。