新キャプテン・アメリカ誕生

カーリが率いるフラグ・スマッシャーズが

GRCを襲撃。新たな「キャプテン・アメリカ」も

駆けつけるが誘拐されてしまう。

サムは何とかカーリを説得しようと試みるが・・・

いやいや、なんとも胸熱くも物悲しさもあるラストでした。

ここまでちゃんと物語を重ねてきたからこその

サムの決意、過去の超人への落とし前が

説得力あり、最後のお説教につながります。


政治的なメッセージが

ちゃんとサムやバッキーの人生とリンクして

しっかりした説得力につながりました。

いいドラマだったと思います。


正直なところカーリには最初からあまり

同情できませんでしたね。

「大義」だとか「正義」のために

逃げ惑う人、閉じ込めた人に火をかけようとまで

するのは。

それに迷いをもたないのがなあ。

結局自分も切り捨てるじゃないか、と。


だから最後に一言ごめんなさいって言われても

「最後に良い子っぽく、何なん?」としか

思えませんでした。


アメリカの、というか先進国が少なからず行ってきた

差別や支配に対するカウンターとしての

敵という意味ではよかったかなと思います。


あとサムが黒人としてキャプテン・アメリカとして

立つことの大きさは

日本人には本当の意味では理解できないなとも感じました。

異なる人種がそばにいることに

全く慣れていないから。

今は知らないし少ないし、基本人間の肌の色で

区別するのはだめ、というより「意味あるの?」って

感じる方なので。

日本にとっては

これから起こりうることかもしれないなとも思います。


あと個人的にはウォーカーが

踏みとどまったのは感動した!

敵を殺すのではなくて人を助ける方を選んだのは

本当によかったです。


今後彼はヴァルの元でなんかするんでしょうけど

ヴァルは信用ならんなあ。


・・・そしてパワー・ブローカーだったシャロン。

闇堕ち・・・したのかなあ・・・悲しい。


兎にも角にも重厚なドラマとして楽しめました。

新生キャプテン・アメリカの次の登場楽しみにしてます。


バッキーも頑張れ。


次はアニメ

転生したらスライムだった件 

第40話「会議は踊る」の感想です。


【MCUドラマシリーズ 過去感想】

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

EP1 新たなる世界秩序

EP2 星条旗を背負う者

EP3 パワー・ブローカー

EP4 世界注視の中で

EP5 真実


他MCUドラマ感想はこちらのページより。