旅立ちを見送るもの。

アビスの淵で、リコは目を覚ました。
アビスの淵は地上より明るくレグは不思議に
思う。リコは沸き立つ気持ちを抑えられない。
そんなリコに、レグはある文書を渡す。
それはリーダーが託した、
リコへの最後の課題だった。
リーダーやシギーたち、そしてハボさんの
優しさが響きました。
まだスタートであるアビスの淵で
ピクニックのような明るい画像。
もちろん先への不安はあるでしょうけど
その危険さはまだ「人から聞いた話」の
領域は出ていません。

そんな中、リーダーからの無言の激励と
「追手からきっちりと逃げないと
前には進めないぞ」という課題。
それに追い立てられるように背中を押され、

今度はシギーたちが頼んだ
ハボさんの手助けの申し出と大事な伝言。

リコはそれを断り、第二層へと旅立ちます。
仲間たちの、人の世界の優しさと
これで本当にお別れ。
ハボさんのハグはそんな別れを
しみじみと感じさせてくれます。

そしてラストのレグのセリフ。

こらからは追うものも追われていくで場所へ。
全てから追われるものとなる。

いよいよ、危険な世界が始まりそうです。

この匂わせが最高なんですよね…!!


次は映画
クエンティン・タランティーノ監督
「パルプ・フィクション」の感想です。

【メイドインアビス 過去感想】