こんにちは
情報を視覚的に伝える✨
カラー&コミュニケーションコンサルタント
久保寺麗です。
大学卒業後
就職・超氷河期を経て、新卒で入社した会社は
クリエイター専門のエージェント業
(人材派遣・紹介・請負)を行うベンチャー企業でした。
入社当初は4・50名だった社員数は
私が退職する6年後には200名を超え
入社2年目には、株式上場もしたり・・・と、
私が所属していた6年間は、
まさに売上も規模も
ものすごい勢いで急成長しているまっただ中
の時期。
入社直後に配属されたのは
新規に立ち上げられたばかりだった
「広告・出版業界」担当部署でした。
新規部門だったので
当然クライアントもゼロからのスタート。
新人最初の仕事は「500件テレアポ」でした。
上司からは
「手をガムテープで電話に括り付けて、電話をかけ続けろ!」
なんて体育会系ノリでいわれ
(もちろんガムテは冗談ですが・笑)
「広告代理店年鑑」「○○協会」的な名簿の
ア行からワ行まで
ひたすらに新規のテレアポ電話をかけ続ける日々。
ベンチャーですから
当然電話相手の方は、こちらの会社名を誰も知らない。
何度も電話先で
「え?なんだって??」と会社名を聞き返されたり
冷たく切られたり、は日常茶飯事(笑)
100件かけて
アポがとれるのはせいぜい2・3件、という
超・地道な営業活動でした。
(その5年後には、
5件かけて3件はアポが取れるワザを身につけるのですが・・
その話はまた別の機会に。)
そして、靴をぬいであがるような
マンションオフィスから
見上げるような都心の高層ビルにはいる企業まで
大中小、様々な規模のお客様への営業訪問は
年間のべ数百社にのぼり
対法人営業の「場数」は、相当踏ませて頂きました。
***
また、大手人材系の企業であれば
営業・人材コーディネート・面談・営業事務などは
部門が分かれていることも多いのですが
そこはベンチャー企業だったため
自分のクライアントは自分で見つけてきて
最後売上を計上するまで責任を持って担当する、という
ビジネスの始まりから終わりまでを
一貫して一人が行うスタイルでした。
当時、中途で大手企業から
転職してきていた先輩方からは
「普通の会社で5年かけて経験することを、この会社では1年で経験する」
と聞かされていた程。
でも、部分的にではなく
仕事に関わる一連の流れ全てに関われたことにより
(パーツパーツではなく)
常に「仕事の流れの全体を見ながら」仕事を進める
という視点で仕事ができたことが
今にも大きく活きています。
そして同時に、
ビジネス上の「人」との関わりの
「難しさと怖さ」を知ったのもこの時期・・・。