行って来た。
ライ・クーダー、そしてニック・ロウである。
たまたま東京へ出張中の身であり、行って来たのは渋谷オーチャードホールである。
前回ライ・クーダーを1988年6月に中野サンプラザで見たので、あれから21年たつ。
ライ・クーダー(G)、ニック・ロウ(B、AG)、それとライの息子(D)の3人編成。
恥ずかしながら、ニック・ロウがベースを弾くとは知らなかった。
さすがに、オーディエンスの年齢層は高くて、でも、赤毛のおっさん(爺さんに近いくらいの)とか、豹柄の帽子とか着てるやつとか、どっかで見たようなミュージシャンぽいやつとか、いろんなのがいた。ライがミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ばれているゆえんである。
1部の前座が終わり、休憩をはさんで始まった。
ニックは上下黒で髪型が白いリーゼント?、ライはだぶっとしたアロハと下もゆったりしたパンツでかなりお腹が出っ張っているように見える。両御大とも60歳以上の年齢だと思うが、こんな歳でこんなことやっててかっこいいと思った。
ニックとライのそれぞれの楽曲を交互に演奏していたようだ。
でも、ライ・クーダーのギターは何より饒舌で、大半の客はそれを目当てにしていたのだとは思うが、ニックの歌でもしっかりギターが自己主張していた。ギターをとっかえひっかえ、ステージ上には常時3本程度のギターが置いてあるのだが、それをクルーの人が何度も交換にステージ脇から現れていた。英語の通じない日本人オーディエンスのためにギターで表現していたってことと思う。後半、ニックは自分の曲も歌うのだが、かなりバックに徹していて、遠慮気味に見えた。
30年前にCMで流れていたあの歌、Across The Borderlineをやりはじめたときはぐっときた。
この曲をやってくれるとは思ってもいなかったから。21年前のライブではやってなかった(ように思う)。
Down In Hollywood、Jesus On The Mainlineなんかもやってくれた。
アンコールでは、Little Sisterなどもあった。
(しかし、マニアはいるもので、他の日のステージでのセットリストをブログに書いているのを見つけたのだが、恐らくはほぼ本日と同じ内容であった)
アンコールは1度だけだったので、もっと見たかったというのが感想である。それでも2時間近く(上記ブログによれば19曲)演奏していたのだけれど。
本当によかった。また見たい。
でもホールの後部は空き席が多く、次回公演のチケットもまだ余っているようであった。
うーん、寂しい限りである。
入り口で配っていた案内にはジャクソン・ブラウンとシェリル・クロウの競演!(これは3月)
やっぱり、ライ単独ライブでは日本へ呼んでもペイできないから2人セットなのかもなあ。
ライブへ足を運ぶ人が減り、チケット代が高騰してしまった最近だが、ビジネスとしてやっていく上では仕方ない判断なのだろうと思うと、音楽産業も厳しい状況だ。