こんにちは
佐倉市 中志津のピアノ教室
講師の皆川慶子です
発表会では連弾も全員に演奏していただいています。
親子または ご兄弟での連弾、私との連弾とさまざまです。
先日親子連弾のお母さま（お母さまも生徒さん）に「連弾の合わせどうですか？」とお聞きしたところ‥
「娘がイライラしています。。」と。
よくあることで、兄弟では喧嘩になったりもするそうです。
よくよくお聞きするとお母さま、お子さまの双方でイライラの様子。
セコンドパート（主に伴奏担当）とプリモパートで音がそれほど複雑に入り組んでいるわけでもないのにどうしてだろうと思いつつ、合わせてみるとわかりました！
ソロで弾くときと変わらないポジションで弾こうとすると肘が当たってしまう場所がありました。
弾いてみないとわからないものですね。
この場合はどちらかが鍵盤の手前で、もう一方が鍵盤の奥で弾くことで解決✨
連弾は打ち合わせが重要なのです。
お互いに我慢していても、どちらかが遠慮しすぎても上手く弾けないです。
親子間で上手くいかない場合は、ポジションのことなどもアドバイスできますので声をかけてくださいね（←教室連絡）
もうおひとり、
昨日レッスンにいらっしゃった大人の生徒さんが本日も連弾だけのレッスンにいらっしゃいました。
現在ご遠方から通っていらっしゃり、月１レッスンでは連弾が不安ということで１時間びっしり連弾のみレッスンしました。
16分音符がたくさんあるわけではなく、譜面づらはどちらかというと簡単そうに見える曲。
それが曲者で。。。
音の接近が多々あり、手のポジションによっては弾けるものが弾けない状態になるという連弾特有の難しさがあります。
これは２ヶ月ほど前の画像ですが、まだこの時は “打ち合わせ“ が十分ではなくて２人で（たぶん）困っている状態でした。
昨日からの２日間はポジション、４手でのバランス、生き生きさせるリズムの取り方などなどかなり徹底してレッスンできました。
今後進化しそうな予感
連弾では性格がよくわかるのです。
よく聴いていて私がニュアンス変えて弾いたらそれにパッと反応する生徒さん（すごく長い指導経験の中で２名ほど）、我関せずでソロを弾くとき同様に肘を張っている生徒さん（今はいらっしゃらないので書いちゃう。）などなど。
連弾は、二人で弾くことで音域が広くなり音楽も広がります。
喧嘩したこともよい思い出となるはず。
ぜひお家でアンサンブルを楽しんでください
