断続的に進行中の

 

東京国立近代美術館での

所蔵作品展

MOMATコレクションの

 

鑑賞記録

 

 

 

 

柳原義達(やなぎはらよしたつ)

『風の中の鴉』

1982年

ブロンズ

 

 

長い嘴に、ゴツゴツとした翼と身体

どこかユーモラスさも

感じられるような気がする

表情と姿勢

 

とても好みだったので

ぐるぐると回って鑑賞

 

 

 

少し後方から観ると

 

ゴツゴツさも増量、なおかつ

ガシッとつかんでいる脚が強調されて

お、これはなかなかに

カッコイイショット…?

 

 

正面から向き合うと

 

 

嘴が長いのもあって

結構な迫力なのです

 

写真だとそれがあまり

そこまでは伝わりませんが;

 

カッコイイ… 照れ

 

思わず、きみ〜、カッコいいねぇ、と

なでたくなってしまうけれど

がまんがまん… ニコ

 

 

 

 

 

 

ジャン・デュビュッフェ

『草の茂る壁際』

1956年

油彩・キャンバス(アサンブラージュ)

 

 

これは作品の一部

 

気に入った部分をフォーカスしてパチリ

 

石チョコみたいな質感に

まず惹かれたのですが

よくよく観るとこれ

コラージュ(切り貼り)なんですよね

 

パーツのもとを塗って(描いて)

それを切って、貼っている、という

 

それに気がついたところで

ふっと彷彿してしまったのは

以前展示を観たことのある

エリック・カール

 

そのときもそうだったのですが

切り貼りの凹凸がわかると

平面に描かれている絵とはまた違った

立体的? 複合的? な味わいがあって

 

よき、なのです… ニコ

 

 

 

 

 

 

小山田二郎(おやまだじろう)

『火』

1983年

水彩、鉛筆・紙

 

 

この、シーンとしては不穏でありながらも

どこかポップ(カラフル?)さもあるような

色使い、そのマッチが、とてもツボ

 

 

 

 

小山田二郎(おやまだじろう)

『鳥女』

1982年

水彩、鉛筆・紙

 

 

瞬間的に彷彿してしまう

セサミストリートのあの大きな黄色い鳥

 

そして、このタイトル『鳥女』に

ピーン 電球キラキラ 

 

府中市美術館でも出逢ったことがあるのです

この方の、また別の『鳥女』

(NGだったので写真はありませんが;)

 

なにかこだわりのあるモチーフ

だったのかしら『鳥女』

 

気になっている画家のひとり

だったので、未見の作品が観られて

うれしいのと同時に気になってしまう

画家自身のこと

 

 

 

こちらも同じ作者の作品

 

 

小山田二郎(おやまだじろう)

『夜』

1983年

水彩、鉛筆・紙

 

 

こちらも、鳥女、ならぬ

鳥人間(鳥男…?)

 

ファンタジー作品のキャラクターのようで

動きとか、ストーリー、役回りとかを

想像(妄想?)してしまいます 照れ

 

 

 

 

 

 

舟越桂(ふなこしかつら)

『森へ行く日』

1984年

木、彩色、大理石、ゴムチューブ

 

 

この方の作品にも

以前お会いしていて(別の方の作品が

おめあてだったのもあり、写真はありませんが;)

 

 

 

 

この左右で違う方向へと伸びている視線

木の彫り具合の加減、その味わいや

全体のカタチから醸しだされる空気感が

とても物語的で、好み

 

いつかフォーカスした展示を

観てみたいなぁ、と思います

 

 

 

 

 

 

アンリ・ミショー

 

複数展示されていた作品のうちの1点

ゆえに、タイトルや制作年、画材等が

わからなくなってしまい;

 

 

とりあえず、キャプションによると

詩人としても知られていた そうで

 

世界のすべてを動きとしてとらえ

ひたすら速く、流れるように

駆け抜けるように描こうと試みた そう

 

 

なんだかこの

針金を曲げてつくったような曲線が

なんとも言えず

 

そして、右側のコは犬、だよね…?

というところもあり

 

それぞれの姿態がおもしろいのもあり

パチリ

 

 

 

 

 

 

マルクス・リュペルツ

『ヘラの頭部』

2003年

ブロンズ、彩色

 

 

ギリシャ神話に出てくる女神

ヘラの頭部、とのことなのですが

 

とりあえず、この床の上に板

その上に頭部(生首…?)の図が

なんとも………で、思わずパチリ

 

そして、この作品、ブロンズ

だったんですね

 

なんとなく、観ている限りでは

木かな…? と思っていたりしたので

彩色のマジック、なのかな…?

 

 

 

 

 

 

長谷川三郎(はせがわさぶろう)

『オルレアン街道の雨』

1930年

油彩・キャンバス

 

 

こちらも作品の一部

 

気になったところを

フォーカスしてパチリ

 

どうしても動物

特に犬らしき姿には

惹きつけられてしまいます

 

もちろん

タッチもあってのことですが;

 

 

 

 

 

 

岡鹿之助(おかしかのすけ)

『群落(A)』

1962年

油彩・キャンバス

 

 

画面を埋めつくしている家々

 

 

 

色の感じやタッチも好みで

 

 

それにしても、なにやら

煙突がたくさん、ですねぇ… キョロキョロ

 

 

 

 

 

鑑賞作品の記録は、これにて終了!

 

鑑賞自体の記録は、また小休止を挟んで

地味に続きます〜

 

 

 

 

 

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20220318/