梟の耳。黒猫の瞳。海馬のツブヤキ。

梟の耳。黒猫の瞳。海馬のツブヤキ。

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

前ページ
次ページ

17Mar
- 聖女の島／皆川博子
  読了記録皆川博子長編推理コレクション 4著：皆川博子　編：日下三蔵柏書房収録されている二編のうちの残り一編『聖女の島』を読了舞台がなんと軍艦島で読みはじめたのがちょうど同じく軍艦島（端島）を舞台としているテレビドラマ『海に眠るダイヤモンド』の録画を一気見したすぐあとだったので巡り合わせに驚きつつ映像として目にしていたおかげで小説の中の風景もイメージしやすくと言って、こちらは全盛期ではなく廃墟となったあと、修道会が非行少女たちを隔離し更生させるための施設をつくり、運営していてそこに、助けを請われてひとりの修道女が島へとやってくるところからはじまりただ、それを迎えた矢野藍子の様子が最初から少しおかしいのだ修道女に対して、滔々と話しているその内容（時々、不意に自身のことや過去のことに飛んだりする）ももちろんだけれどもその話し方もなんだか自問自答というか独り言を繰り広げているかのようで加えての、彼女がなにかを忘れているなにかを思い出せないというところそこから、薄々とどういった構造の話なのかの察しがつき実際、その通りだったのだけれどもただ、構造に早々に察しがついてしまったとしてもこの小説の魅力が損なわれるということはなくというか、味わうのはそこ（どういうこと？を追いかけていく）ではないのだいくつか収録されているあとがきのうちのひとつで恩田陸が書いていたけれどいかがわしさ、偽善、残酷さ、淫靡さが含まれているのに「禍々しく」も「美しい」そうした皆川博子らしい配分で構成されている世界、空気、雰囲気をただただ食べるように、飲むように味わいながら、進んでいけばよくちょっとネタバレになってしまうけれど廃墟のように少しずつ崩れ、剥落しやがては破局＝隠されていたものにまでたどり着いた彼女の意識はそこからまた冒頭のシーンへと戻っていくのだ精神世界の中で繰り広げられる永遠のループそのなんとも言えない哀しさ、というか、やるせ無さ…？がまたなんともたまらずそしてこれ（全編を通して）がまさしく私が大好物である「幻想」であり著者自身のあとがきによるとこの「皆川博子長編推理コレクション 4」に収録されている二作は「編集者に課されていたノベルズの制約を無視し」「のびのびと好きなことを書いた」とのことで皆川博子らしい調理に目がない身としてはまさに、そのらしさが味わえるご馳走ふた皿でとても美味しくいただいてしまったのでしたまた、インタビューもいくつか併録されていて執筆周りのことだけでなく影響を受けたことや、好きな小説や小説家等もたくさん知ることができてしまい、うれしい＆こうしてまた読みたい本が増えていくのだ…皆川博子長篇推理コレクション4 花の旅夜の旅　聖女の島 [ 皆川博子 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} Amazon（アマゾン）で詳細を見る　　　　　　　　　　　　　
16Mar
- ラーメンみなみ：背脂中華（しょう油ラーメン）
  開店時間の5分くらい前にお店の前まで戻ってきたところ待機列ができていて9、10人目として接続の「ラーメンみなみ」さん※ これは退店時のパチリ店内はカウンター席のみの9席なのでギリギリ1巡目には入れず出入口を入ってすぐの食券機にて食券購入後、店内の座席の後ろのゾーンで廊下に立ってなさい状態でずらっと並んで待ち（「背後霊待ち」と言うらしい？）でも立って待っていると調理している様子がよく見えてなかなかおもしろく麺を茹でているその上に蓋みたいな形で丼を被せていてお茶を淹れるときにまずお茶碗を温めるみたいに丼も温めているんだな〜、とか4杯ずつ調理するんだな〜、とか背脂の量をさっぱり、普通、多め、ギタギタ、と4段階で調整できるのだけれどもギタギタ（おそらく）の場合はトッピングとかも全部載せた最後の最後に再度、背脂をちゃっちゃするんだな〜雪が降ってるみたいだな〜、とかそうこうしているうちに調理担当ではない店員さんによって食券とともにお好み（それぞれの調整具合）が回収されていき前述の背脂の他にも麺のかたさが、かため、普通、やわらかめ味の濃さも、うすめ、普通、濃いめ、と3段階で調整ができとりあえず、初訪だったのでいずれも「普通」にてあと、麺の量は半麺：100g並盛：200g大盛：300g（＋150円）の三段階で、「並盛」にて、の背脂中華（しょう油ラーメン）（880円也）まずはスープをひとくち背脂がしっかり浮いている見た目のイメージよりもずっとすっきりしていてほのあま美味しいトッピングにほうれん草がいる通り店主が家系出身らしいのですがいわゆる家系っぽさはあまり感じられないかも？というわけで、家系を食べるとこめかみがキーンとしちゃう私なのですがそういったこともいっさいなくてほっとしつつ、食べ進みそうそう、同居人いわく家系っぽい麺だったのですが確かに見た目は家系っぽいんだけれどもでもそれよりももっと水っぽさというかつるっとに加えて、もちむちとした特徴的な食感をしていてそれが好みな塩梅で、美味しくて奥に製麺機が置かれている小部屋があったので自家製麺なんだろうな〜見た目よりもずっとあっさりと感じられるスープだったので完飲したかったのだけれど先に食べ終わった同居人がそれでも、私に合わせてゆっくり食べてくれていたらしいのだけれども丼をカウンターにあげてテーブルを拭きはじめてしまったのであえなく、あともうちょっとのところで完飲断念それでも、カウンターに丼をあげたら確か調理担当の方が、丼内の状況を見て「キレイに食べていただきありがとうございまーす！」と言ってくれたりしてちょっとうれしかったりしたのでしたというわけで、完食ー！でお腹いっぱいラーメンみなみ · 〒134-0083 東京都江戸川区中葛西２丁目１９−１５越川ビル 102★★★★☆ · ラーメン屋maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　
15Mar
- 翡翠と追いかけっこ
  少し前の週末同居人とふたり麺喰い部しよ〜ぜ〜とでかけましておめあてのお店は同居人発以前、LINEに送りつけられてきていただったのに、本人まったく覚えておらずでおーーーい、おじーちゃーーーん自宅からはちょっと距離があるお店だったのですがお散歩がてら、ふたりでてくてくと歩きながら向かいそしてこの頃、ちょうどコンビニ流通のパンダース探しをしていた頃だったのでコンビニがあれば立ち寄ってないかな〜、ないかな〜とうろうろと店内を探索しに行く私数量限定なのにこんなに発売から時間が経っていたらばないがな〜、ないがな〜で外で待っている同居人という構図が数回繰り返されつつ笑結果としては、同居人が言う通りどこにもなかったのでありますがそうこうしているうちにおめあてのお店に無事到着だがしかし、まだ開店前だったので時間まで、もうちょっとこの辺り散策してみようぜ〜とてくてくしていたところ川にぶつかりあら、この川、春になると両岸に桜が満開になって見事なる桜ロードになるのでその時期だけは、いつものジョギングコースを変更し走ることにしているその道の途中じゃんでちょうど、すごそこに地図らしきものがあったのでそれを眺めていたところなにやら見覚えのある公園名があれ、この〇〇公園って最近なにかで聞いたよね？なんだっけ、調べていたラーメンのお店が近くにあるとかだったっけ…？と言いつつとりあえず気になるのでその公園へと向かって川沿いを進んで行ってみていたところ進んで行っている方向から飛んでくる鳥が一羽あってその水面近くを平行に飛んでいくその飛び姿、飛び方があまり普段は見かけない感じでそう、日常の中でなにげなく目の端にあってそんなに気にすることなく通り過ぎているけれども鳥にはそれぞれに姿形の違い、大きさはもちろんのこと飛び方にも違いがあってカラスやハトスズメやヒヨドリ、ムクドリハクセキレイ、シジュウカラメジロに、カワラヒワ私のご近所だと、それにカモメや、カワウ、ウミウシロサギ、アオサギイソヒヨドリなんかも加わるのだけれども意識してはいなくとも目の端には映っているのでその大きさや姿形、飛び方等は記憶されていてその慣れ親しんでいるもののどれとも違う飛び方に私の鳥センサーが働きまして最近はすっかりとご無沙汰だけれども鳥部と称して、鳥鑑賞（いわゆるバードウォッチング？）するのも好きだったりしましてなんだかあまり見たことない飛び方誰だろう？と注視していたところその飛んでいる背中の一面がキラリと青く光りその瞬間あ、カワセミだーーー！となりまして同じく、鳥部の部員である同居人がどこどこ？となりつつも次の瞬間、ふたりであ、そうか、カワセミだーーー！とハモってしまったのでした笑そう、前述のなにやら聞き覚えのある〇〇公園地域新聞に、一般の投稿者からのキレイに撮れているカワセミの写真が載っていてほぼ活動休止中だけれども鳥部としては反応しましてねぇ、見て、これ、と同居人といっしょにそれを見ていたんですよねで、その撮影地として、〇〇公園、と記載されていて、それゆえに記憶に残っていたのでしたわかって、すっきりそして、どこいった？と嬉々として追いかけていく同居人笑あ、いたぞ！というわけでスマホのカメラを構えてみたものの草の陰に隠れてしまっていて危険な輩だ、と認識されないように素知らぬ風を装いながらもうちょっと、視界的に草がとぎれるところに移動してパチリを試みるもスマホしかもそんなに新しくないのカメラなので、これが限界で同居人には一眼レフ持ってきてたらよかったな〜と言われたのですが、まさに、それな！でさらに、カワセミちゃんやっぱり、スズメやハトやカラス等人間の近くで暮らしている鳥と違って警戒心が強いのですぐに飛び立っていってしまうんですよねそれをまた、次の叢までパタパタと追いかけていき追いついた私にここにいるぞ！と小声で教えてくれる同居人笑しかも、私がパチリしやすいようにスマホのライトで照らそうとしたりなんかしていや、そんなんしたらまた飛んでっちゃうやんか〜なまさしく珍道中を繰り広げつつ笑一番、カワセミらしいパチリはこれかないやはや、何年ぶりだろうブログを遡ったらほぼ10年ぶりくらいだったのですが前回の遭遇はこちら今回よりも全然鮮明なパチリございますそのときも同居人がいっしょだったんですよねもしかして、同居人カワセミ遭遇運なんて限定的な持っているんかな〜とにもかくにも遭遇できてうれしかったのと嬉々として追いかけていく同居人がなんとも可愛かったのと鳥部、活動再開したいっすね〜と思ったできごと、だったのでした　　　　　　　　　　　　　
14Mar
- 無冠阿佐ヶ谷：牡蠣塩ラーメン
  映画の前には … 麺喰いこの日の映画館は＠阿佐ヶ谷Morc阿佐ヶ谷阿佐ヶ谷と言えば、ずっと一度行ってみたいな〜と思っていたお店がありましてようやっとその機会がやってきたや〜んというわけでいそいそとお店へ駅からすぐのロータリーを越した先の建物ちょうどアーケードのような雰囲気の中に立ち並んでいるお店のひとつ「無冠阿佐ヶ谷」さんこの出入口外に設置されている食券機にて食券購入後、いざ！おめあては、というかメニューはこれただひとつしかない！な牡蠣塩ラーメン（800円也）まずはスープをひとくちいわゆる、牡蠣の身もトッピングとして載っかっていたりして牡蠣汁ブシャーなスープをど派手な牡蠣パンチ、とするならばこちらは、両手で頬を包まれてさすさす、もみもみされるような塩梅と言ったらいいのか主張はそこまで強くはないけれどもでもしっかりとスープの中で旨みが泳いでいる感でやさしく、沁みる味わい細麺を啜りつつスープをこくこくでいただいていき半分くらいになったところでなにやら種類が多くて気になっていた卓上調味料からぶどう山椒をチョイスして振り振りピリッとした刺激と爽やかな風味が加わっていい感じの味変にだがしかし、その隣にさらに気になるストッカーがあって自家製辛子高菜実は、着席したときに隣の席の方の食べ途中の丼内がパッと見、かなり赤い様相を呈していてしかもそれが、辛いもの強くはないけれども好きな身としては、美味しそうでもありむむそんな辛い系もあるの…？いや、メニューはただひとつだったよね？というわけで、あれはおそらくこれを投入したがゆえの赤さだったのでは？というわけで、私も投入！そして、これがまたかなりいい感じに風味と辛さを加えてくれ絶妙な味変となって旨々々〜〜〜と完飲の完食ー！だったのでした店内の雰囲気も接客の感じもよくて退店したらば6人ほどの並び待ち列ができていたりして入店のタイミングに恵まれたんだな、というのとやっぱり人気のお店なんだな〜、と思いつついや、最近、とりあえず私が足を運んでいる範囲ではラーメン一杯 1,000円越えもまったくめずらしくない、というかむしろほとんどがそうななかこの内容と味わいで800円なのはかなーーーり、お得な気がしてすごいですところで、同じ系列だと思われる五反田にある「中華蕎麦無冠」さんは今回の阿佐ヶ谷店さんの細麺とは違って手もみかな？な不揃いな平打ちの太めなちぢれ麺しかも、もち小麦粉使用とのことでもっちむち食感がとても好みだったのでこれはやっぱり五反田店の牡蠣塩ラーメンも食べてみたいなと思ったのでした注：五反田店は周期変動？でホタテと牡蠣が入れ替わるようで私が訪ったときはちょうどホタテのターンだったんですよね無冠阿佐ヶ谷 · 〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北２丁目１３−２パサージュ阿佐ヶ谷★★★★☆ · ラーメン屋maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　
13Mar
- ストップモーション
  3/3（月）＠阿佐ヶ谷Morc阿佐ヶ谷にてストップモーション2023年｜イギリス｜93分｜PG12監督・脚本：ロバート・モーガン出演：アシュリン・フランチオージ、ステラ・ゴネット、トム・ヨーク、ケイリン・スプリンゴール、セリカ・ウィルソン・リード他公開前からチェックしていて観たいリスト入りしている作品だったもののその他の観たい作品の波にもまれているうちに近場では上映終了、もしくは仕事帰りに観に行ける枠はなくなってしまいしょんぼりしていたところ遅れて、Morc阿佐ヶ谷さんがかけてくれていてやったー！と、ルンルンと向かったのでした内容はちっともルンルンな感じのものではないのだけれどもむしろ、グロさ、エグさ、狂気強めで肉体的に痛い描写やバイオレンスもあり特に、肉体的に痛いのに弱いのでひぃぃっと座席で身をよじりながらの鑑賞だったりもしましたが個人的には、このタイプの作品好きなんですよねたとえば『ボーはおそれている』とか『MEN 同じ顔の男たち』とかと似た系統の主人公であり主観者である人物の現実その現実を受けとっての本人のなかでの印象生じた内面の感覚、思考、意識、感情等がビジュアル的に融合し虚実入り混じったようになる視界心象風景のような展開になる感じというわけで偉大なるストップモーションアニメーターである母（ステラ・ゴネット）のもと自身も同じ道を進もうとしている娘のエラ（アシュリン・フランチオージ）手が不自由になってしまった母に代わってその手となり、母の指示のもとに母の作品の制作を進めていくも突然、母が病に倒れこれ幸い、と自身の作品の制作をはじめるも思うようにいかずそこに、ひとりの少女が現れ彼女が語るストーリーに沿って作品制作を進めていくうちにだんだんと現実と虚構が錯綜その境がなくなっていきやがてーというようなお話-------------以下、ストーリーの筋の一部と結末、ネタバレ的な要素を含みます苦手、不要な方はご注意ください-------------また、この作品現実と虚構がまざりあっている描写をどう受け取り、解釈するか、それこそ観た人の数だけ、視界や解釈がありそうなそんな余地のある作品なので以下は、私の個人的な解釈と視界です序盤からして母から「パペット」と呼ばれその不自由となった手の代わりにまさに、母親の指示通りに動く人形として個のない、道具のような扱いを受けているエラ加えて、母はストップモーションアニメーターとして認められている、偉大な存在でありそれもまた重くのしかかりと言って、母との制作のなか「私のアイデアも活かせるかな？」のような趣旨のことを口にしつつも母から「どんなアイデア？」と問われれば黙してしまうエラどうせまた、日頃の制作最中と同様にダメ出しされるだろう、で口にしなかった、できなかった、のかはたまた、自分から口にしつつもその肝心のアイデアがなかったのか続く展開母の、ではなく自身の作品の制作づくりにかかるもうまく進んでいかないことを思うと後者だったりするのかなというわけで支配的な母からの脱却を望みつつもいざ、その支配から離れたら母のように偉大でもなく、また才能もないなにもない自分自身しか残らない、というある種、共依存のような？関係性が垣間見えそんなエラが、母の、ではなく自分の、作品をつくっている現場に現れる謎の少女（ケイリン・スプリンゴール）役にハマっていてとても魅力的で今後が気になる存在ずずずずずっと音を立てて飲み干したジュースのパックをぼとっと、その場に落として去っていくといった奔放な行動だったり少女が語るストーリーに沿ってエラの作品制作が進んでいくところや終盤のとある展開のありようからしても少女は、エラ自身であり抑圧されたエラの願望というかそうありたい姿、もしくは潜在意識が具現化して現れたようなそんな存在かな、ととすると、エラと少女のやり取りは顕在意識と潜在意識のやり取りということになり自己の中での対話のような状態でそしてこの少女が現れてから徐々にどこまでが現実でどこからが妄想なのか虚実が曖昧な展開となっていき…というか、たとえば、終盤エラは、格闘ののち恋人の鼻をつまみ口を塞ぐ形で殺してしまうのだけれど序盤で、横で寝ている恋人の鼻をつまみ息苦しくなって起きた恋人とじゃれあうようなシーンがあってということは、もしかして、その序盤で恋人の鼻をつまんでいたときにエラの潜在意識の中にあったことその具現化が、終盤の展開でありということは、終盤の展開はエラの妄想、隠れた願望の描写で現実ではないのではないかそして、この、鼻をつまむ、以外にもノックの音とか、光の点滅等意味ありげに重複する描写がちらほらとあってということは少女が現れてからの展開はそのほとんどがエラの潜在意識の具現化で現実ではないのではないかそうして、最終的には自身が制作している作品の中に入りこんでしまったエラは内部が黄色い布貼りの箱の中に入りそっとその蓋をしめそれを横目に少女が「最高ね」と口にし箱の中に入って蓋を閉めてしまえばもうなにも見ることも聞くことも感じることもなくなり傷つくことも苦しいこともなくなる「最高」の状態そしてその外に少女が残っている、ということは顕在意識と潜在意識が交代したということかあれ、ちょっと待ってこのエラ（顕在意識）が入る内部が黄色い布貼りの箱このちょっと前にも登場してきていてエラの作品の中の主人公である女の子と言ってもかなりグロテスクな形状なのであるがが、脅威的存在である灰男この灰男もまたものすごくグロテスクな造形なのだけれども主人公の女の子（＝エラであろう）にとっての脅威、とくれば、＝母親なのだろうと解釈から逃げているときに壁に開いている穴にズボッと頭を突っこんだらそこが黄色い布貼りで最後にエラが入る箱の中と同じでということは、つまりこのエラの作品づくりを先導しているのは少女（潜在意識）なので作品づくりを通して少女（潜在意識）が脅威的存在である灰男（＝母親）から逃れるためには、箱に入るしかないんだよという、暗示的な示唆をした、ということなのかそして、エラ（顕在意識）は少女（潜在意識）の思惑通りに箱の中へ＝顕在意識と潜在意識の交代で潜在意識としては「最高」の結末とすると、これは潜在意識が、作品づくりを通して顕在意識を追いこみながら、誘導し最終的に閉じこめることに成功し交代することが叶った、というそういう物語だったのだろうかそういえば、記憶が朧げだけれども仔細、違っていたらゴメンナサイ；序盤で母親が制作していた作品の内容は未来を見る力を得る、だったか、の願望のために、片目をさしだして残った片目で目にすることができたのは自身の死だった、というサイクロプスの物語で犠牲を払って得たものが、自身の死の目視それは脅威的な存在＝母親から逃れるためにどうにかして「自分」の作品を完成させようと、もがき最終的には、恋人やその姉を殺してまでも、と（注：これは現実なのかどうかはわからないけれども）犠牲を払ってつくりあげた作品によって得られたのは箱の中に入ることとなる自身＝顕在意識の死、という展開まさにそのもののような…そう思うと序盤の、制作中の作品の中でサイクロプスが見つめていた自身の死その死体の状態とラスト間際に、少女が見つめるモニタの中に映っているエラの姿まさしく、目を見開き、うつ伏せで死体のように倒れている状態が見事にリンクしていたりもしてかつ、とすると自身が母親の操り人形であるという呪縛からはどんなに抗っても、足掻いてもどうしたって逃げられないのだという、皮肉というか、絶望というか、そう思っているのであろう彼女の意識が感じられそう、脅威的な存在である灰男はエラ、彼女自身がつくり出したキャラクターなんですよねもちろん支配的な母親という存在は実在するけれどそれをここまでのグロテスクなキャラクター脅威的な存在につくりあげたのは彼女自身（彼女がそういう風に感じているから）でそんな、自分自身の意識がつくりあげた虚像によって、苦しめられ、追いこまれ果ては、自身が消える、殺されることとなるというところと、それから顕在意識と潜在意識の攻防その交代劇も含めて自家中毒的なホラーということなのかな、という結論にとにもかくにも、こうして観たあとにどういうことだったのか…と擦り続け、考え続け合っているかどうかはさておき自分なりの、こういうことかな？にたどり着くというこの過程がまた楽しいというか好きだったりするのでグロくて、痛くて、そしてそれこそがまさに彼女の内面情景だったのだろうと思うとなんとも暗鬱な作品だったけれども観られてよかったです遅れてかけてくれたMorc阿佐ヶ谷さんに感謝映画『ストップモーション』公式サイトそれは現実か悪夢か・・・ストップモーション・アニメと実写が融合した新たなる恐怖 1/17新宿シネマカリテほか全国公開cinema.starcat.co.jp　　　　　　　　　　　　　
12Mar
- 飛んで、札幌！：あとがき
  ということで飛んで、札幌！日帰り旅寒波襲来でどうなることやらだったのですが、蓋を開けたら当日は抜けるような晴天でフライトも、行きは10分巻きで到着帰りは10分遅れで到着であれ、なんだか見事なるプラマイゼロ状態ほぼ滞りなく、で東京ではお目にかかることのないであろう一面の雪景色の中を晴天ゆえに、ザクザクと歩き途中、スマホの充電切れ問題に直面！というハプニングはありつつも目星をつけていた行きたかった場所はすべて回れたしプラスα で当日の晴天ゆえにおすすめいただきそして、一望の景色に感動だった展望台にものぼれたし最大の目的であったブラッスリ風間さんを訪い牡蠣尽くしのムニュをいただく、という数年越しの念願も叶い18個の牡蠣とのランデブーの至福たるや…それから映画やテレビドラマ、本の感想等でやり取りをさせていただいていたagneauさんともそして、agneauさんのブログにちょこちょこと登場されていてそのまつわるエピソードやagneauさんのい〜い書きっぷりもあって私の中でキャラクターがしっかと立っていたシェフとも、御目見得することができたのがまたとてもうれしくてそもそも、長年の夢いつか行けたらいいな〜、と思っていたのを現実にしよう！というきっかけをくれたのは君ゆきだったのですがもちろん、いつか行けたら、いつかできたら等夢を描くことは決して悪いことではないのだけれど君ゆきもまた生きてさえいれば、いつかきっと、また会えるその思いをそれぞれに胸に抱いての結末であったしでも、でもね、そのいつかをいまにできるのに手をこまねいているのは罷りならーん！いつかはいつまでもあるとは限らーん！いつかをいま捕まえられるんならば捕まん手はないて！と、君ゆきの面々に背中をどーーーん、と押されて一歩前へだがしかし、そもそもが出不精で瞬間的、突発的な対応力とか柔軟性とかそもそものコミュニケーション能力も乏しいタイプなので勢いでひとり日帰り旅を決めてからも大丈夫かな〜、やっぱり早まった？等々、心がブランコのように揺れていたものの振り返れば、見事に楽しい旅！だったのでしたちょうど agneauさんが出発前にコメントでかけてくれていた「案ずるより産むが易し」の通りで行ってみたらば、初めて見ること味わうこと、経験がたくさんでそれがひたすらに楽しくてagneauさんが出発の前からそれから当日も、いろいろとフォローしてくださったのもまたとても心強く、うれしくて（大感謝！）また、当日も、道に迷っていたらわざわざ建物内から出てきてくれ声をかけ、案内してくださる方あり結果的に、赤ワインを一杯ご馳走してくださることとなったお隣の席の方あり、と人のやさしさ、ご縁にも恵まれてそして、きっとひとり旅というのがまた気楽でよかったんだなという気もしていてもちろん、誰かと行く旅やおでかけにはひとりでは味わうことのできない誰かといっしょだからこそのかけ算だったり、化学反応だったり、の楽しさがあるけれどひとりには、ひとりゆえの誰にも気兼ねなくもう自分の好きなように行動できかつ、なにかハプニングがあったとしてもすべて自分のマターで自分のペースで対処ができるそう、ここだけの話同居人、なにかトラブルやハプニングがあったりすると瞬間的に沸騰するタイプ、というかイライラや怒りがフゴッとなるタイプなのでいっしょにいるとその勢いのまま進んでいかないようにまぁまぁ、となだめつつ解決策を探しつつ、で結構、精神的疲労があったりなんかしていえ、フォローとしてはそれとは対照的に、私ひとりでは発生しない楽しい！だったり、コミュ力やユーモア発揮！な面もたくさんあるので、プラマイゼロというか、まさにひとりでは味わえない感じになるので、どちらがいいということではないのだけれどもというわけで自分のペースでてくてくと楽しんだ初めての地、札幌の日帰り旅とても楽しかっただけならずその、旅に出る、という一歩を踏み出してみたらばあら、意外といけちゃうじゃんというのとあら、これ、その他の気になっていたり、行ってみたいな〜、と思っていたりする地にも、こんな風に行けちゃうんじゃないの…？で踏み出した一歩のさきには、さらなる多方面への一歩が広がり、繋がっていてワクワク本当に、実現してよかった！よき旅！だったのでしたところでJRタワーの展望台で気になったこの白い小山agneauさん情報によると彫刻家イサム・ノグチの設計によるモエレ沼公園という場所らしく公式HPやGoogleマップ情報を見てみたところあら、こちらもなにやら気になる場所でモエレ沼公園　イサム・ノグチ設計モエレ沼公園　イサム・ノグチ設計moerenumapark.jpモエレ沼公園 · 〒007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園１−１★★★★☆ · 公園maps.app.goo.glむむむ、これはどちらかと言えば夏に訪れたい場所のような…そして、春夏秋冬そのときどきの旬な食材による美味しそう〜なメニューを供されているブラッスリ風間さんには年がら年中訪いたいだったりするのでこれは、夏も行っちゃう！？なフラグが立っていたりしますいや、でも、今回の弾丸日帰り旅帰りが結構ほんとにギリギリだったのでちょっと再考せねばではあるのですがとにもかくにも行きたいところに、行ってみたいところに行く！ために、頑張って働こうーっと！飛んで、札幌！日帰り旅これにて、閉幕！です長々とおつきあいくださった方ありがとうございました！　　　　　　　　　　　　　
11Mar
- 飛んで、札幌！：メモ書き
  飛んで、札幌！日帰り旅その他のメモ書き・飛行機の運賃土日祝日とか連休とか、はたまたお盆休みとか年末年始とかは需要が高まるゆえに、その分運賃も高くなるんだろうな〜というイメージはあったのですが実際にチケットを取ろうとしたらまさにその通りでありつつ私が行った週の前の週までさっぽろ雪まつりが開催していてゆえに、その前の週までは運賃が高く私が行った週は運賃が下がりそしてまた私が行った週の翌週は運賃が上がっている、でこちらの上昇は、私にはなぜだかわかってはいないのだけれどもそういった、行き先ごと、場所ごとの目玉となるイベント、集客ごとにも影響されるんだな〜ふむふむでというわけで、私としてはここだー！と、その高いと高いの間の週に狙いを定め・LCCとMCC日帰り旅なので朝、自宅から出発して夜、自宅へと帰ってこられる便でかつ、できるだけコストのかからないものというくくりでチョイスしたところ行きはピーチ（成田空港発）帰りはスカイマーク（羽田空港着）になり私、どちらも LCC かと思っていたのですが行きのピーチは LCCローコストキャリアで帰りのスカイマークは MCCミドルコストキャリアとのことで確かに、行きのピーチは席選択は有料ドリンクサービス等機内の無料サービスはいっさいなし預け荷物（手荷物ではなく）は有料に対し帰りのスカイマークは席選択可能ワンドリンクサービスあり預け荷物1個含む、でなるほどそれゆえの違いだったのか〜でそして、確かに、運賃もいまちょっと、なぜだかトータルの金額しか出てこずそれぞれの価格の確認ができないのですが；記憶では、だいたいピーチが1万円ちょっとスカイマークが2万円弱だったかなでこの金額の差もまたそれゆえなんだな〜と思いつつ個人的には、なんのサービスもないそして、なにかしたい（席選びたい、荷物預けたい等）はすべて有料だよ、でもその分基本の運賃は格安だよ！なピーチがわかりやすく、気持ちよくていいです・日帰り旅の経費というわけでちょっとお金の話になっちゃいますがいやでも、実際に今回、行くまでは飛行機で行く国内旅行ってお金がかかるイメージがありそれもあって、二の足を踏んでいた部分もあったりしたので誰かの背中をポーンと押すきっかけになればなんて思ったりもしつつ前述の通り、LCCとMCC利用だったので飛行機の運賃は、行き帰りでトータル3万円弱その飛行機以外の交通費、お土産代私の旅の目的であったディナー代を含めても5万円ほどの日帰り札幌旅でこれなら、年一回は行けるかもいや、頑張れば年2回は行けるやも？でいまワクワクしているところだったりします・早いとやっぱり安い他飛行機のチケット私は1ヶ月ほど前に取ったのですが気になって、旅程が近くなってきてから同じルートというか、便を検索してみたところ確かに、私が取ったときよりも高くなっているーでやっぱり、早めに取った方が安いんだなというのと、仕事場に仕事でからみのある、別部署のよく旅土産を持ってきてくれる方がいてということは＝旅慣れているということであろう、と今回のお土産（ぽてコタン）を片手に訊きに行ってみたところ早めに取った方が安い、だけならず行き帰りがセットになっているパック（ゆえにお得）だったりセールだったりがある、というのと私は今回、旅行予約サイトで検索して出てきたそのままで購入したけれどもこれ、もしかしたら出てきたその便を直に航空会社でそれぞれ取った方が手数料かからなくてよかったのかな？と思ったりしていて行きのピーチなんかは代理店（旅行予約サイト）経由だと便利なオンラインチェックイン機能が使えなかったこともあり、でこれはまさにその通りらしく行きと帰りで航空会社が違うならそうした方（旅行予約サイト通さず直接購入した方）がいいかもとのことでふむ〜というわけでいろいろと知識が増え視界が広がっていくのがまた楽しかったりもしてまたしても長くなってきてしまったのであとがきは持ち越しちゃいます　　　　　　　　　　　　　
10Mar
- 飛んで、札幌！：お土産いただいちゃった編
  今回の旅の最大の目的地であったブラッスリ風間さんにてagneauさんから素敵なお土産をいただいてしまいいただいたときは、そんなことまったく予想していなかったのでびっくりと、恐縮、と同時にとてもうれしくて心はすっかりふにゃふにゃにそしてくださったときのagneauさんの雰囲気がまたなんとも可愛らしくってキュンとしつつ帰宅後、ワクワクと開封してみたらばパッケージもとても可愛らしいチーズにもう1種類またタイプの違うチーズにシェフが焼いてくださったというケーキの素敵な三つ巴がうわわーとなりつつとりあえず、帰宅が深夜だったので冷蔵庫にしまい翌日もまたなんだかんだでバタバタしていて、同居人といっしょにいただくタイミングが取れずだったのだけれども私、がまんできないよ…？というわけで、ひとり切り分けていただいてしまいまして8等分したので、残りのうちの4切れは同居人の分だよ、とLINEしておいたところ早速、この翌日（週末）の朝ごはんとしてもしゃもしゃしていて美味しかった！けどでもふわふわじゃないんだなという感想でいや、これ、わかる、というか同居人の中のイメージだとこういう形状のケーキって＝ふわふわ、なんですよねたとえば、プリン、と言えばプッチンプリンみたいなとろやわが基本ベースで手づくりのしっかりしたプリンを食べたらとろやわじゃないんだなとなるのと同じというかというわけで、しっかりとぎゅっと詰まっている感のハードめなケーキと言って、かたい、というわけではなくみちっとしつつもパサつく一歩手前のような絶妙な塩梅加えての、封じこめられているフルーツの味わいにナッツがいいアクセントでむしろ、このしっかりとした食感に甘さ控えめな感じ実家の母もまた好きそうだな〜と思ったりなんかしつつあ、これ、つまりはあれだ同居人は基本、曲者食材NG等々いわゆるこども舌なので、対しての大人な味わいってことよな…と思ったりなんかもしつつそうなんですよ、いただいていて甘さ控えめな大人な味わいであると同時に前述の、パサつく一歩手前くらいの絶妙な塩梅からしても余白というか、なにがしかの受け入れの余地があるなぁと思っていてそして、この余白に染み入ると言ったらば…というわけで、やっぱりこれかな？と残りの二切れはお酒（ウイスキー）とともに素敵グラスの準備がなく白ワインを購入したときにおまけで付いてきたグラスでなんなのですがケーキを齧りウイスキーをひとくちすると口の中で、ケーキの生地にウイスキーがしみこみつつその中に散らばっているフルーツとも心地よくからまりあって双方の味わいがよりふくらんでなんともおいちいひとりで、ん〜となりながら少しずつ、ゆっくり、じっくりマリアージュを堪能なんとも贅沢な時間でしたそして、こんな風にお酒となにかをいっしょに味わってその時間自体をゆったりと楽しむということをいままでほとんどしたことがなかったのでこれは新たな愉しみ方に目が開いてしまったかもで残りのチーズ2種類もまたそれぞれに相性のいいお酒を調べてそれらとともに、ゆっくりと、贅沢に味わいたいなと思っています（楽しみだ〜〜）agneauさん、素敵なお土産を本当にどうもありがとうございました！シェフにもぜひ、御礼ととても美味しくいただかせていただいた旨お伝えいただければと思います残すところはあとひとつ（あとがき的なメモ書き）だけのはず　　　　　　　　　　　　　
09Mar
- 飛んで、札幌！：お土産編
  新千歳空港にて購入したお土産たちまずは、同居人からリスエストのあった北海道土産としては定番の白い恋人まさにその白い恋人が枚数違いで詰まっている箱の並びをどれ（何枚のセット）にしようかなと眺めていたところ「北海道エアポートセレクション」なる空港限定らしきアソートを見つけてしまいHaru Assort とも記載されていてやわらかなグリーンにピンクにブルー連なる満開の桜の向こうの空を白い飛行機が飛んでいるパッケージにもまたくすぐられてしまいなにより「限定」に弱いものでそして、お店がちょうど閉店準備に入っていたこともありどういった詰め合わせ内容なのか確認する間もなく購入してきていて帰宅は深夜だったので同居人はもうすやすや夢の中で翌日に進呈！したのですがこんな詰め合わせ内容でした白い恋人のホワイトとブラックが7枚ずつと美冬という名前のミルフィーユが5個内訳は、さくらとももが2個ブルーベリー、キャラメル、マロンが1個ずつという構成そもそもは白い恋人をご所望だった同居人なのですが、ミルフィーユも大好きなのでむしろ、こっち（ミルフィーユ）だけの詰め合わせでもよかったとのことでとりあえず、お気に召していただけたようでよかったです実家へはこれまた北海道土産としては定番のじゃがポックル私自身もこれ、好きなんですよね〜北海道産のじゃがいもの味わいにちょうどよく効いたオホーツクの塩はもちろんのこと、食べ応えのあるかたさサクッ、ホクッとした食感がたまらんで母との次回のデートのときに渡そうっと仕事場へは定番品よりは、断然、限定品！もしくはめずらしい、だったり、新しい、だったりとにもかくにも、私自身がまだ食べたことのないもの、に興味津々派！なので、なにか、いままでもらったことがないものがいいな〜でだがしかし、くだんの通り閉店間際の店内だったのでゆっくりと吟味しているような時間はなく焦々と見回していたらば前述の、じゃがポックルの隣になにやらよさそうなパッケージがぽてコタンじゃがポックルと同じく、のカルビー製品一袋、いただいてみたのですがザクっとした食感がたまらぬこれまた塩も油感もほどよく効いたたまねぎとじゃがいもタッグのスナックでだがしかし、ご覧の通り一袋に5個ほどしか入っておらずもうめっちゃあと引く味わいだったこともあり足りない、これじゃ全然足りないよ…と、勢い、もう一袋開けてしまったのはナイショですいやもうほんとに、この10倍量くらい食べたかったな〜〜ちなみに商品名の「コタン」はアイヌ語で、人が暮らす場所＝「集落」を表す言葉なのだそうでじゃがいもと玉ねぎがぎゅっといっしょになっている状態に合わせて「コタン」という言葉を使わせてもらったのだそうまだもうちょっとだけ続いちゃいます　　　　　　　　　　　　　
08Mar
- 飛んで、札幌！：帰途編：新千歳空港〜自宅
  新千歳空港にて自動チェックイン機でチケットを発券！したらば次は保安検査や〜と移動していく途中にお土産ゾーンがあり優秀にも笑出発までちょうど1時間くらい猶予があったので見てみよう〜と立ち寄ってみたもののあら、なんだか閉店の準備がはじまっている…？でそう、出発が21時でこのときの時刻が20時前後そうか、20時閉店なのね〜と慌てて、見繕って、購入！その後、保安検査場へ並び列に加わり順番待ちをしていたところ航空会社のスタッフの方が出てきて「○○時発の○○行きの方いらっしゃいませんか〜？」と声を張りあげていておぉ、これぞまさしくagneau さんが言っていた「なあに、ギリギリ混んでいたら出発時間の迫っている人を優先してくれるから心配ありません」ではないかと思ったりしつつ保安検査を無事終え、搭乗口へ搭乗口の周辺にもお土産が買える場所はあるものの搭乗口の外のゾーンとは比べものにならないくらいこぢんまり、なのでこれは、さっき買っておいてよかったなと思いつつ空いている席に座り胃のなかのアルコールを含んだ海をたぷたぷと泳いでいる18個の牡蠣の余韻に浸っていたところお隣の搭乗口JAL（日本航空）のアナウンスが聞こえてきて原因がなんだったかは忘れてしまったけれど機材トラブルとかだったかな？仙台行きのフライトが1時間遅れとのことでおぉ結構な遅れだちなみに、私の場合飛行機の到着が30分遅れたら終電に乗れなくなるのでアウトー！だなぁ…と思っていたところ私の乗る便も、予定として出発が5分ほど遅れる旨のアナウンスちなみに確かこちらは、その乗る飛行機の到着が遅れている、とかだったかなその後、搭乗が開始となり行きのピーチは優先の方と、それ以外の方、という二分割くらいだったと思うのだけれども帰りのスカイマークは優先の方の次は、窓側の方、真ん中の方通路側の方も含めたすべての方、という細かな分割になっていて通路側、しかも最後列席の私はギリギリまで待って、最後尾に接続私の後ろに客室乗務員さんという構成で飛行機へと向かいその途中の窓から見えたピカチュウがプリントされているお仕事カーそう言えば、チケットの背景にもピカチュウが印刷されていたり機内ではグッズも販売されていたりコラボしているんですね〜あれ、でも、行きの道ゆきではANAの飛行機もポケモンコラボしていたような…そんな同タイミングもあるもんなのかそしてここで気がついたのが搭乗締切時刻の差行きのピーチは、出発の20分前帰りのスカイマークは、出発の15分前だったのですがそう、ピーチは搭乗口を抜けた先でバスに乗って、飛行機まで移動スカイマークは搭乗口を通ったその先の通路がそのまま飛行機へとつながっていてなるほど、それゆえの時間差なのね〜と小さな納得をしつつ最後列の席へと到達するやいなやほんとに着席したとたんぐらいのタイミングで飛行機がゆるゆると動き出しおぉ、行き帰りの搭乗口周り他の便で目にした、フルネームでの呼び出しかかっちゃうようなギリギリマンはいない優秀な組だったということなのかな〜そして、行きのピーチにはなかったけれど帰りのスカイマークにはワンドリンクのサービスがありました紙コップにはスカイマークな飛行機が飛んでいてスカイツリーや、雷門かな？な名所もプリントされていて、可愛いただ、そんなサービスがなかったからピーチがどうこうという話ではなくってむしろ、これはあくまでも個人的な感覚の話なのだけれどもピーチはほんとに気持ちよく有料以外のサービスはなにもなかったんですよねゆえに、か、客室乗務員さんも最低限の人数な感、かつ男女どちらもいてなんだろう、全体的におおらかな空気感があって飛行機で、行きたい地へと運んでもらう以上のサービス的なことはいっさい求めていない私としてはとても過ごしやすい空気感でよかったんですよねと言って、スカイマークがどうこうというわけでもまたないのだけれどもとりあえず、私が乗った便は女性の客室乗務員さんがたくさんでかつ、なんて言ったらいいのかギャル、と言ったら言い過ぎだけれどもなんだろう、キャピキャピ？な雰囲気の若い女性が多くて、気後れ感がありそして、ちょっとした対応にもその若さが如実に出ていたりしてこんな風に、航空会社によってサービスや空気感の差があるというのを知ることができたのもまたいい経験でした他の航空会社はどんななのか気になってしまったりもして通路側の席だったので時折、窓の外に目線を投げつつ携帯していた本を読んだりうとうとしたりしているうちにふっと視線を窓に向けたらあれ、どっちが先だったかわからなくなってしまったのだけれども；発光しているスカイツリーに、東京タワーが視界を通り過ぎていきわぁでやっぱり、次回があるなら絶対、窓側席！と思いつつ無事に、着陸！最終的に定刻から10分遅れの到着だったようなのですが問題はここからそう、私、最後列でありましてだがしかし、終電の時刻がそれなりに迫っているしかも、最後列って、あの席上の荷物を収納するスペース緊急事態用のなにがしかが詰めこまれている関係上使うことができず、でそれよりも前のスペースに収納せねばならず、で私のお土産袋も、数席前の頭上スペースに収納されていてかつ、札幌土産としては定番の白い恋人の外袋だったので間違って持っていかれてしまったら〜と、気が気ではならず実際、女性が、私のかな、と下ろしあれ、これ違う、と戻していたりしていて最後列ゆえにそんなあれこれを見守りつつ一向に進まない降機列に焦れつつなにせ、最後列ですからね…その後、無事にお土産袋を回収しそして、ひとり旅はじめてのポンコツな私この降機にかかる時間をまったく想定しておらず、だったので降機後は、やばいやばいと脇目も振らず、帰宅の途につきどうにか、終電で、帰宅あっぶなかったぜ〜あとは、お土産編というわけでもうちょっとだけ続いちゃいます　　　　　　　　　　　　　
07Mar
- 鶏soba座銀：鶏soba
  映画のあとには … 麺喰いこの日の映画館は＠有楽町ヒューマントラストシネマだったのですが開映が早めだったのでフレックスを利用して仕事場を基本ベースよりも30分早く退社ゆえに、映画終わりでもまだ20時過ぎ、という時間だったのでてくてく、と、いま観てきたばかりの映画のことを考えながら、移動していき東京駅近くのKITTEへここの地下1階にはラーメン店が6店舗ほど入っているラーメン激戦区というゾーンがありどうも以前訪ったことのある「四川担担麺阿吽」さんが入れ替わり鶏白湯ラーメンなお店になっているようだったので、興味津々、向かってみた次第というわけで、の「鶏soba座銀」さん本店は神戸らしく入ってすぐのところの最近よく見かけるでっかいタブレットみたいな画面をぽちぽちと操作して食券購入カウンター席へと着席チョイスはやっぱり、まずは！の看板メニュー鶏soba（1,150円也）丼の後方で存在感ありありに鎮座ましましたるのはゴボウくん対して、手前ででろーん、としているのが豚と鶏のチャーシューでまずはスープをひとくちむむなんだろうまったくの素人の感想なので誤謬ご容赦いただきたいのだけれども味わいは濃いめだけれども、でも濃厚さとか、旨みは薄め…？泡立ってはいるのだけれどもクリーミー感もそこまでではなく加えての麺個人的には、細麺好きなので無問題だったのだけれどもなんだか、麺の感じとスープの感じがいまいちマッチしていないようなそんな気がしてしまいこれ、ほんとに、個人の好みとはたまた、その日の体調とか口や胃の状況によっても変わってきてしまうのであくまでも、この日の私の感想なのだけれどもなんだか全体的にチグハグ感があっていまいち乗れず、だったのでしたと言って、決して不味かったわけではないので完飲の、完食ー！で店員さんの対応もお店の雰囲気もよかったので鶏白湯な「鶏soba」は私には合わなかったけれども、他に「貝と魚介の出汁 soba」とか「にぼし吟醸 niori」とかあるらしかったのでもし次回訪う機会があったとしたらばそちらかな〜鶏soba 座銀 KITTE丸の内店 · 〒100-0005 東京都千代田区丸の内２丁目７−２ KITTE丸の内 B1F★★★★★ · ラーメン屋maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　
06Mar
- ザ・ルーム・ネクスト・ドア
  2/26（水）＠有楽町ヒューマントラストシネマにてザ・ルーム・ネクスト・ドア2024年｜スペイン｜107分監督・脚本：ペドロ・アルモドバル原作：シーグリッド・ヌーネス「What Are You Going Through」出演：ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ他大好きなティルダ・スウィントン主演とのことでもうそれだけで、内容もよく調べず、知らぬままにとにもかくにも、と、公開のだいぶ前から観たいリストに入れていた作品死との距離が近しい年代となり末期がんを患い「安楽死」を望む戦場ジャーナリストであった女性（ティルダ・スウィントン）と彼女に頼まれその最期の数日間に寄り添うこととなるかつての親友であり、作家である女性（ジュリアン・ムーア）とのお話ということで、内容的にそれを見守ることとなるこちら側にもそれなりに心の準備というか受け入れ態勢が必要だぞ、としばし時期を見たのち、えいやっと-------------以下、少しネタバレを含みます苦手、不要な方はご注意ください-------------観ていて感じたのは「生」「セックス」「死」「人の一生」「安楽死」といった死生観に関することだけでなくいまの環境の状態や政治も含めた世界の状況はたまた、宗教に対して等監督の思考や思索が具体的に台詞として語られる部分もあるけれどそうでないところでも随所で漂っている感で個人的にちょっと、空気感は違うけれどジム・ジャームッシュ監督作のつくりと似通っているのかな、と思ったりして特に同じくティルダ主演の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』が頭にふわっとそして、監督自身が75歳という年齢とのことなのでおそらくこの映画でのティルダの最期が「理想の死」ということなんだろうな、と自然の中、森の中の静かな居心地よく整った瀟洒な邸宅で気の置けないかつての親友と穏やかな時を過ごし疎遠である娘への想いや伝えられていなかったことは語り託すことによって、心残りを手放しどんな状況でも生きることを強制され生存の確約のない治療の苦痛の中、ではなく自分の尊厳を守り自身の意志と決定で迎える死そして、夜の闇の中ではなく昼の明るさの中、このあと確実に帰ってくることがわかっている誰かの存在を感じながらの最期強く、しなやかでありながらも時折、脆く揺れるティルダも作家としての興味関心がありつつ心を細かく震わせながら受け止めようと寄り添うジュリアン・ムーアもどちらの表情もたたずまいも繊細にその心のうちをにじませていてそれから、色使い赤と緑の引っ張りあう補色の関係性を軸に抑えめではあるけれども、カラフルに色が散りばめられていてティルダだからこそハマる着こなせるのであろうマルチカラーのたっぷりとしたセーターや黄色いスーツそして、マットだけれども鮮烈な赤で彩られる唇ふっと、ティルダと赤といえば、と『ヒューマン・ボイス』が浮かんだけれどこちらもまたティルダ×アルモドバルのタッグ内容やつくりとしても目に見える部分、ビジュアルとしても個性を感じる作品であ、でもこれシーグリッド・ヌーネスによる原作小説があるんですよねほぼ原作通りなのか、それとも骨格のみで肉づけは監督ベースなのか、とかその辺りがちょっと気になってしまう【ワーナー公式】映画（劇場作品）｜ザ・ルーム・ネクスト・ドアザ・ルーム・ネクスト・ドア()に関する情報をこちらでご覧になれます。warnerbros.co.jp　　　　　　　　　　　　　
05Mar
- 飛んで、札幌！：帰途編：〜新千歳空港
  お店を出たらはらはらと雪が降りかかりあら、この日初めての雪だ…と思ったところでそうか、日中はまったく降らなかったどころか気持ちよく晴れ渡っていて傘をさしたり等、わずらわしいことなく歩くことができていて、改めてお天気に恵まれていたんだなぁとそして、傘はらはらっとしたちょっとの降りぐあいだったのでとりあえず、コートのフードをかぶりつつ折り畳みの傘をさそうかさすまいか迷っていたところ向かいの通りを行き交う人も誰ひとり傘をさすことなく、私と同様にコートのフードをかぶっていて前方を歩いている人はマフラーを真知子巻きふむ〜、このくらいの雪だと札幌民は傘はささないのか〜と思いつついえ、そのとき歩いていた方が皆札幌の方だったかどうかはわかりませんが；私もそのまま、ささずに進んでいたらば路面電車！こ、これは、劇場で観た映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』で乱闘シーンの舞台となっていたあの路面電車ではないですか！わー、わー！とにわかに興奮笑これ次回来たときはぜひとも乗ってみたいなぁ…もはや来る気満々である笑そんでもって映画のロケ地巡りとかしてもまた楽しそうですね〜その後、無事に地下鉄の駅（西11丁目駅）に到着札幌市営東西線に乗って新さっぽろ駅でJRに乗り換えるはずがほろ酔いでふわふわとしていたせいかどうも、改札を出て進んだ先でまた東西線の改札を入ってしまったようで；ホームに降りてからあれ？駅名表示の並びの中に新千歳空港が見当たらないぞ…？というか、あれ…？そもそもこれJRのホームじゃないよ〜〜と、慌てて階段をのぼりだがしかし、改札周辺に駅員さんの詰所がなく、と思ったら自動改札機の切符等の出し入れ口の辺りにインターホンのようなものが付いていてこんな形態、初めて見る〜と思いながらおそるおそる、呼び出しボタンを押し応答してくれた駅員さんの案内に沿って詰所へと向かい、ICカードの入場記録を取り消してもらいつつJRはあちらです〜、とご案内もいただき；その後は無事にJRに乗って新千歳空港にたどり着きそして、到着もちゃんと飛行機の出発時刻の1時間以上前で道中、ちょっとしたハプニング笑がありつつも、上出来です帰りの飛行機はスカイマーク自動チェックイン機で画面の指示通りに予約番号と電話番号を入力するもその入力情報では登録がありません的な表示になってしまいなぬとなったものの電話番号の入力場所の辺りに姓名のローマ字入力でも可のような記載があるのを発見しその通りに入力してみたらば無事に認識されて、ほっその後、座席の選択画面が表示されあら、行きのピーチにはこんなくだりはなかったけれどもと思いつつ、見て行ったらばなんと、選べるのは残り3席ほどで間に挟まれる席（残り2席）か通路側の席（残り1席）でとなったらやっぱり間に挟まれるよりかは、通路側かな、と最後列（←）の通路側席を選び、発券これ、あれかなオンラインチェックイン時にも選べるってことだよね、ということはオンラインチェックイン開始早々にオンラインチェックインしたらばもっといい席が選べたのかな〜行きのピーチが、代理店経由だとオンラインチェックイン機能が使えないようだったので他も皆同じ感じなのかな、と思って帰りのスカイマークはどうなのか調べなかったけれどもピーチは席選択なしスカイマークは席選択ありと違いがあったように代理店経由時にオンラインチェックイン機能が使えない、使える、もまた違っていたかもしれずというわけで、いまさらながらに調べてみたところ、なんとスカイマークはそもそもオンラインチェックイン（WEBチェックイン）は対応しておらずただ、搭乗手続きは空港によって違いがあるものの新千歳では、出発当日の空港カウンターの営業開始時間からいつでも可能とのことでということは、行きの空港に着いた段階で帰りのチェックインを済ませておけばとりあえず、もうちょっといい席だったのかな〜もしくは、いま見ている感じだと予約時に座席選択もできるようなので次回は、代理店経由ではなくて代理店サイトであたりをつけてあとは、それぞれの航空会社で直接予約をしたらばいいのかな〜これまた、行きのピーチは座席選択は有料だったのでその他も同じ感じなのかな〜と思ってしまったこともあり；思いこみ禁物＆ちゃんと調べてみようー！というわけで、旅の教訓その2だったのでしたそれに、行きの窓側席思っていた以上に楽しかったのでこの楽しさなら有料でも選ぶ価値あるかな〜と思ったりなんかして特に帰りは21時出発の便だったので窓側席だったらば、行きとは打って変わっての夜景が楽しめただろうなぁと諸々、次回に活かそうっとまた長くなってきてしまったので分割し、間を挟んでもうちょっと続きます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
04Mar
- 飛んで、札幌！：当日編：牡蠣尽くしのムニュ
  「牡蠣尽くしのムニュ」ラストは牡蠣のムニエル焼きリゾットとともにソース・ブールブラン（牡蠣は2個）この牡蠣を枕にして泡沫の夢に旅立っているかのような緑のお方も、その枕となっている牡蠣ももちのろんで、美味だったのでありますがさらにその下のお布団となっている焼きリゾットがまたとても絶妙な塩梅で「リゾット」の水気の多い感じと「焼き」のカリッと感そのせめぎあいの着地点がとにかく絶妙で前述の蕪のムース同様え、これ、畳一畳分くらい食べたいだったりしてというわけでおめあてだった牡蠣もいろいろな調理方法でもってものすごーく堪能させていただいたのですがそもそものそれぞれのお料理自体がとても丁寧につくられている感で不要なところ、不純いっさいなしの洗練された味わいでそうなったらもう、必然的にあら、これ、その他の食材バージョンもとっても気になっちゃうで既に、コメントのやり取りで夏場に行きたい場所もできてしまったりしていてあら〜、これは夏もまた飛んで、札幌！しちゃう〜？（割と本気！だったりします）ところで、ですね「牡蠣尽くしのムニュ」の本来のコースを食べ終わったところでagneauさんが声をかけてくださり私のお腹の具合としても、時間としてもあともうちょっといけそうかなでご相談させていただいたところagneauさんからはデザートをおすすめいただきお料理のクオリティを考えたらデザートも同様であろうとそそられつつも私としては、やっぱり、せっかくなのでもうちょっと牡蠣をいただきたくて生牡蠣は3個から、なので、迷いつつも今回、初めての味わいだったサロマ湖の孤太郎牡蠣をもうちょっと味わってみたくてチョイスしたもののいや、やっぱり、もうせっかくならばどっちもでしょ！とアルコールの勢いも手伝って厚岸のまるえもんも追加させていただき結果生牡蠣食べ比べ 2回戦目！ですなんて贅沢なラウンドいや、もう、ほんとにそれぞれに個性の、味わいの違う両者どちらも、甲乙つけ難く美味しいくてですねひとつずつ、大切につるりん、つるりん、と噛み締めながらいただきあ、その前に、ちょっとしたサプライズ的なことがありまして牡蠣の追加のオーダー時にちょうどグラスも空になっていたので白ワインのグラスをお願いしたところお隣の席の男性からボトルで頼んだものの飲みきれそうにないので一杯、お手伝いいただけないか、とお声がけいただきそれが赤ワインだったので牡蠣との合わせはどうかなと思いつつもagneauさんもそれを気にしてくださっていたのですがせっかくのお申し出なので有り難くいただき三杯目は赤ワインコート・デュ・ローヌおめかしした牡牛かな？なボトルラベルもまた素敵な雰囲気でしかもこの赤ワイン、飲みやすくてするするといただきつつお声がけくださった男性にもそんな感想とお礼を伝えつつ大阪からいらしていた方のようで本当はもうちょっと会話を楽しめたらよかったのですがいかんせん、私帰りの飛行機の時間が迫っておりまして〆はコーヒーにお茶請けの焼き菓子この焼き菓子がまたバラの形も素敵ならばナッツが入っていたりしてそれがいいアクセントでシンプルに、美味しいくていやはや、とっても！素敵なディナーでありました都合、18個も！牡蠣をいただいてしまいましてまさに至福でなんたる贅沢な一夜…退店時には、シェフも厨房から出てきてお顔を見せてくださり「とっても美味しかったです！」と直接、伝えることができたのがまたうれしかったりして加えて、agneauさんが駅までの道のりを心配してくださったり飛行機には「間に合いますよ」と言ってくださったりそう、はじまりは飛行機の乗り方すら知らないかなり無謀な笑私のひとり、飛んで、札幌！旅でそれを危なっかしく思ったのであろうagneauさんが（とっても感謝）事前に帰りのフライト時間を訊いてくださりお店から空港までの所要時間もまた調べてくださっていたようでゆえの、この時間の退店ならば「間に合いますよ」でもうほんとに、心強いどころではなく感謝！というか、それを言ってくださったagneauさんが、とっても可愛らしくてきゅんとしてしまったりして私もこんな風に可愛らしく、素敵に歳をとりたいなぁ… とものすごーく思ったのでしたというわけで、私としてはとってもおすすめな「ブラッスリ風間」さんご夫婦おふたりでやられているカウンター席4、テーブル席4＋2のメニュー同様ぎゅっと詰まっている構成で基本、予約制なのでお店の詳細は下記ページを参照くださいブラッスリ風間　札幌www.pkazama.comagneauさんの、よだれダラダラ必須なメニューの掲載もあるブログはこちら（agneauさん、事後ですみません；もし掲載リンクお嫌でしたらご連絡ください）そうそうagneauさんのブログでお見かけしていて気になっていたこちらにも無事に遭遇できたのでしたマグネットびっしりの柱お客様が旅土産に持ち寄られたものがここまでになったのだそうでいやはや、すごいびっしり具合です見ているだけでも楽しかったり愛されているお店なんだなというのが、目に見えるようでキュンでもあり個人的ヒットはここアルカトラズからの脱走くんたち笑そもそも、こんなマグネットがあるんだな〜というのもなのですがあら、そのお隣の「誠」はまさしく新選組じゃあとかほんとにあれこれ眺めていると楽しかったのでしたもうちょっと続いちゃいますブラッスリ風間 · 〒060-0062 北海道札幌市中央区南２条西１２丁目３２３−１２パシフィック三和 1F★★★★☆ · フランス料理店maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
03Mar
- 飛んで、札幌！：当日編：ブラッスリ風間
  というわけで当初の予定では、散策しながらてくてくと徒歩で向かおうとしていたのでありますが予期せぬスマホのバッテリー切れちゃうよハプニングでもってそんな猶予がなくなってしまったので電車を乗り継ぎそしてここでものすごく助かったのがagneauさんが事前にLINEで送ってくださっていた駅の出口からのお店への道順簡潔な誘導で、目印となる建物のチョイスもバッチリ！でその記述通りに進んでいったらば無事にたどり着きそして、この地図じゃなくて文字だけを頼りに進んでいくのがなんだか紙に書かれた指示通りに進んでいく謎解きゲームのような、宝探しのような？そんな感覚で、ちょっと楽しかったりもしてブルーの看板が目印の「ブラッスリ風間」さん外観も落ち着いた雰囲気で素敵ですそして、にわかにドキドキと高まる心臓を抱えてドアを押し開けたところagneauさんがにこやかに出迎えてくださりほっわたし的には、こんな風にブログを通して知りあいブロ友さんとしてなかよくさせていただいている方と直接お逢いするのは初めてだったりしてさらに、そもそもが、私人との距離感が、いまだにうまくはかれなかったりするので大丈夫かなと緊張していたりもしたのですがしっとりと落ち着いたやわらかな雰囲気のもう想像していた以上に素敵なマダムだったagneauさんが醸し出している空気に解していただき重ねて、ほっとしつつカウンター席に着席初めてのフレンチワクワク、ドキドキくちあけの1杯は私としては、やっぱりこれかななシャンパンのグラスをいただきシュワシュワにもまた解されますそして、とうとうやってきましたもう何年、モニタの前で指をくわえていたかわからない暴れていたかもわからない笑今回の旅の最大の目的であった「牡蠣尽くしのムニュ」くちあけは殻付き生牡蠣左の2個がサロマ湖の五十嵐さんの孤太郎牡蠣右の2個が厚岸の溝畑さんのまるえもんというわけで私としては、初めての食べ比べでもあったのですがあら、獲れた場所の違い、つまりは摂取している、食べているものの違いでもって味わいもまたこんなにも違うのね〜で驚き右のまるえもんの方がいわゆる、牡蠣といえば！なバランスの味わいがくちいっぱいに広がりん〜〜〜こりゃたまらん〜で対する、左の孤太郎牡蠣はちょっと磯の風味が強いというか無骨に、海の旨みがぎゅっと詰まっている感でんんん〜？こりゃ気になる〜で加えて、レモンを絞るかエシャロット・ヴィネガーをかけるかでもまた味わいが変わり続いては厚岸産殻付き牡蠣のグラタンシャンパン・ソース生とはまた違う塩梅で旨みが弾ける牡蠣はもちろんのことグラタンソースもまた美味しくてあ、これちょうどいいなと牡蠣の下に敷かれているバゲットを引っぺがして残ったグラタンソースをぬぐいつついただいてしまったのだけれどあとから、あれ、もしかして牡蠣の殻を動かないようにするためのもので食べるものじゃなかったりしたのかなと思ったりしつつ続いては牡蠣のショーフロワ蕪のムースとコンソメ・ジュレ蕪のムースとコンソメ・ジュレの間に牡蠣が2個封じこめられていますこちらもまた、調理法の違いによる牡蠣の旨みの出方、味わいにとろ〜っとなりつつそれぞれ主張も食感も違う三層をいっしょにいただくことによってのマリアージュな風味も楽しみつつこの蕪のムースがとても美味しくてですねものすごくなめらかでクリーミーでそのくちあたりのよさを楽しんでいると後味で、ふわっと蕪が香ってこの、ふわっの感じがなんとも絶妙でこれ、私、たぶん丼いっぱい食べられる、というか食べたい…くらいにとても美味しかったのでした続いては牡蠣のスープ仕立て　サフランの香りこちらも牡蠣が2個入っていてスープもまた生とか焼きとは違った旨みの出方になって美味しいですよね〜こんな風にいろいろな形で、余すところなく牡蠣の魅力を味わえるのが牡蠣ラヴァーとしてはとても至福でありましてそんな牡蠣のお供の二杯目には白ワインのグラスプティ・ブルジョワをいただきスッキリとした味わいで牡蠣にもマッチでほんとに幸せな時間長くなってきてしまったので分割しますというわけで続くブラッスリ風間 · 〒060-0062 北海道札幌市中央区南２条西１２丁目３２３−１２パシフィック三和 1F★★★★☆ · フランス料理店maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
02Mar
- 飛んで、札幌！：当日編：JRタワー展望台
  スマホのバッテリー切れ間近にそわそわしつつも次なる目的地、JRタワーへ入ってすぐのゾーンの天井がこれまたお星様なキラキラ装飾で素敵な雰囲気札幌ステラプレイスに入りエレベーターに乗って6階へカウンターでチケット（大人：740円）を買ったらば専用エレベーターに乗ってお目当てである地上38階・高さ160mの展望台へその専用エレベーターを降りて左手に進んだらばバーンと目の前に広がったパノラマに思わず「わぁ、すごい…」と声が出てしまいほんとに、展望台ならではの継ぎ目が極力ない大きな窓なので一望感がすごくて写真だとその感じがうまく伝わらないのがもどかしいのですがいや、あの、目の前に景色が広がった瞬間の、バーンはとても感動的でしたちょうど陽が落ちる時間帯だったこともありこんな、これまた絵画のような情緒的な風景にも遭遇できたりして街並みの向こうには山々がそしてその上には空に雲でまさに札幌を一望な感右端下の低めの建物が最初のマンホールカードをもらったエルプラザが入っている建物だと思うのでとすると、左奥の白いゾーンは北海道大学の一部かなそして、北海道大学といえば『動物のお医者さん』吉沢悠主演のテレビドラマが好きでその後、佐々木倫子の原作漫画も読み漆原教授＝江守徹とか菱沼さん＝和久井映見とかなかなかにキャストもハマっているのではで特に、個人的にとっても好きだったのは主演の吉沢悠＝ハムテルくんの祖母岸田今日子さんだったりしてて、そんなことを書いていたら俄然、再見したくなってきてしまったけれどもほんとに見事な眺望しかも、ここ、この大きな窓の前に席が設けられていて、かつカフェ（飲食提供カウンター）もありまさに、その席に座ってサンドイッチやスイーツ（ケーキ等）を食べながら、景色を楽しまれている女性の二人連れだったりメニューをのぞいてみたところカクテル等々アルコールもあるらしく白ワインらしきグラスを並べている外国人観光客だったり景色プラスアルファで楽しめるのがまた素敵で私もアルコール（白ワイン、もしくはオリジナルカクテルなんか）をいただきながら優雅なひとときを過ごしたいなと思いつつ今日はこのあとにこの旅の最大メインが控えているのでがまん、がまんがまんもまた最大の調味料でありますとにかくほんとに見晴らしがいいので360度のパノラマ2周ほどして、堪能あの、白い小山はなんだろう当初の予定には入っていなかったこの場所なぜ訪うことができたかというと当日の朝に、agneauさんがLINEでおすすめくださったからいや、ほんとに、見事な眺望で訪うことができて、大満足！札幌初めてで、お天気がよければまずは、おすすめしたい場所ですねこのあと、無事にお逢いできお話しすることのできたagneauさんによるとお天気によって（吹雪いていたりすると）こんな風にキレイには見えないらしいのでお天気にも恵まれたりなんかしてというわけで、agneauさんに大感謝！だったのでしたあ、大感謝！は、それだけではなくそんなパノラマを堪能しつつもスマホの充電は刻一刻と減り続けておりましてこんなまた写真を撮っていたらなおのこと今回の最大の目的であるagneauさんのお店に訪う時間が迫っていたこともありそして、その最大メインであるお料理の写真を撮らずして帰れない〜というわけでもうほんとに厚かましくもお店で充電させてもらうことが可能かどうかお問い合わせさせていただいたところ充電器があれば、OKですよ、とのことであぁ、ありがたや〜と近くの家電量販店に駆けこみ電源アダプタとケーブルがセットになっているものを（3,000円という値段にびっくりしつつも）購入し、お店へと向かいというわけで今回の旅の最大の教訓スマホの充電器（電源アダプタとケーブル）は持っていくべしよ！だったのでしたそう、それを持っていさえすれば空港にもそんな場所があったけれどカフェとか電源が使える場所で充電ができたのであるよ〜と、あとから思いましてもうほんとに充電させてくださったagneauさんに、ものすごーーーく感謝しつつ、今回の旅の教訓だったのでした続くJRタワー展望室タワー・スリーエイト公式サイト｜JR TOWER Observatory T38www.jr-tower.com　　　　　　　　　　　　　
01Mar
- 飛んで、札幌！：当日編：名所巡り
  予定していた通り同居人へのお土産であるマンホールカード3枚を無事にゲット！できたのちはこれまた、見てみたいな、と事前にチェックしていた場所を駆け足で巡りますまずは、3枚目のマンホールカードゲット！周辺でも既に見えていたさっぽろテレビ塔赤い色も相まって東京タワーを彷彿とする形夜にはライトアップもされるらしくそして、展望台もあるらしかったのですがこの日は弾丸のため、遠目からで満足ところで3枚目のマンホールカードの実物マンホール大通公園4丁目の噴水周辺にあるらしかったので次の目的地へと向かいがてらどこにあるかな、とキョロキョロしながら進んでいたところそうです、ご覧の通り ↑大通公園にも、たっぷりと雪が降り積もっていたのでマンホールもまたその雪の地層の下…次いで、たどり着いた札幌市時計台ここにも、消火栓と同じく赤い五稜星が、ふたつそして、この日の収穫であるマンホールカード2枚目の実物マンホールがここにあるはずだったのですがさきほどの大通公園と同様でマンホールはぶ厚い雪の下…ちなみにマンホールカード1枚目のマンホールは特別なものではなく、基本とされるものおそらく、あちこちにある定番のもののようだったのですがそれらもまた、以下同文、で実物はひとつも見ることができずでも、この、すべては雪の下というのもまたこの時期の札幌に来なければもしくは、普段の生息地（東京）にいたらば味わえないこと、だったと思うのでこれはこれでまた、貴重だな〜と次いで北海道庁赤れんが庁舎（旧本庁舎）へ前方を歩く親子連れがきゃっきゃしていて微笑ましいそして、マンホールが雪の下というのが、よくおわかりいただける光景かな、ともほんとに、とにかく、一面の雪景色でそんななかを歩いているだけでもほくほくだったりして信号待ちをしていても目の前のビルの上から、音もなくでも見た目的にはドシャァっといった感じでそれなりの量の雪が落ちてきたりこんなに降り積もることのないところで普段生活している身としてはそんなちょっとしたところでもおぉと、ものめずらしくさきほどの札幌市時計台と同様に歴史を感じる建物でとても素敵な風情そして写真だと豆粒になっちゃっていますが屋根のドーマー（屋根から突き出している窓）の三角の頂点のすぐ下当たり（札幌市時計台とほぼ同じところ）に赤い五稜星がひとつずつ次いで、の目的地に向かうために札幌駅に戻ってきたところ時計にもお星様がところで、ここでちょっとした、いや、私としてはかなりの問題に直面しておりましてなんと、スマホの充電が切れそう！で普段ならばモバイルバッテリーを持ち歩いているのでそれで充電すればことなきを得るところなのですがものによっては飛行機には持ちこめないということで、そして、その「ものによって」に自分が持っているものが該当するのかしないのかがよくわからずだったので、とりあえず置いてきてしまっていてなおかつ、普段ならば一日持ち歩いていても充電が切れることはないので大丈夫だろう、と思っていたところそうです、こんなにも写真を撮っていたらバッテリーも消費されるというものでややや、どうしようそうだ！こういうときこそよくコンビニとかで見かけるレンタル充電器だ！というわけで何ヶ所か見て回ったもののどこもすべて出払ってしまっていて空っぽ状態とりあえず、スケジュール的に時間がさしせまっていたので最後の行ってみたい場所に向かいつつどうしたもんじゃろの〜で続く　　　　　　　　　　　　　
28Feb
- 渡なべ：ネギそば（限定）
  映画の前には … 麺喰いこの日の映画館は＠高田馬場早稲田松竹とくればやっぱり、一番にピコンと候補にあがってくるのが「渡なべ」さんでしかも、Xをチェックしたところ限定麺がとてもそそられる内容でただ、その気になる限定麺、予定ではこの訪った日の前日くらいまでとの記載だったのでまだやってるかな〜とそわそわと向かい扉を開ける前に、隙間から覗いて食券機に、限定麺の貼り紙がまだ貼られているか、確認してみたところあ！まだ貼ってある〜〜いそいそと入店というわけで気になっていた限定麺はネギそば（1,200円也）せっかくなので＋100円でニラトッピングもしたらすんごいビジュアルにスープは味噌と醤油と選べたので味噌にてまずはスープをひとくちしてみたところ、ほどよくパンチが効いている、というかガッツリというか、しっかりというかとても好みな塩梅の味わいでストレートな細麺を啜りつつスープコクコクが止まらない〜それから、写真では、ニラのすごさに隠れてしまっているけれどもメニュー名の通り、ネギもしっかりでほぼ、ぶつ切り状態の長ネギがゴロゴロしていて長ネギ好きとしてはうれしい限り着丼と同時に、味変要員としていや、トッピングとして？刻みニンニクと辛い系の赤いのが入った容器が並べて置かれたのですがどうも、その要員たち限られた数しかないようで以前、限定麺をチョイスし同じような状況になったときに後半で、味変要員として使おうと思っていたところしばらくしたら、後から来店され同じく限定麺を注文した方の着丼時に合わせて、移動されていってしまい使いそびれてしまったことがあったので今回もそうなってはあかんと、割と早々に、投入！しかも、ニンニクに赤い辛い系は、どちらも大好物そして、辛みと味噌って、すごく相性がいい気がしていることもありしっかりめに投下！したらば、期待通りの辛味噌にニンニクでパンチもガツンと効いてうんまいがな〜辛みが加わると、どうしてもたらたらしてきちゃう汗をふきふきしながらも完飲の、完食ー！でした辛味噌に、ニンニクにニラに、長ネギに、となんだかパワー充填タッグでげんきになった気がするー最近、地味に仕事が忙しくて若干、スタミナ切れだったかも？なので、いいパワー補充になりましたところで、いまはまた次なる限定徳島ラーメンが展開中らしく徳島ラーメンて、どんなだろ〜これまた、気になっちゃうなぁ■ 時系列の訪問記録・豚骨醤油ラーメン・らーめん（魚介豚骨）（定番）・すっごいよ豚骨・豚頭豚骨らーめん・マー油豚骨らーめん渡なべ · 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場２丁目１−４★★★★☆ · ラーメン屋maps.app.goo.gl　　　　　　　　　　　　　
27Feb
- マルセル・マルソー沈黙のアート
  2/17（月）＠高田馬場早稲田松竹にてマルセル・マルソー沈黙のアート2022年｜スイス、ドイツ｜85分監督・脚本：マウリッツィウス・スタークル・ドルクス出演：マルセル・マルソー、クリストフ・シュテルクレ、アンヌ・シッコ、カミーユ・マルソー、オーレリア・マルソー、ルイ・シュバリエ、ロブ・メルミン、ジョルジュ・ロワンジェ、ダニエル・ロワンジェ他マルセル・マルソーという人物のことは知らなかったのですが道化師、クラウン、ピエロが大好きな身としてはとても気になっていた作品公開時は惜しくも逃してしまったのですが同じくサイレント要素のあるピエール・エテックスの特集に際し今作もかけてくれていてしかも、仕事終わりで観に行けるレイトショーな時間帯というのも手伝ってありつくことができ、うれしい早稲田松竹さんに感謝ユダヤ人精肉店に生まれ父をアウシュヴィッツの強制収容所で亡くしその後、レジスタンス運動に身を捧げユダヤ人孤児300名余をスイスに逃がしその際に、子どもたちを落ち着かせるためまた、危険な状況下で、声を発さずにコミュニケーションを取る手段としてパントマイムを用い戦後は、サラ・ベルナール劇場で身体表現を学びパントマイマーとして舞台に立ちやがては、広告ビジュアルにある通りボロボロのシルクハットに赤いバラを刺した、白塗りメイクの道化師ビップ（BIP）として世界に知られ“パントマイムの神様” と称されるようになったマルセル・マルソー驚いたのがマイケル・ジャクソンのあの前に歩いて行っている動きなのに後ろに下がっていくムーンウォークあれは、マルセル・マルソーの歩いているように見えるけれどもその場から一向に動かない、進まないパントマイム・パフォーマンス（映画の中で、実際にそのパフォーマンスをしている本人映像あり）を発展させたものなのだそうでそんな影響を与えるまでに至るほどにパントマイムを芸術にまで高めたマルセル・マルソーという人物にそして、パントマイムというアートに本人のコメントやスピーチパフォーマンスのアーカイブ映像をはじめ系譜のなかで、同じく身体表現をするものとして生きているらしき妻、娘たち、孫、それから共にレジスタンスに参加した従弟ろうのパントマイマーらの語りによって迫るドキュメンタリーまず最初に思ったのは世界的な、ろうのパントマイマーであるというそして今作の監督の父親でもあるというクリストフ・シュテルクレ氏の語りによってそうか、パントマイムしかりロイド、キートン、チャップリン等のサイレント・コメディしかり、それらは耳が聞こえない人でも、聞こえる人でも等しく楽しめる、伝わるということでということは、必然的に言語の壁もなくなり声を発さない、音がないという制約それを、身体表現や表情といった音声以外の、人間がそもそも持っているコミュニケーションの力、その技それを最大限に増幅し、乗り越えるそうして、その乗り越えたそのさきにその乗り越えたゆえの制約をものともしない自由で豊かな世界が広がっているそれを勝ち取ったのが制約を飛び越えてでも、伝えたい、という人間のパワー、想像力、創造力によってというのがまたなんとも感慨深くて加えて、彼自身の魅力舞台のうえはもちろんのこと舞台をあとにした直後の姿もまたなんとも異様な存在感でふっと彷彿としたのは歌舞伎の女形女性のようでもあり男性のようでもありそして、そのどちらをも含んだその境界を自在に行き来できるようなまさに性別を超越し、その壁の向こうの普遍的な「人間」そのものであるかのようなそのありようもしかしたらば性別だけならず、人種、民族、宗教、言語の壁はたまた、時間、時代、時空さえも飛び越えそのいっさいの枷から解き放たれることができるある種、過去、現在、未来で変わらずに通じる人間としての共通言語それこそがパントマイムでとすると、そうしてパントマイムをすることによって沈黙のアート、ならぬ沈黙の反戦の意思表示人間に、良くも悪くもちっぽけな、誰しもが喜怒哀楽のある「人間」であることを思い出させ続けるそういった行動＝パントマイムでもあったのかな、とこれは勝手な想像ですが；そう、喜怒哀楽道化師、クラウン、ピエロ大好きなんだけれども、なぜかといえばきっとたぶんそれらがぎゅっと詰まっているからまさに仮面を付け替えるかのようにそれらがのぞいたり、引っこんだりそのさまに魅了されてしまいそして怒、哀、が深いからこそそれを糊塗するような喜、楽、が凄みを増しアーティストにはなんらかの欠落（＝怒、哀）が不可欠ということを思いつつそんなマルセル・マルソーのパフォーマンス生で観て、肌で味わってみたかったなぁと思いつつそれから、このドキュメンタリー作品はたとえば、砂漠が映ったと思ったらそれと似た背景でのマルセル・マルソーのパフォーマンスのアーカイブ映像が流れそれが切り替わって、また現在マルセル・マルソーの孫による、砂漠でのダンス・パフォーマンス、となっていたりマルセル・マルソーのありよう、思いは後世に脈々と受け継がれているよということを伝えたくもあったのかな、とそれからその、砂漠でのダンスパフォーマンスを披露するマルセル・マルソーの孫であるルイ・シュヴァリエくん公式HPによると、16歳には見えなかった、いま知って、びっくり；ちょっと、いやかなり、うろ覚えだけれども違っていたら、本当にごめんなさい；女性用のワンピースが衣装でそれを着ると、男性としての自分を意識するつまりは、自分の性別とは対極の衣装を着るからこそその対極である自分自身がはっきりとするという意に、私は受け取ったのだけれどもそういったところもまた「人間」としておもしろく他に、たとえば誰の目だったか忘れてしまったけれど；が画面いっぱいにクローズアップされていてその瞳の上に、マルセル・マルソーのパフォーマンス映像が重ねられていたりなかなかにアートな撮りようになっていたりもして『マルセル・マルソー沈黙のアート』9月16日（土）よりシアター・イメージフォーラムにて公開！www.pan-dora.co.jp　　　　　　　　　　　　　
26Feb
- 飛んで、札幌！：当日編：マンホールカード
  札幌、到着！まず最初の目的地は札幌駅の大通公園とは逆側の北口から出たさきにある「札幌エルプラザ」の2階無事にゲット！のマンホールカード1枚目マンホールカード集めがブームの同居人にもきみへのお土産はこれだよと写真を送りつけつつ次いで、2枚目をもらいに行きますよ〜というわけで、来た道を引き返し駅へと戻りますその途中で見慣れない黄色い消火栓に遭遇なんだかレトロ可愛くて思わずパチリそしてこのあともちらほらと目にすることとなる赤い星は北海道の開拓使のシンボルマークである五稜星ごりょうせい駅へと戻ったらJRではなく南北線に乗って「麻生」へちなみに、読みは「あそう」ではなく「あさぶ」駅から15分ほど雪道をてくてくそれにしてもほんとに雪がすごいです雪の壁（壁の向こうが道路）そしてどうも経路を間違えたようであれ、それらしき建物があるのにここは通り抜けできないぞ、とプリントアウトしていた地図を片手にうろうろしていたらそのうろうろしていた通り沿いのホールの女性スタッフがわざわざ中から出てきてくれどちらへ行かれますか？と声をかけてくださり有り難や道を教えてもらって無事にたどり着いた札幌市下水道科学館それにしても雪がすごいですミルフィーユ状の積雪がいまにも落ちてきそう雪に埋もれたお出迎え一番右はシマエナガかなそのお隣のふたりは館のキャラクターかしらん入口を入って正面のカウンターにて無事にゲット！の2枚目マンホールの実物は札幌市時計台にあるらしくこのあと立ち寄る予定だったのでそのとき見られるかなと思っていたものの…（後日記事に続く）下水道に関する展示も無料で見られるようだったのですがなにせこの日は弾丸で時間がなかったのでさくさくと3枚目へと向かいますそれにしても、お天気がよくて空には三本線雪の反射がまぶしくてあれ、これ、もしや結構、焼けてしまうのでは…と思っていたのですがこれを書いているいま色はそんなに変わっていないと思うのだけれども顔の皮が細かく剥けていたりしてやっぱり、焼けた…？てくてくと来た道を駅へと戻り手押しの雪かきスコップたちがカラフルに並んでいて可愛いいやでもこれ雪が積もらず置いてあるってことは今朝使ったばかりってことなのかな雪かきの頻度ってどのくらいなんだろう毎朝の日課的、なのかしらんそして、きっと結構な肉体労働ですよね…と、そんな、私の知らない雪国生活日常に思いを馳せつつ「麻生」から行きに乗車した「さっぽろ」を通り越し「大通」駅で下車大通公園を目的地である「大通公園インフォメーションセンター＆オフィシャルショップ」目指して進みますちなみに、11月〜4月は上記の大通西7丁目での配布5月～10月は大通西3丁目の「大通公園観光案内所」での配布なのだそうでもって、5月～10月は9:30～17:30 の配布だけれども11月〜4月は10:00～12:00、13:00～16:00 で終わりが早いので、焦々と進みつつも5丁目でパチリ聖恩無彊碑せいおんむきょうひ「聖恩無彊」は天皇からの御恩は限りなしという意味で明治・大正・昭和の三代天皇の北海道開発への感謝と業績をたたえる碑として戦前に建立されたものなのだそうオベリスクのような形状とどーんとした大きさもだけれども気になった一番の要因はこちら獅子に龍かない〜い面構えをしていてちなみに、作者は北大のクラーク博士胸像も手がけた田嶼碩朗たじませきろうとのことでしかも夏場はこの口から水を吐き出し噴水状態になるらしくそれもちょっと見てみたいかもそして、その水の影響か口から下の色が変わっていてちょうど寒くて吐く息が白くなっているもしくは、凍らせてやるぜ〜〜〜とブリザードブレス吐いてる？笑みたいでやっぱりちょっとカッコイイ無事に7丁目にたどり着きゲット！の3枚目この日のマンホールカード集めはこれにて終了ー！帰宅後、同居人に印籠のように示しつつ、渡したらうれしそうな横顔でファイリングしていたのでよしよしさて、このあとは見たかった場所を駆け足に巡ります！間をはさんで、続きます

前ページ
次ページ