4/4(木)

 

府中市美術館では

へそまがり日本美術を愉しんだだけでなく

 

常設展でも好みの画家さんが

ふたりも見つかり

ほくほく

 

 

 

 

 

ひとりめは

牛島憲之 (うしじまのりゆき) さん

 

年代によってか

色のトーン等、いくつかテイストの違う作品があったのですが

私は晩年の、淡くやさしい色あいで

どこか物語的、というか、夢か幻のような

幻想感漂う画面のものが

とても好みでした

 

 

美術館入口近くにあるミュージアムショップには

その展示されていて気に入った作品の

ポストカードもあったのですが

 

いつものごとく

いま観てきた色と違うのが

どうしても気になってしまい

買うことができず

 

代わりに

展示はされていなかった(実物を観なかった)作品の

ポストカードを購入してきました

 

 

牛島憲之

「北海の漁港」

昭和47年(1972)

キャンバス、油彩

 

 

府中市美術館蔵のようなので

いつか実物を観られるといいな

 

そしてその他の作品も観てみたい

 

 

 

 

 

 

 

もうおひとりは

小山田二郎 (おやまだじろう) さん

 

 

常設展には

確か「鳥女」というタイトルの

 

少し暗めの色調で

ビュフェを彷彿とするような

くっきりと強い線で描かれている

大きな絵があり

 

 頭が鳥になっていて

 その鳥女の懐には梟がいたりして

 

割と好みなテイストだったので

気になり

 

 

美術館入口のミュージアムショップには

 

「鳥女」は見当たらなかったけれど

別の作品のポストカードが数種類置いてあり

 

それが、ポップめだったり、物語的だったりと

テイストが違っていてもどれも好みな感じで

 

とても気になる画家になりました

 

 

 

厳選して2種類のポストカードを購入

 

 

小山田二郎

「二つの家」

昭和25-35年(1950年代)

紙、水彩

 

 

 

 

 

 

小山田二郎

「サイロのある風景」

昭和25-35年(1950年代)

紙、水彩

 

 

こちらもいつか実物が

それからその他の作品も

観られるといいなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

ミュージアムショップだとゆるんでしまって

ついつい買ってしまうポストカード

 

 

 

雰囲気が気になって手に取ったら

 

以前、六本木に在る泉屋博古館分館へ行ったとき()に

やっぱり気に入ってポストカードを買って帰った方の作品で

 

あ、また会えた、とちょっとうれしい気持ちになりました

 

 

三宅克己(みやけこっき)

「風景」

明治 - 昭和期

紙、水彩

 

 

もっとたくさんの作品を観てみたい画家のひとりです

 

 

 

 

 

今回の「へそまがり日本美術」に

混ざっていてもよさそうな

 

 

ピカソのダチョウ

 

 

あまり詳しくはないのですが

もともと技術の高い、感覚の優れた方だと思うので

適当に、落書きするように描いても

きっとこんな風にさまになってしまうんだろうなぁ、と

 

 

 

 

 

あとは

マグリットのようで惹かれた

齧られた洋梨ランプ

 

 

MICHAEL SOWA (ミヒャエル・ゾーヴァ)

「BIRNE」

 

 

ドイツの画家、イラストレーターで

 

私はまだ観られていないのですが

ジャン・ピエール・ジュネ監督の映画「アメリ」で

劇中に使われている絵とランプを制作した方

 

 

こちらも

ヘタウマとは違うけれども

クスッとしてしまう雰囲気の絵を描かれる方で

好みなのです

 

 

 

というわけで、うっかりと3枚も(笑)

 

 

MICHAEL SOWA (ミヒャエル・ゾーヴァ)

「Their Master's Voice」

 

 

 

 

 

 

MICHAEL SOWA (ミヒャエル・ゾーヴァ)

「HOLIDAY ON EIS」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで

 

収穫たっぷりの

 

よい一日でした