ブログテーマ 『光の道をゆく』(2014年) では、以前、Puboo(パブ―)さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。

 

なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。

 

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わたくしがこれまで生きてきた中で、いちばんつらかったのは、なんと言っても、「わたしの話を聴いてもらえない」ことでした。
これは、もう、カルマ的と言ってもいいくらい、これまでのわたくしの人生の様々な場面についてまわってきたことで、自分の声に耳を傾けてもらえないことのつらさは、それはそれはもう、痛いほど身にしみております。

とりあってもらえない、バカにされる、難癖をつけられる、無視される。
これほどかなしいことがありましょうか。
だから、わたくしは、どんなときも、出来るだけ、自分に暖かく寄り添って、誰にも裁かれない静かな環境で、自分のありのままの正直な声に耳を傾けるよう、心がけております。

そうは言っても、そんなふうに出来るようになったのはごく最近のことで、いつもダメ出しばかりされてきたわたくしは、自分との間でも、まずダメ出し、否定から入ってしまっておりました。
ありのままの正直な気持ち、素直な感情に耳を傾けようとせず、まず、ぴしゃり! と冷や水を浴びせるようなことを、今まで四十年以上、平気で、ずっと自らにし続けてきたんです。
その仕打ちがどれほどわたくしをくるしめたことか。
結果、わたくしはどこにも居場所がなく、もともと激しい感情が、居場所を求めて走り狂い、いつも疲弊しきっていたのでした。

今から10年くらい前までかな?、その頃まではとにかく不安定極まりなく、何かちょっと心が揺れるようなことがあると、片っ端から、自分を支え、まるごと認め、是認してくれるひとを必死で探すようなありさまでした。
そんなわけで、精神的にも、目に見えないエネルギー的にも、どこにも居場所がなかったんです。

もっとも、それまでに、ルイーズ・L・ヘイ女史のご本には出逢っていたし、中野裕弓(なかの ひろみ)さんのご本も知っていて、何度かロミさん(中野さんのこと)のご講演会にもせっせと足を運んではいたけれど。
でも、全然、なんにも、根本のところではわかっていなかった。
つらい恋愛を繰り返したり、身体も心も、目に見えないエネルギーレヴェルでもとにかく不安定極まりなく、いつもつらくて仕方ありませんでした。

でも、あれから10年以上経って、いろいろと・・・・・・七転八倒どころか、百転百一倒みたいなことをさんざんやり尽くしてきて、やっと、今では自分自身が自分にとってのいちばんの親友になろうって、そう思えるようになったんです。
これって、幸川玲巳(ゆきかわ れいみ)さんがおっしゃるところの「お姫さまごっこ」の“エア執事”みたいなもの、ですよね?(笑)

要は、何があろうと、自分に暖かく寄り添って、心をちゃんともてなしてあげる・・・・・・というか、優しく包み込んであげて、いつも「大丈夫だよ、味方だよ」、って、前向きな優しい言葉を自分にかけ続けてあげること。
誰がなんと言おうと、絶対に自分を責めないこと。
安心していられる暖かな空間を用意してあげること。
どんな感情も否定せず、根気よく、丁寧に付き合ってあげること。
そういうことなんです。

もちろんね、なんでもかんでも、甘やかすってこととは違いますよ。
そこはね、賢明な母親のように、自らの成長を信じて、根気強く、繰り返し繰り返し、あきらめることなく、自分と向き合ってゆかなければなりません。

また、どんなときも忍耐強く、辛抱強く、暖かく見守ってあげることも必要です。

でも、絶対頭ごなしに怒ったりしない。
とにかく、そう、人格を否定しない。
よくある怒り方、事実と感情をごっちゃまぜにして、とにかく感情の赴くまま、相手の人格まで否定する勢いで怒る、そんなことは絶対にしません。
怒ると叱るはまた別のものだし。

ま、そこらへんが難しいのだけれど、でも、何か、改めるべきことでも、絶対に人格までは否定せず、まず、自分をリスペクトして、その上で、何をどう改めるべきなのか、論理的に、事実だけを淡々と述べる。
で、今度からはこうしようねって、優しく諭す。
そういう向き合い方、かな。

とにかく、絶対、ぎゃーぎゃーと相手を責め立てるようなことはしない。
アホとかバカとかも、絶対に、冗談でも言わない。
賢明な母親は、大切な我が子に対して、絶対、そんな乱暴な口はきかないんです。
どんなときも、何があっても、絶対に、自分を見捨てない。
いつも自分にとってのいちばんの応援団でいる。
絶対に自分を粗末に扱わない。
いつも明るく暖かく優しく、丁寧に接してあげる。
笑顔を忘れない。
希望ある前向きな言葉を使う。
頑張ったときは、心からの愛と思いやりを持って、いたわってあげる。
こういった、自分で自分に与える愛情が少しずつ積み重ねていったなら、やがては、自然と、生きる力が徐々にでもたまってゆくはずですし、そうした貯金が、いざ! というときに、自分を大きく支えてくれる根っこになってくれるのです。

自分が自分の味方であれば、ひとりでも全然楽しいですよ。
いつも基本、ほとんどひとり行動のわたくしですが、滅多にさびしいと思うことはありません・・・・・・といったら嘘になりますが、でも、それでも、それなりに楽しいです。
むしろ、ひとりのほうが断然好きかも。
・・・・・・と言うか、確実に、わたくしは、おひとよりも、断然、圧倒的に、ひとりの時間が必要な人間であることは間違いないです。

今までのわたくしは、そうしたひとりの時間を、ひたすら反省、ダメ出しなどに使ってまいりました。
でも、それで、人格が改まったか? と言えば、そうでもなく。
根本のところで、愛のエネルギーが圧倒的に足りなかったから、そもそも、反省なんぞしても、心の深いところでは、「だって、仕方ないんだもーん。あっかんべー」だなんて、平気で思っていたのかもしれません。
でも、最近、以前よりも丁寧に自分と向き合うようになって、インナーチャイルドも、ちょっとは「おりこうさん」になってきてくれたような気がします。
まだまだおてんばで、わがままなところも多々ございますが。

でこぼこだらけでもいい、矛盾だらけでもいい、それでも、前を向いて、少しずつでも人生、向上させようと思う気持ちがあったなら、それでいいのではないでしょうか?
開き直る訳じゃないけれど、今のわたくしは、前よりも、うんと、自分が好きです。
まだまだ至らないところだらけ、ですが。
でも、その、まだまだな部分も含めて、日々、頑張って一生懸命生きている自分を心からいとおしく、また大切に思います。
こんなふうに思えるようになったのも、様々な素晴らしい先生方の御教えのお陰です。
40過ぎて、やっと、少しだけだけれど、自分を受け入れられるようになってきました。

まだまだ、自分との付き合いは一生続くけれど、でも、これからは、もっともっと、自分をさらに深く丁寧に愛せるようになりたいです。
そうすれば、きっと、自然と、周りの方々のことも大切に出来るようになって、今よりももっと人生は輝いてゆくことでしょう!

どうか、皆様も、どんなときも、ご自分に暖かく寄り添ってあげてくださいね。
どんな声にも優しく耳を傾け続けてあげてくださいね。
そうしてゆくうちに、やがて、自分自身との間の信頼がさらに深まってまいります。
そうなると、心の力は増すし、自信だってどんどんついてゆくはずです。

この広い宇宙でたったひとりの自分です。
至らない部分も含めて、まるごと、全部受け止めてあげられるようになりましょう。
自分が自分を愛せずして、いったい誰が自分を愛してくださるというのでしょうか?
「まずは自分から」(これは、もうずいぶん昔に、ロミさんにご本に書いていただいたお言葉)です。
自分にとってのいちばんの親友、応援団になりましょうね。
きっと、そうすれば、もっと生きやすくなれるはずです。

貴女にいつも豊かな愛がありますように。
貴女が天のエネルギーが満ち満ちていますように。
God bless you!
愛をこめて。  

 

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