ウェンズデー&クリスティーナ・リッチ | la petite chambre

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Hello October!

ようやく涼しくなって秋が近付いて来たような気がします🍎

近日中に秋のイベントのお知らせがありますので、少々お待ち下さいませ🍒

 

10月のカレンダーガールは、ハロウィーン・シーズンに合わせて

「アダムス・ファミリー」のウェンズデー。

クリスティーナ・リッチの無表情でクールな顔が良いです〜♪

 

以前こちらでお知らせしましたが、今年の「スポーツの日」は

オリンピック開催に合わせて7月23日に移動した為、

今年の10月11日は平日扱いとなりますのでご注意下さい。

 

 

 

ハロウィーンのゴースト繋がりで、「アダムス・ファミリー」でお化け一家の

ゴスガールだったリッチは、アニメーションのキャラクター・キャスパーの

実写ファンタジー映画「キャスパー」では、(CGの) お化けのキャスパーと

交流する人間の少女を演じていました。キャスパー可愛い♡

 

 

 

子役時代の「アダムス・ファミリー」で一躍有名になったリッチですが、

この映画は未だに見たことがなくて、私が初めて見た彼女の出演作は

「アダムス〜」より前の出演作「恋する人魚たち」だったと思います。

自由奔放なシングルマザーのシェールと2人の娘、長女シャーロットに

ウィノナ・ライダー、次女ケイトにクリスティーナ・リッチ。

リッチが演じた天才水泳少女のケイトが、バスタブで潜水の特訓に

励んだり、動じない様子などおもしろエピソードが色々ありました。

中でもハロウィーンのカボチャ、ジャック・ランタンをかぶって転んで、

ジタバタする姿はシュールで可笑しくてお気に入りのシーンです。

 

恋愛体質なシェール・ママと変わり者のケイトは自由人で、堅物で一見

マトモそうなシャーロット妄想逞しいクセ者で恋に暴走。

恋する相手に会う為、シャーロットは幼い妹を置き去りにして夜に出掛け、

シャーロットを追って一人遊びしていたケイトが、真冬の川でに落ちて

凍死しそうになるシーンがあり、「若草物語」で気の強い次女ジョーと

末っ子エイミーがケンカして、ジョーを追いかけてスケートリンクの池で

割れた氷に落ちて凍死しかけたエイミーに懺悔するジョーと重なります。

今考えるとオマージュだったのかなと思います。

ちなみに、1994年版「若草物語」でウィノナはジョーを演じていました。

 

 

 

 

数々の名監督からオファーを受けて作品に恵まれ、幅広い役柄を演じ、

90〜00年代はリッチの出演作は目白押しで、現代のエル・ファニング

のように子役から活躍して売れっ子若手女優となり、当時たくさんの

出演作を見て、90年代に好きな女優の一人でした。

特に好きだったのが「バッファロー66」のレイラで、キャラクターと

リッチ自身の双方の魅力があり、映画自体も好きでした。

 

ダイエットの効果で、今では痩せ過ぎなぐらい随分雰囲気が変わった

リッチですが、「バッファロー」の時はかなりぽっちゃり体型で、

そのふくよかさと演じるキャラクターが天使のようで、母性あふれる

レイラに合っていました。

気弱で不器用な誘拐犯の男ビリーと、誘拐された女レイラのやりとりは

繊細でピュアで、徐々に心を開いていくラブストーリーなのですが、

完璧主義でワンマンなギャロとリッチの仲は険悪で、他の共演者とも

ピリピリしていたそうです。

シャルロット・ゲンスブールのファンのギャロは、元々シャルロットに

レイラ役を希望していたという話を何かで見かけた記憶がありますが、

細身なギャロが演じる神経質な男と、ぽっちゃりでおチビなリッチが

演じる包容力のある女のデコボコ感が、ハートフルでロマンティックな

雰囲気になり、結果的に成功だったと思います。

 

 

 

群像劇「200本のたばこ」やオムニバス「ニューヨーク、アイラブユー」、

ジョン・ウォーターズの「I LOVE ペッカー」やウディ・アレンの

「僕のニューヨークライフ」など巨匠たちのラブコメディではキュートな

ヒロインを演じ、ブタ鼻を付けたキワモノっぽいヒロインのファンタジー・

ストーリー「ペネロピ」は、メルヘンチックで可愛かったです。

「アイス・ストーム」や「私は「うつ依存症」の女」のような重ためな

シリアス系、ジョニー・デップと連続共演した「スリーピー・ホロウ」

「耳に残るは君の歌声」のコスチューム衣装は可憐でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子役だったクリスティーナ・リッチもいつの間にか40代に。

2010年代以降は映画界よりも、テレビドラマの出演作が多くなり、

60年代のかの有名なパンナムの航空業界を描いた「パンナム」や

作家スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダをテーマにしたドラマ

「ゼルダ」の主演などで活躍。

どちらも未見で「パンナム」は割とヒットしたみたいですが、

(クリスティーナにばかり注目していたのですが、今や映画界で

売れっ子のマーゴット・ロビーも準主役で出演してたのですね!)

「ゼルダ」の評判はイマイチで打ち切りになったそうです。

フラッパーなリッチ、似合ってそうですけどね。。

 

 

PanAmのコスチュームも魅力的で面白そうですが、破天荒な悪妻と

言われたゼルダ・フィッツジェラルドについて (フィッツジェラルド

夫妻どちらの人生も) 以前から関心があり、1920年代のフラッパー・

ファッションや背景も好きなので、「ゼルダ」は見てみたいのですが、

amazon primeでしかやってないようです。。