LARME 033号 連載シネマ24. ワンダーウォール | la petite chambre

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掲載誌のお知らせ本

LARME 033号 の巻末連載シネマイラストは、在英時代最後の

ジェーン・バーキン主演作「ワンダーウォール」について描きました。

 

LARME 033号 cinema fashion room vol.24  ワンダーウォール / Wonderwall

詳細はぜひ本誌でチェックしてみて下さい花

 

本誌で書いたこと以外で少し補足を。

この映画の醍醐味はジェーン・バーキンの可愛さと60年代の

ファッションだけど、主人公はジェーン扮する魅惑的なペニーに

夢中になるおかしなコリンズ博士。

アインシュタインぽいルックスの、とぼけたおじさんという印象は

あったものの、この俳優さんについてチェックしたことなくて、

調べてみたら意外と他の作品でも目にしたことのある方でした。

 

ジャック・マッゴーランというアイルランド出身の俳優で、

ロマン・ポランスキーの初期作品「袋小路」や「吸血鬼」(今作に

似た雰囲気の教授役) の他、メジャーな作品では「エクソシスト」に

出演してたそう。(昔見たけどどの役か覚えてない…) 

公開前に亡くなった「エクソシスト」が遺作となり、オカルト映画に

つきものの出演者や関係者がリアルに亡くなる説で、彼も犠牲者の

一人として挙げられていました…涙

 

本作でジェーンは、モデルとしてサイケなスタイルやファンタジーな

コスチュームで登場するのですが、終盤でブラウンのコートにブーツ

のシンプルなファッションで登場します。

プライベートで愛用していたカゴバッグを、映画「スローガン」や

太陽が知っている」などでも使用してたように、本作でもこの

バスケットをコーディネートしています。

トータルで馴染んでいたので、コートやブーツも私服なのかな。

プライベートでもパンツが見えそうな (時々見えてる) 超ミニスカが

多かったけど、どの映画でもマイクロミニ!

「スローガン」の丸襟パフスリーブのワンピースのデザインがキュート♡

 

10年以上前にフリーマガジンの連載で描きいた (↓は初めて発行した

zine 'cinema illustration booklet' 用にテキストは一部編集)「スローガン」

のシネマイラスト。当時のブログにストーリーなど詳細アップしてます→

 

タイムリーに、ジェーンとセルジュが出会った映画「スローガン」が、

「スローガン」制作50年、ゲンズブール生誕90年を記念して、

リバイバル上映されるそうです*!

大阪では シネリーブル梅田で4月7日〜1週間限定での上映予定。

 

中年男と若い女の恋の始まりと終わりを描いたシンプルなラブストーリー

だけど、二人の本物のロマンスが始まった作品としてリアルさがあって

大好きな作品。ジェーンのレトロなファッションも可愛いですハート.*

気になる方は、この機会に劇場でご覧になってみて下さい♡

 

20年以上前に劇場で見て気に入ったので当時VHSで購入して、

「ワンダーウォール」も中古のVHSで所有しているのだけど、

その後両作品ともDVD化され、現在は高値で販売されてるので、

値上がりする前に購入しておけば良かった…

 

「ワンダーウォール」はDVDレンタル出来る機会が少ないので

(amazonなど取り扱いはあるけど高額) 上映の機会があれば、

チェックしてみて下さい。

「スローガン」は無邪気な可愛さ、「ワンダーウォール」は神秘的で

ドーリーな美しさで、それぞれのジェーンの魅力が見られます。

 

2年前に描いたジェーンのキャンバス画も「スローガン」のワンピース花

 

LARME033号のカバーガールは、白石麻衣さん。

ファッションやメイクのせいか、何となくいつもとは違った

少し大人っぽい雰囲気?

LARMEでも長年活躍し続け、表紙を飾ることも多かったエースの

白石さん、次号でLARMEを卒業とのこと涙

アイドルに疎い私ですが、LARMEの表紙を飾る彼女はいつも

美しかったので、ラストも彼女の表紙で見納め出来ればいいな 一輪

 

次号のシネマテーマは、現代映画だけど往年の名作オマージュが

散りばめられた作品について描く予定です。お楽しみに*

5月17日 (木) 発売予定です。

 

 

 

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