9月から進学年が始まるアメリカでは(ヨーロッパ圏もですが)、
8月中旬頃から新学年に備えて文房具類やリュックなどのセール
「back to school sale」というものがありました。
「back to school」新学期にちなんで、映画やドラマのスクールガール
のファッションのドローイングを少し描きました。
90年代当時だけでなく、現代女子や最近リヴァイバルで人気のある
ハイスクールムービー「クルーレス」。
主人公シェール(アリシア・シルヴァーストーン)のフレッシュな
イエローのチェックのミニ丈ジャケットとプリーツの巻きスカートの
セットアップ。インナーもイエローのミニ丈ニット。
スクールユニフォームではないけど、学生らしさもありつつ、
ファッションリーダーのシェールらしくミニ。
自分も小中学生の頃、プリーツの巻きスカートが流行っていて、
愛用していた赤やグリーンのオーソドックスなタータンチェックの
プリーツの巻きスカートを思い出しました。
「クルーレス」(95年)以前のハイスクールムービー「ヘザース」
(88年)でも、チェックのジャケット&プリーツスカートの少女たちが
登場しますが、デカ肩パッドのショート丈ジャケットがモロ80年代の
名残りがあって、このダサさが溜まりません〜(念の為、好きな映画です)
↑こちらはクロケットだけど、90年代に日本で大ブームになった
ラクロスって今も人気あるのかな??
「ヘザース」や「ミーン・ガールズ」「小悪魔はなぜモテる?!」など
ゴス娘やはみ出し者のヒロインvs. 学園の中心人物クイーンのバトル&
サバイバルするタイプのハイスクールムービーが好きなのですが、
「クルーレス」のシェールは、はみ出し者ヒロインが敵対する側の
学園の中心人物のリッチガール。しかし、ステレオタイプでイケズな
女王様ではなく、おバカでキュートな人気者でちょっと違う系統。
シェールのキャラもキュートだったけど、アリシアを知ったきっかけは
エアロスミスのPVに出ていたセクシーで小悪魔な女の子。
このキュートな子は誰?と気になり、小悪魔女子を演じた映画「ダリアン」
も彼女目当てで見たけど、内容は薄くて記憶なし。。(可愛い若手女優が
小悪魔を演じ、男が翻弄されて堕落してく、ありがちなやつだったと思う)
彼女自身はインテリ志向で割と辛口なタイプで、お買い物大好き、お気楽・
天然女子シェールのキャラとは遠い人柄だったと思います。
エアロスミスの「crazy」のPVでアリシアと2人組のワイルドで美少女な
女子高生役で共演したリヴ・タイラー(スティーヴン・タイラーの実娘)
もアリシアと同時に人気が出て、90年代に夢中になった若手女優でした。
youtubeでPVを見直してみて、2人共セクシーでキュートだけど冒頭に
少しだけ着てた学生服姿が一番可愛かった。
ついでに「crying」も見直したら、アリシアの彼氏らしき男の役が
スティーヴン・ドーフ、そういえば出てたんだ〜と思い出しました。
チェックのプリーツスカート繋がりで、リヴ主演「エンパイア・レコード」
の丈短ニット&ミニスカプリーツのリヴ。絶頂期で可愛かった頃。
右端のレニー・ゼルウィガーはこの頃、脇役(dazed and confusedとか)
多くて顔も地味であまり印象なくて(でも当時からすごいモテてたらしい)、
後からえー出てたの?と思ったけど、頑張って出世しましたねー
こちらは90年代初期に人気を博したアメリカドラマ「ツイン・ピークス」で
妖艶な女子高生オードリーを演じたシェリリン・フェン。
サブキャラながら独特で印象的なオードリーは、私が知る範囲では
メインキャラのドナやローラより人気が高かったと思います。
私服だけど、タータンチェックの膝丈スカートにサドルシューズの
スクールガールなファッション。
グッドガール風だけど、ロッカーには赤のハイヒールを隠して履き替え、
煙草をふかすエロティックな雰囲気。
オードリー以外にも美女がいっぱいで目の保養の作品です。
関係図はこちら→★
不可解な事件で亡くなった女子高生をめぐり、アメリカ田舎町の人々を
描いたスリラーコメディの群像劇ドラマで、デヴィッド・リンチが制作
に関わっていたので、スリラーと不思議さが共存する世界観。
TVドラマということもあり、リンチ作品にしたら過激さは控えめで
コミカルさがあって、彼の作品の中でお気に入りです。
80年代だけど、ファッションやカフェダイナーなどクラシカルで
独特な雰囲気が漂っています。
続編が二十数年ぶりに撮影され、来年辺りに放映予定だそう。
一部オリジナルメンバーが続投の他、ニューメンバーが豪華な面々。
今春の時点での情報はコチラ→☆
お次は制服のシネマガールズ。
私自身は制服(スーツも)は窮屈な感じで着るのが苦手だったけど、
映画などで制服女子を見るとときめきます。
アメリカ映画「ヴァージン・スーサイズ」のラックス(キルスティン・
ダンスト)-A
イギリス映画「ジンジャーの朝」のジンジャー(エル・ファニング)-B
「17歳の肖像」のジュニー(キャリー・マリガン)-C など。
A
B
C
Aは今回描いた新作で、キルスティン・ダンストがエル・ファニング
みたいになってしまった。顔の系統が少し似てるのかも?
どちらもソフィア・コッポラ作品に出てるので、ソフィアの好みって
似てるなーと改めて思いました。
Aは70年代のアメリカの地方都市(ミシガン州)、BとCは60年代
初期のロンドン郊外が舞台で、制作年は近年だけどいずれも一昔前の
時代を描いていてクラシカルな雰囲気があります。
B・Cは同年代のイギリスということもあってか、グレーのジャケット
+ベスト(セーター)×ストライプのタイで制服の雰囲気が似てます。