40代でも血管病が増えているのは本当ですか?
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よくあるご質問(FAQ)
40代でも血管病が増えているのは本当ですか? |
最近では、40代や50代でも血管病に襲われる人が増えています。
それは、現代人の暮らし方に大きく関わっています。
40歳を過ぎれば、誰しも自分の体に「老い」を感じるものです。白髪や皮膚のたるみ、しみ、疲れやすくなるなど、見た目からも内側からも老化現象が現れます。見た目に現れる症状であれば、すぐに気づくことはできますが、老化は体内でも徐々に進んでいるのです。
自覚症状がなく、ある日突然訪れる脳卒中や心筋梗塞などの血管病は、最も深刻な病気といえます。最近では、40代や50代でも血管病に襲われる人が増えており、ニュース番組で同年代の芸能人やスポーツ選手の突然の死を知り、ショックを受けることもあるでしょう。
正しい生活習慣で、健康的に暮らしている人の場合、年齢とともに血管もゆるやかに老化してゆきます。自然の老化であれば、血管病が起こりやすくなるのは70代~80代といわれています。自然に歳を重ねてゆけば、40代や50代で血管病が起こるのは稀なことです。
ではなぜこのような血管病が若い人にも増えているのでしょうか。
それは、現代人の「暮らし方」に大きく関わっているのです。
私たちのまわりにあふれるおいしい料理やおいしいお酒、どこにでも移動できる車や電車などの交通機関は、まさに生活の豊かさのひとつでしょう。しかし、生活が豊かになったとはいえ、人の体は、大昔からそれほど変わっていません。手軽にとれるおいしい料理はカロリーが高く、必要以上のカロリー摂取をしてしまう恐れがあります。そして、便利な交通機関に乗ることで日常的に歩く歩数が少なくなり、運動不足を招いてしまいます。さらには、仕事の忙しさからくる疲労やストレスが私たちの体に追い打ちをかけています。
現代人は、どこか生き急ぐような暮らしをしているように思います。その暮らしぶりが、体に悪影響を与え、血管の老化を早めさせる原因となっているのです。
過食や運動不足から高血圧や糖尿病になった人の血管を検査してみると、実年齢が45歳でも、血管年齢は75歳の人と同じくらい老化しているケースがあります。恐ろしいことに、血管の老化に対しては、痛みや不快感などの自覚症状がないのです。気づかずそのまま放置した結果、ある日突然の血管病で倒れてしまうことがあるのです。