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脂質異常症で血液がドロドロになることについて教えて下さい。

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よくあるご質問(FAQ)

脂質異常症で血液がドロドロになることについて教えて下さい。


血管の老化は生活習慣病とも深い関係性があります。


 三代死因の発生リスクを高めるものとして、現代人特有の「生活習慣病」の代表である高血圧症、脂質異常症(高脂血症)・糖尿病があげられます。血管と高血圧については、よくあるご質問「65歳以上の日本人の6割が高血圧だと聞きましたが?」の中でご紹介いたしました。また、よくあるご質問「血管の老化を加速させる糖尿病について教えて下さい。」の中で血管と糖尿病についてもご紹介しました。ここでは血管と脂質異常症(高脂血症)の関係についてご紹介したいと思います。

 脂質異常症とは、血液中に含まれる脂質が過剰な状態や、不足している状態をさす病気です。現代人が抱える問題としては脂質が過剰になるケースが多くあります。一昔前は脂質異常症のことを高脂血症とも呼んでいました。テレビなどで芸能人が血液の流れをレースのように競いあい、その中で「ドロドロに固まって全く流れない血液」を持つ方も登場しますが、このドロドロの血液を想像すればイメージしやすいのではないでしょうか?

 脂質異常症は動脈硬化との関係性が指摘されており、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める病気として早期発見・治療が進められるようになりました。これはコレステロールを動脈硬化の主な原因と考える「コレステロール学説」による考え方です。血管内壁についたプラーク(垢のようなもの)の主な原因を過剰なコレストロールと血小板ととらえ、それらを解消することによって血管の詰まりや動脈硬化を改善しようというものです。言い換えれば、血管内壁に垢として溜まるプラークの原因であるドロドロ血液をサラサラ血液に変えていくことで、それらが誘発する病気を予防・改善しようという考え方です。

 これらを理由として、血中の資質濃度を下げる高脂血症薬を使って血液をサラサラにする治療が多くの医療機関で行われています。血小板が詰まっている場合には、抗凝固薬をつかった治療が行われます。

 しかし、この治療法も劇的な改善効果が望めるかと言えば、十分とはいえません。この治療で血中のコレストロール値が低下し、血液がサラサラになった方でも、動脈硬化が進んでしまうケースが多くあるのです。ドロドロだった血液がサラサラの血液に改善され、血液中の脂質に異常がない方でも顎動脈エコーにより血管内壁の垢であるプラークが認められるという症例が数多くありました。

 つまり、血液のサラサラ(ドロドロ)度合いに関わらず、垢であるプラークが溜まってしまうのです。これは血管そのものが衰えたままでは、いくら血液をサラサラにしようとも根本的な治癒にはいたらないためだと考えられています。動脈硬化を引き起こす主だった原因は、血管内を流れる血液の状態よりも、その通り道となる血管の状態にこそあるといえます。いくら性能の良い車を購入したとしても、車が走る高速道路が整備されず、いたるところで事故や通行の妨げとなる障害物が置かれていれば再び大渋滞が起こってしまうことと似ています。

 加えて血液の流れが滞ってしまうことで代謝機能が落ち、人間本来の自己治癒機能や免疫機能も低下してしまいがちです。そういう意味でも血管の健康を維持することが、ほぼ全ての病気発生リスクを低下させることにつながるといっても過言ではありません。