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血管の老化である「動脈硬化」とはどのような症状なのでしょうか?

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よくあるご質問(FAQ)

血管の老化である「動脈硬化」とはどのような症状なのでしょうか?


血管が弾力性を失い、もろくなった状態のことです。


 私たちの血管は、加齢とともに老化しますが、食生活などの日々の生活習慣により老化を進行させてしまう場合もあります。動脈硬化という名のとおり、血管はおもに動脈で起こります。動脈は、心臓から押し出された血液を体中に循環させる器官であるため、静脈に比べて厚く、弾力に満ちています。

 しかし、1日に約10万回動く心臓のリズムに合わせて、動脈が収縮と拡張を繰り返してゆくのですから、しだいに弾力を失って硬くなり、もろくなってゆきます。

 また、動物性脂肪の多い高カロリー食が、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、過酸化脂質をお増加させます。それらが血管壁に付着して血管を詰まらせたり、血管が破れる原因となります。

 それら血管壁に付着する物質をプラークと呼びます。こぶのように血流をせきとめるプラークがしだいに大きくなれば、血管内腔が狭くなり、血流が悪くなるため、血管壁も弾力性を失ってもろくなるのです。

 動脈硬化とは”硬くて頑丈”というわけではなく、弾力性を失いもろくなった状態のことなのです。老朽化したゴムホースのように、弾力性をなくし硬くなり傷つきやすくなった状態を想像してみてください。

 動脈硬化は自覚症状がないため、放っておくとやがては心臓病や脳血管障害など、重大な病気を引き起こす恐れがあります。過食や、偏食、運動不足、喫煙、ストレスなどの悪い生活習慣が続くと、血管の老化も早めますから、日々の生活の中から予防・改善に努めましょう。

 ●動脈硬化の予防・改善
 【食生活】
 ・野菜中心の食生活にする。
 ・食物繊維をとる。
 ・納豆など、大豆食品を食べる。
 ・脂肪、糖分、コレステロールのとりすぎに気をつける。
 ・アルコールを飲み過ぎないようにする。
 ・塩分をとりすぎないようにする。
 ・水分補給をし、脱水を防ぐ。

 また、ウォーキングを始めとした軽い有酸素運動や、エスカレーターではなく階段を使うなどして、普段から適度な運動を心がけましょう。