凄麺を発意するヤマダイよりニュータッチブランド(凄麺もこの中のブランドです)より毎年今時期出てくるようになった名代富士そば紅生姜天そばカップです。
初めて登場したのは6年前、以来必ず出て来ますよー。
名代富士そばのカップ麺、これはやられたぁ、、。 | redtylerのブログ
内容もほとんど変わっていないのは当初からの完成度の高さを物語る。
ヤマダイは製品に関し市場調査を行いマイチェンは良く行う、これは凄麺を追っていて分かっています。
既に変える必要なしという事なのですょう、それだけ自信作という事か。
東京名物とあるのは確かに都内を中心に駅前に展開しているお店が殆どだから。
汁もこれ濃い見た目の関東風ですが。
一番の理由は紅生姜天だろうか、関東の物は刻んだ紅しょうがのかき揚げです。
関西のスライスされた天ぷらとは違うんですね。
内容は。
という訳で変わっていません。
だが期待は高まる、美味しいのが判っていますからねー。
早速熱湯5分です。
赤い紅生姜天がインパクトありますよー。
出汁のいい香りがしています。
つゆ行ってみましょう。
鰹の風味に濃い目のしょうゆが立つ関東のそばつゆ、それでも東京の街場の蕎麦屋に比べると醤油の立つ感じは抑えられているようです。
しょっぱくはないですよ、塩味は色ほどではないのが関東のそばつゆです。
ただ色を見てしょっぱく感じる方は多いようですね、私も全国食べてますが色と塩味の相関関係は無いとの見解です。
そしてほんの少しですが辛さが有るのですね、一味をちょっとだけ降ったような。
見たため名唐辛子は無いのですが、これがちょっとしたアクセントになっていてこの辺りの組み立てもとっても上手に思えました。
蕎麦はノンフライです、これはヤマダイ独自で他のたぬきとか丼とかの油揚げ麺とは全く違う食感風味なんですね。
一言でいうと乾麺の蕎麦を茹でた感じ、カップ麺というより美味しい乾麺を茹でた風味食感なんですね。
ヤマダイは素麺やひやむぎなどの乾麺も作っているメーカーなのでそのあたりの技術は元々持っていたようで、その技術をフィードバックしたのでしょう。
ただですね、今この蕎麦がカップ麺で業界一番とは思わないのですね。
それは昨年発売されたこれが有るから。
凄麺から茨城けんちんそばが突然登場、その味や如何に。 | redtylerのブログ
同凄麺からの発売ですがこちらの方が蕎麦の風味食感共に上です、国産常陸秋そばを配合した蕎麦はカップ麺としては驚きでしたね。
話戻して名代富士そばです。
勿論こちらの蕎麦だってそれは美味しい訳ですよ、このジャンルでは正にヤマダイの独壇場ですね。
具材のメイン紅生姜天は見た通り圧倒的に主張しますが、味に関しては正統的で刺激のある物では無い。
紅生姜はしっかりと感じられますがあの独特な辛みとか風味は具合の良いように抑えられていておいしいですねー。
そして如何に関東の紅生姜天が千切りのかき揚げだとしてもこんなに真っ赤ではない。
衣は普通に小麦粉色でそこに玉ねぎと赤い紅生姜が映えるといった感じなんですね。
なのでこれを見てこれが関東の紅生姜天とは思わないでほしいです、富士そばの紅生姜天そばはこれですよ。
とはいえやっぱり赤いですねぇ、まぁ雰囲気は似ていますかね。
後の具材はワカメとネギです、これも初めからそこそこ入ってる。
内容も量もほとんど初期のものと変わっていません。
これらが麺に絡んでくるとこれまた楽しです。
美味し楽しです、うこのころにはサクサク紅生姜天が汁を吸ってヤワヤワになってる。
このヤワヤワももまた美味しいんですねー。
そのままでもうまいし、麺に絡めてもおいしー。
という事で今年も間違いのない美味しさでした、内容的には変わっていないのですがそれがまたいい。
よしよし今年も有りつけるぞといった楽しみすらあると。
カップ麺の賞味期限は半年有りますからね、これは何個かストックしてこの冬も楽しむこととしましょう。
期待通りで美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、。
追記。
名代富士そばのカップは過去に夏季限定でこんなのも出していたんですね。
ヤマダイ名代富士そばカップ、今度は冷やしたぬきそばですよー。 | redtylerのブログ
思うようなセールスが無かったかこの時だけで終わっててしまった。
これも美味しかったんだよなー、酷暑の近年なら受けると思うのだが。
来夏は出してもらえないでしょうかねぇヤマダイさん。











