静岡出張帰りだった、時間見ながら始め下道で1国を行き何処かで東名に乗る作戦。
箱根超えは時間かかるので沼津から乗るかと、だが1国バイパスは混むんですよねー。
なので混む手前の愛鷹PAのETC入路よりのルートを選択した。
1国を曲がって愛鷹PAまでの途中で見つけた、ピピっと来たので先のコンビニで反転。
店脇の駐車場へ滑り込んだ。
無化調らーめん本丸亭さんである。
時は1時、店内入るとカウンターはアクリル仕切りありの余裕持ってのコロナ仕様で4席に。
4人テーブル3と2人テーブル2、テーブル席はほぼ埋まっていましたがカウンターは空いていたので奥の端に鎮座した。
券売機が故障との事で券だけ出して席に着き支払いした。
お店は店主さんと奥様だろう方にパートの女性と3人での営業です。
中華そば(醤油)を渡すと麺は太麺と細麺とが有りますと、どちらがお勧めですかと利けば太麺との事、なので太麺でオーダーです。
先オーダーなしですが太麺なのでか6分ほどで出てきましたものは。
おー、これは見た瞬間に分かった、当たりだ、とても良い香りがしています。
見た感じは始め煮干し?かと思ったが違う、よく見ると何やら細かな茶色いものがたっぷりと浮いてる。
そして魚粉上の物が、これは豚魚か???、、。
でもすぐに正体は分かった、その香りは節だ、鰹節ですねー。
ではスープ行ってみましょう。
ベースになっているのは豚鶏、それも街中華とは違うラーメン屋の豚の比率が高い物。
ぐつぐつと煮だすものでは無く沸騰しないようにじっくり採った物だ。
そこへ細かな鰹節がたっぷりと入る、これは中々あるタイプじゃない独自なラーメンですよー。
沼津は鰹節を作っているところ多いんですよ、本節作っている有名な所も有る。
うずわと呼ばれる宗田鰹を使った宗田節も良く作られているのですが、こちらが使っているのは鰹節です。
鰹の削り節を作る工程で端っこの方は細かくて製品に使えない、なのでこの部分は出汁粉といって安く料理屋などに卸される、こちらも何かしらのルートを持っていて出汁粉を使っているようだ。
豚鶏のベーススープにこれだけの出汁粉が使われている訳ですから美味いに決まっています。
油分も少ないのでぐんぐん啜れる、こりゃたまりませんよー。
選んだ太麺は中加水でクニュリとした物。
多めに口に含んでズバズバと食べたいタイプだ。
スープに出汁粉がたっぷりですから麺にも当然絡んで来ます、こりゃいいですねー。
チャーシューは軟らかで既に煮崩れしている。
煮汁をタレに使っているタイプですがそれ程パサになっている訳でもない。
チャーシューメンで食べてみたいと思った。
いゃあ偶然ですがとっても個性的でとっても美味しいお店を発見しましたよ。
何とまだラーメンデーターベースにも掲載されていない。
この鰹節を前面に出したスープは既に地元の方達にも認知されているようで常連客も付いているようですね。
干物や鰹節などの海産加工物が盛んな沼津においてこの味は当たりなのでしょう。
ていうかこの味だったら東京へ出店しても注目されるのではないかと思いますね。
ただこのラーメンは価格970円、これが地代高いこちらへ来たら維持できないですよね。
なのでこのままこの地で頑張ってください、私は参上いたしますからねー。
良いお店を見つけました、とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、
追記
東京でも鰹節を前面に押し出したラーメンは有るのですが。
私的に引っかかるのはこの2店だけです。
らーめんかつお拳さん、。追い鰹香る美味しいラーメンですよー、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
ボニート・ボニート、。荒節鰹のラーメンです、、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
どちらも美味しいお店です、かつお拳さんは近いので何度も行っていますしね。
この本丸亭さんはこれらのお店に負けていない、いや上を行っていると私は思っています。