凄麺のよこはま家豚骨醤油は調べると4年前に食べたきり、コロナが始まったころの緊急事態宣言後当ブログでもカップ麺が主流になったころ以来だ。

 

 

 

パッケージは殆ど変わらず、一番下のキャッチが極太麺と鶏油が香るスープなのが、鶏油が香る濃厚スープの家系ラーメンになったくらいだ。

内容は。

 

 

これまた変わりは無く、だがリニューアルは22年の10月に行われている。

前述和歌山中華そばが1年でリニューアルしたのに対しこちらは1年半は変わっていないという事だ。

早速熱湯5分です。

 

 

これを見ると今回も思うのだが本家筋の家系とはだいぶ違ったスープの表情です。

白っぽくて九州豚骨のよう、これは醤油豚骨な家系ラーメンでは無いんじゃないか。

兎に角スープから行ってみましょう。

 

 

一見して白濁したスープは濃厚豚骨だ、浮いている油にも確かに鶏油らしい風味がある。

だが醤油感は少ないんですね、醤油は使われているものの主張がない。

豚骨もガッツリと来るものでは無くライトな感じ。

海苔が大き目で3枚入る。

 

 

これはいいですねー、この価格では破格の内容ですよ、なので麺を海苔巻きにして楽しめる。

 

 

その麺はカップのノンフライ麺としては限界近い太麺で、何とか家系の物に寄せてはいるのだが。

本家筋が採用している酒井製麺の太麺には及ばないし加水も多め、特徴の短いという事もない。

ただカップの麺として見れば、凄麺得意の加水多めの角切り麺は食感も楽しめるものです。

 

 

チャーシューは汎用のもので可もなく不可もなく、家系定番のほうれん草はしっかり入ってる、フリーズドライで良いアクセントになっています。

 

 

ただこれが横浜家系というにはやはり私にはかなりの抵抗感が有りますねー。

こちらが私が以前行った本家吉村家さんのラーメンです。

 

 

ね、色が全然違うでしょ、しかもこれウスメスクナメ(味薄目油少な目)なんですよ。

本家は髄まで煮だしたスープに醤油がしっかりと利く、なので茶濁したスープだ。

 

なのでこのカップをして家系というのは私違う気がします。

そうこれは資本系の家系の方を再現したものでは無いでしょうか。

因みにこちらが資本系の代表的な町田商店の物です。

 

 

トッピの味玉に卓上の刻み玉ねぎを加えていますがスープの色などは凄麺カップに似ていませんか。

本家吉村家とは全く違う色をしたスープです、凄麺はこちらの方を再現したのかなぁ。

 

 

 

という事で多分これは巷では圧倒的に多い壱六系やそこから発展した町田商店などのライス無料で勢力を伸ばした資本系の家系を模したカップなのではと思う。

勿論こちらも美味しいことは確認している。

町田商店、資本系の横浜家系食べて見た、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

でもですね、ヤマダイさんには何とか総本家の吉村家に範を取ったものにしていただきたいと思う。

本家筋の横浜家系を出してほしいと思います。

これでは違う解釈の横浜家系が全国へ伝わってしまうと思います。

 

凄麺は何を食べても美味しいというジンクスはしっかりと守られていました。

でもね、大好きなヤマダイ凄麺ですからね、よろしくお願いします。

ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。

 

 

追記

かつてローソンで出ていたこちらのカップ麺の方がより本家らしかったですね。

横浜家系総本山吉村家さんのカップ、巣ごもりラーメン9は明星さんの力の入った一杯です、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)