ラーメンの鬼佐野実氏が興した支那そばやさんは現在も戸塚駅前で氏の志を受け継ぎお弟子さんが営業を続けています。

支那そばや本店、佐野実氏の志を引き継いだラーメンに感服、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

 

このカップは佐野氏が生前監修したものでは無い、なので奥さんか(現在オーダーのラーメン丼ぶりを窯元とラーメン屋さんを繋ぐコーディネーターとして活躍中)お弟子さんの監修と思われる。

 

 

パッケージには佐野氏が睨みを利かしている、これじゃ生半可な再現じゃ許されないぞー。

 

実はこのカップ3年ほど前から毎年この時期に登場しているんですね。

なので今年のバージョンは果たしてどうなっているのか、そう思って購入した。

ファミマル商品なので購入はファミリーマートです。

内容は。

 

 

縦ラージカップなので小袋が付いています、液体スープのようですね。

中身は。

 

 

チャーシューチップにメンマと前出日清の道家と同じだ、麺もノンフライ麺を搭載している。

日清とその子会社である明星はこの縦型ラージカップにも再現系を中心にノンフライ麺を積極的に取り入れて他社をリードしています。

早速熱湯4分です。

 

 

出来上がりですがちょっと気になった香りが、それはパッケージに由来しているもののよう。

日清と明星はマイクロプラスチックごみの軽減のため数年前からパッケージを紙(パルプ)製にしているのですね。

なのでか蓋を開けた時にその香りがするんですよ、少しの間だけですがちょっと気になったかなぁ。

 

では、気を取り直してスープから行ってみましょう。

 

 

そのスープは、、、、。

あの透明度のある琥珀色したきらきらと宝石のように油が浮かぶ支那そばやさんの物とは異なった茶濁したスープだ。

因みにこちらが支那そばや戸塚本店のスープです。

 

 

そんなの本物と比べるなんて無理に決まってるだろうとのお言葉が各方面より聞こえてきますが、でもこの違いはとょっとね。

 

ただカップも豚鶏の鶏の効いたベースにマイルドな醤油味と基本的な物は抑えています。

美味しい醤油スープですがこれが支那そばやだという主張が感じられないかなぁ。

 

 

麺はノンフライだが加水が少ない細麺だ、細さといい太さといい縮れといい支那そばやの物によく似ている。

唯一の違いが加水率、これが圧倒的に少ない、なのでチュルチュル感は無くて咀嚼してももさっとした感じ。

製法がこれスチームノンフライ麺といって独自の製法なんですが、コストを考慮したノンフライという事でその仕上がりは油揚げげ麺とフリーズドライ麺との中間といったふう。

確かに油揚げの味や臭ははしない物の食感は油揚げ麺に近い。

 

手持ちの見た目が似ているものを使ったようですね、まあ昨今のコストとの兼ね合いは有るのでそういう事にしておきましょうか。

 

こちらも縦カップなので具材は少ない、全部拾ってこれくらいだった。

 

 

 

私的にはあのとっても美味しかった支那そばやさんのラーメンとは全く結びつかない物でした。

スープの中に少しらしき面影は有るもののそれとてなんとか拾ってみての事。

これは是非とも丼カップの液体スープにフリーズドライのノンフライ麺にて再現していただきたいと思いましたよー。

それこそパッケージの佐野氏の姿にそぐわしい内容のカップを発売していただきたいです。

ごちそうさまでした。

 

 

 

追記

そういえばこちらの支那そばやさんもしっかりと遺伝子を引き継いでおいしかったです。

支那そばや、佐野実氏の遺伝子を宮城石巻で食する、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)