今週も三陸宮古へ出張でした、なので行き帰りはラーメンです、。
前回帰りはどうしても行きたかった気仙沼のかもめ食堂でしたが今回はこちらにした、、。
気仙沼かもめ食堂、出張最後はここに決めてた、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
支那そばやさんといえばもう佐野実氏が興した超有名店なのは皆さまご存じの事、。
佐野氏はモノづくりが大好きで料理学校を卒業後洋食店で6年の修行後自身のお店を開くのですが資金的なものもありラーメン店を開業、だがすぐにラーメンの奥深さに傾倒する、。
良い食材を探しに全国を回るのだが折角良いものが見つかっても個人の店の仕入れ量では相手が対応してくれない物もあった、、。
そこで弟子を取り一人前になるまで修行させてのれん分けという形で店を増やし、それまで入手できなかった食材の確保をした、、。
なのでのれん分けの店はどこも完成度が高くよく話題になりました、。
こちらもそんなのれん分けの一店です、テレビでも紹介されていてので来てみたかったんですね、。
通りに面した立地で店裏に駐車場があり、入り口は店の左側面にあります、。
入り口前には北国独特の風よけ室があり、それが大きくて通常なら16人ほどのスペースなのだが、コロナ対策で1人分づつあけて8人の待ちスペース、。
私が入ったのが平日の11時30分で店内はすでにいっぱい、待ちスペースの4人目でした、その後すぐに8人に、。
券売機で食券買って座って待つとホールの女性が食券回収、5分ほどで案内されました、。
店は広くコの字カウンターで24席設定なのですが、やはりコロナ対策で12席に仕切りアクリルです、。壁面には佐野氏のポスターが、あの表情でにらみを利かせています、、。
ラーメンは着席後5分で登場、外待ちから合計10分オペレートが良いですねー、、。
味はこの時は醤油、営業形態が変わってて、醤油の時と塩の時があって、週の半ばからこれらが交互に代わるんですね、。
券売機のエースポジションだったワンタン麺醤油を注文しております、。
いやいやいや、もう見た目から圧する堂々の風貌だ、、。
私の支那そばやさんの経験は藤沢のお店ではなく新横浜のラーメン博物館です、。
店を弟子に任せての堂々のオープンでした、、。
何か突出する訳でもなくおいしさにあふれたラーメンは今も記憶に残るものでした、。
では、スープ行ってみましょう、、。
おおっ、これだ、、記憶がよみがえる、、。
やはり何かが突出している訳でもないのにうま味がたっぷりのスープだ、、。
どう表現すればよいのか困るくらい、だがそれが個性といっていいとっても美味しいスープです、。
たくさんの食材が使われているであろうがそれらの集結した旨さというか、レンゲが止まりません、。
麺はどうだろうか、。
佐野氏は麺にもこだわり自家製麺を追求し、内モンゴル産のカンスイに出会ってからはその継続入手に翻弄して、ついには支那そばや自身が輸入代理店契約してしまう程、。
こちらもそのカンスイを使い自家製麺しているはずだ、。
全粒粉が入る表面に透明度がある細麺だ、加水が多いという訳ではないのにちゅるちゅるとしてて啜り心地が良い、、。
勿論小麦感もたっぷりでそう、麺とスープのバランスなんですねー、これが絶妙だ、。
ラーメンは同じスープでも麺が変わればスープの味が変わる、。
なのでその日の麺の出来に合わせスープは調整するしその逆もあると、正に神業です、。
こちらの店主さんも厳しい修行で培った神業を会得しているようです、、。
チャーシューはバラ肉でもうホロホロです、箸でつまんだだけで崩れてしまいました、。
この時チャーシューはもう一種類あってトロ炙りチャーシューもありチャーシュー麺選べるようになっています、。
この時と書いたのは肩ロースチャーシューも有るようなので日によって変わるようです、。
ワンタンも肉餡がしっかりと入ったもので下味は薄目でスープと食べるのを前提としているよう、これ食べている方が多いのも頷ける美味しさです、。
そしてメンマ、これ佐野氏が拘った繊維質を残しながら柔らかい、、。
独特なので記憶に残っています、、。
いやぁ、たまらなかったですねー、、。
佐野氏も天上から安心して見ているのではないでしょうか、。
その遺伝子はしっかりと継承されています、店主さんはまだ40歳くらいの風貌ですから当分は安泰でしょう、。
12時前だというのに店を出ると待合室からあふれ出る待ち人が5人ほど、寒いのに待つ価値ありますね、。
その後も車はどんどん来ていますから大変な人気ですねー、。
2017年のミシュランガイド宮城版でビルグルマンとっています、。
だが以後何年もこんなに人気とはしっかりと地元に認知された有名店になっているようですよー、。
ほんとうにおいしかったでした、ごちそうさまでしたー、、、。