先輩。
ホウボゥと雨とアスファルト(第38回)
先輩が
愛され続ける理由。
それは
゛変わらぬ愛゛
なんですね。
今、ようやく
分かりました。
ありがとう。
わかめラーメン
since1983
フぅーッッ!
やっぱうめぇや!!
今日もアスファルトは濡れている
先輩が
愛され続ける理由。
それは
゛変わらぬ愛゛
なんですね。
今、ようやく
分かりました。
ありがとう。
わかめラーメン
since1983
フぅーッッ!
やっぱうめぇや!!
今日もアスファルトは濡れている
マクテルでワトキンス!!(3)
ホウボゥと雨とアスファルト(第37回)
天井には、クリスマスツリーなんかを飾り付ける赤や緑の電球や、映画グーニーズの宝箱から出てくる色とりどりの、宝石のようなプラスチック製のネックレスが
ジャラジャラ
チカチカ
とぶら下がってステージを安っぽく着飾っている。
それがまたブルースぽくて良い。
ステージはフロアより少し高く、入り口袖にはそこへ登るための3、4段の小さいステップがある。
店内でうっすらと流れるブルースに合わせ、歌を鼻でならし階段をなんなとなく見ていると、「ぬっ」と黒い足が見えた。
そのまま視線をヒザから腰、腰から胸、そして顔へと動かすとそこには大柄で人の良さそうなおじさんを確認出来た。
「スケジュールに載ってない人ってこの人かな~…」
正直あまり期待できそうになかった。
なぜならブルースとは体から溢れでる体臭だからだ。
その人間の、内側から放たれるなんとも言えない人間臭さだ。もの悲しさとゆうのか哀愁とゆうのか…
そしてそれも臭ければ臭いほど良い。
このおじさんからはフローラルな、風呂上がりの、爽やかな香りがしそうだった。
おじさんはステージに置いてあるベースギターを手に取り
「キーはFでいいですよね?」
と言った。
「ん??」
もう一度階段に目をやると推定65歳くらいの背の縮んだ黒いおばあちゃんが、真っ赤なフェンダームスタングを片手にトコトコと階段を鳴らし、ステージに上がってきた。
これこれ~、臭っさ~いのが来たよ~
もうそろそろ介護が必要なんじゃないか。と心配させる程ゆっくりとした足取りのおばあちゃん。
そしておじさんに無言で頷き、真っ赤なムスタングの調子を小さな手で確めると…
マイクに向かい…
吠えた…
「ヘぇ~~~イッッ!!ヨォ~若いの!!調子はどうだ~い!?」
その小さな体のどこからそんなド迫力な声が出るんですか!?
むちゃくちゃかっこいい!!
「除夜の鐘」になった気分。力の溜もった、ぶっとい丸太を、身体全身に思いっきり喰らったよう。
もの凄い衝撃。
おばあちゃんと、おばあちゃんの放つブルーズに何度も体を打たれた。「ゴォ~~~~ン」て感じで
そして65歳のおばあちゃんが見せるジミヘンドリックスばりの背弾きギター!!
ロックなシャッフルビートに合わせ、おばあちゃんは客席を睨みつける。
そして歌う!
ヘ~イヘイヘイ!
ミス・ドクターフィールグッドを呼んでみな
あたしゃ今あんたの街にいるんだよ
あんたのブルーズを吹き飛ばしてやるよ
一夜限りだよ
あたしんとこにおいでよ
そしたらあたしのギターであんたの病気を全部治してやるからさ
ヘ~イヘイヘイ!
だからあたしを呼びな
あんたのそのブルーズを
あたしのギターで吹き飛ばしてやるからさ!
ミス・ドクター・フィール・グッド!!
バーバリー
ワトキンス!!!
この夜、ホウボゥに取り憑くマクテルのブルーズは
一夜にして吹き飛ばされた…
が、そのブルーズはブラインド・ウィリーを、アトランタを、そして我が心のジョージアを一周して次の日またホウボゥを襲った。
あれから2年…
今もまだ「マクテル」の「ワトキンス」の「ブルーズ」はホウボゥに取り憑き、体全身を襲い続けている。
ホウボゥにはまだまだミス・ドクターフィールグッドが必要なようである。
ダントツNO.1!!!
今日もアスファルトは濡れている
天井には、クリスマスツリーなんかを飾り付ける赤や緑の電球や、映画グーニーズの宝箱から出てくる色とりどりの、宝石のようなプラスチック製のネックレスが
ジャラジャラ
チカチカ
とぶら下がってステージを安っぽく着飾っている。
それがまたブルースぽくて良い。
ステージはフロアより少し高く、入り口袖にはそこへ登るための3、4段の小さいステップがある。
店内でうっすらと流れるブルースに合わせ、歌を鼻でならし階段をなんなとなく見ていると、「ぬっ」と黒い足が見えた。
そのまま視線をヒザから腰、腰から胸、そして顔へと動かすとそこには大柄で人の良さそうなおじさんを確認出来た。
「スケジュールに載ってない人ってこの人かな~…」
正直あまり期待できそうになかった。
なぜならブルースとは体から溢れでる体臭だからだ。
その人間の、内側から放たれるなんとも言えない人間臭さだ。もの悲しさとゆうのか哀愁とゆうのか…
そしてそれも臭ければ臭いほど良い。
このおじさんからはフローラルな、風呂上がりの、爽やかな香りがしそうだった。
おじさんはステージに置いてあるベースギターを手に取り
「キーはFでいいですよね?」
と言った。
「ん??」
もう一度階段に目をやると推定65歳くらいの背の縮んだ黒いおばあちゃんが、真っ赤なフェンダームスタングを片手にトコトコと階段を鳴らし、ステージに上がってきた。
これこれ~、臭っさ~いのが来たよ~
もうそろそろ介護が必要なんじゃないか。と心配させる程ゆっくりとした足取りのおばあちゃん。
そしておじさんに無言で頷き、真っ赤なムスタングの調子を小さな手で確めると…
マイクに向かい…
吠えた…
「ヘぇ~~~イッッ!!ヨォ~若いの!!調子はどうだ~い!?」
その小さな体のどこからそんなド迫力な声が出るんですか!?
むちゃくちゃかっこいい!!
「除夜の鐘」になった気分。力の溜もった、ぶっとい丸太を、身体全身に思いっきり喰らったよう。
もの凄い衝撃。
おばあちゃんと、おばあちゃんの放つブルーズに何度も体を打たれた。「ゴォ~~~~ン」て感じで
そして65歳のおばあちゃんが見せるジミヘンドリックスばりの背弾きギター!!
ロックなシャッフルビートに合わせ、おばあちゃんは客席を睨みつける。
そして歌う!
ヘ~イヘイヘイ!
ミス・ドクターフィールグッドを呼んでみな
あたしゃ今あんたの街にいるんだよ
あんたのブルーズを吹き飛ばしてやるよ
一夜限りだよ
あたしんとこにおいでよ
そしたらあたしのギターであんたの病気を全部治してやるからさ
ヘ~イヘイヘイ!
だからあたしを呼びな
あんたのそのブルーズを
あたしのギターで吹き飛ばしてやるからさ!
ミス・ドクター・フィール・グッド!!
バーバリー
ワトキンス!!!
この夜、ホウボゥに取り憑くマクテルのブルーズは
一夜にして吹き飛ばされた…
が、そのブルーズはブラインド・ウィリーを、アトランタを、そして我が心のジョージアを一周して次の日またホウボゥを襲った。
あれから2年…
今もまだ「マクテル」の「ワトキンス」の「ブルーズ」はホウボゥに取り憑き、体全身を襲い続けている。
ホウボゥにはまだまだミス・ドクターフィールグッドが必要なようである。
ダントツNO.1!!!
今日もアスファルトは濡れている
