質問と「実習」の関係
こんにちは レッドパピーです
「質問」できる人は成績が伸びます!
「質問」できない人は成績が伸びません!は簡単にイメージができるのですが、他にもついてくる「いらないおまけ」があるんですね。
ひとつは「実習」との関係。
実習中に質問ができない一番のデメリットは「事故」です。
わからない、自信がないことを確認しないまま実施することによって起こる事故。
患者さんへの被害はさることながら、看護師・看護学生としての信用を失うことにもなります。
「こんなこと聞いたら怒られるかな」
たとえ「それ、初めてじゃないでしょ!」と先生や看護師さんの説明がプリプリだったとしても
そこで確認したおかげで事故を防ぐことができるんです
患者さんが安心して安全に過ごすことができるんです
つまり、信用度も上がります。この人に任せれば大丈夫
実習中にする「質問」は、すべて患者さんのためです。
なぜなら、実習で学ぶことは「看護」だからです。
「看護」の対象は患者さんです。
患者さんに適切なケアを提供するために「質問」をしましょう
そもそも、患者さんを思っての質問だったら、先生や看護師さんは大歓迎です
(※ 実践するケアだけに限りません。疾患、患者さんの背景、患者さんに関することすべてを含めてです)
学生さんの勉強にもなり、患者さんへの安全なケアにもなる!
ドントウォーリー
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●●できる人は成績が伸びる!
何人もの看護学生さんを指導してきて気付いたこと。
「質問」できる人は、成績が伸びます!
質問できるということは「自分がわからないこと」がわかっているということです。
そして、さらりと質問できる人は「素直」な人が多いです。
素直な人は、余計なことを考えないで、すべきことに集中できる!そんな印象を受けます。
わからないことが解決すれば、それに関係する問題がどんどん解決します
わからないことがあるのに質問できない人代表
1.何を質問していいのかわからない人(頭の中が?だらけで何がなんだかわからない)
2.わからないことが明確なのにも関わらず質問できない人(こんなことを聞いたら恥ずかしい)
どっちの場合も聞いてみたらいいんです
教える立場の人は、質問を待っています
「こんなことを知らないのは私だけかも・・・」
そんなことはありません。ほとんどの場合「わからない」「難しい」ポイントは同じです!
そこがわからないせいで、その先に進めません。
そこがわからないせいで、さらにわからないことが増えます。
言いかえれば、そこがわかれば、その先にある「?」も「」に近づいて行くのです。
わからないままでいると・・・
「わからないこと」が増える➡ その先にある「?」も増える➡ わからないから面白くない ➡ わからないままだから成績も上がらない ➡ やる気をなくす という悪循環になります。
考えても、調べても「わからないこと」なんて山ほどあります。
どんどん質問しましょう。
わからないのに「わかったふり」をしてしまう。これが一番危険です。
私の経験から、「質問できない」≒「わからないと言えない」というのは、
残念ながら国家試験に不合格になってしまった学生さんに共通している特徴のひとつです。
さっぱりわけがわからない場合も、さっぱりわけばわからないと言ってみましょう。
先生は、わかるための糸口をどこかに見つけて、学生さんが「わかる」ようにアドバイスしてくれます。
ここでもうひとつ大事なことは、さっぱりわけがわからないときに、わかるまで付き合ってくれる先生を見つけることです。
困ったときに勉強のサポートをしてくれる先生探しを始めましょう!
すでに勉強のことで困っていて、相談する相手が見つからないときは、私もお手伝いしますよ
病院嫌い~医師との闘い~
こんにちは レッドパピーです
日本語を話せない旦那さんが日本で受診をしたときの話です。
扁桃腺炎で受診をすることになった旦那さん。
化膿した部分を除去せねばならないことを仕方なく納得(´・ω・`)
先生が持つほそ~い管がのどに触れた瞬間
彼は先生の管を持つ先生の手をガシッと掴んで、その手を放り投げました。
先生はビックリ
でももっとビックリしたのは本人だったようです
何度も謝った後、もう一度トライしてほしいと先生にお願いしました。
先生も「これは辛いですよね」と宥めて下さった後、再度トライ
「では、口を開けてください。ちょっとくるし・・・」
NO!!!!!!!!!!
やっぱりダメですヽ(;´ω`)ノ
「その金属製の管がいけないと思う。プラスティック製にしてほしい」
そういう問題でもない気がしましたが、本人の希望でしたので先生に伝えました。
「うちではプラスティック製のものは扱っていないんです」と先生。
旦那さんは断念して、再度トライ
・・・やっぱりNO
結果はわかっていましたが・・・
さすがに3回目の「NO」には先生も堪忍袋の緒が切れてしまったようで
「日本人だったらみんな我慢できますよっ」と豹変
先生、そんな言い方・・・(-。-;)
しょうがなくステロイドたっぷりの点滴をして頂くことになりました。
旦那さんは子どものように目をウルウルさせて苦しそうにしていました。
終了するまでに1時間ほどかかったでしょうか。
先生が何度も様子を見に来て下さいました。そして、「1回の点滴だけではねぇ。入院したほうがいいかもしれませんね」と。
点滴をして頂いた病院には入院施設がなく、他の病院を探すことになりました
そのとき、すでに彼が何を言っているのか聞きとりにくいほど、のどは腫れていました。
そうとう辛かったと思います・・・
次回につづく